少女☆歌劇レビュースタァライト 君とキラめくために   作:レリ

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え……嘘でしょ……?前回投稿してもう三ヶ月……?

どうも、レリです。

今回は前回言っていたようにスタリラでの日常ですね。はたしてこれは日常と言えるのかわからないって思いながら書いてましたが……。

それでは、どうぞ!


スタリラ編二話 日常Ⅰ

[ーレポートー

 

 

シークフェルト音楽学院に編入生が来て一週間が経った。その人は聖翔音楽学園に編入していた岡峰零センパイ。センパイが編入してきて私たち『気高き君(エーデル)』にレッスンを見てもらい、以前よりも結構レベルアップしていることが自分でもよくわかるほどのセンパイの凄さ。流石、あそこまでの第百回聖翔祭を作り上げた人だと思います。それに、たった一週間でこの学校の生徒全員と仲良く話しているのを見た時はすごく驚いた。それもセンパイの人柄の良さ、なんでしょうね。

 

 

書記 鶴姫やちよ]

 

 

「やちよ~?」

 

「なんですか?ミチルセンパイ」

 

「零見なかった?」

 

「零センパイですか?私は見てないですね」

 

「零ならレッスン室に行ってるぞ。レッスン室を貸し切りにしてな」

 

「貸し切り?なんで?」

 

「さあな」

 

「なら、レッスン室に行きましょうよ。そこで零センパイがなにをしているのか気になりますし」

 

「そうだね。じゃ、行こうか!晶はどうする?」

 

「……私も行こう」

 

「あれ、意外と素直に言うね。てっきり行かないって言うかと思っていたら」

 

「私も気になるからな」

 

「では、行きますか♪」

 

 

晶、ミチル、やちよが生徒会室を出てレッスン室に向かっている途中、遅れて向かおうとしていたメイファンと栞に会い、二人も同行することになった。そしてレッスン室に到着し、扉には貸し切りと書かれた紙が貼られており扉は閉ざされている。窓にもカーテンがひいており廊下側から中を見ることはできない。

 

 

「ずいぶん徹底してるね」

 

「ここまで隠されると余計に気になっちゃいますね♪」

 

「やちよ、どこからメモ帳を出したのですか?」

 

「あの、ここまでだとそんなに見られたくないってことなんじゃないんでしょうか。諦めて生徒会室に戻りましょうか?」

 

「鍵は開いているようだな」

 

「え、雪代先輩?」

 

「晶がこんなに興味をしめすのなんてなかなかないけど、そんなに気になるの?」

 

「……いや、まあ、確かに気にはなっている」

 

「わあ、素直……これも零と関わってきたからなのかな?」

 

「ミチル、今何か言ったか?」

 

「何も言ってないよ?じゃあ、そっと扉を開けて隙間から見ようか」

 

「え、みなさん?」

 

「栞は見ないのですか?」

 

「み、見ます……」

 

 

扉を少しだけ開けてレッスン室を覗き込む五人。端からみたら生徒会のメンバーがなにをしているのかと思うところである。

 

 

「いたいた」

 

「あれ、零センパイがいつも持ってるやつですよね」

 

 

零はレッスン室の窓際の壁に布に包まれている二つの物を立て掛けて布を取ろうとしているところだった。

 

 

「いつも布に包まれてるから中身がなんなのかわからないやつだよね。なんか聖翔のみんなは知ってるみたいだったけど」

 

「なんだと。彼女たちが知っていて私たちが知らないのは許せないな。問いただすか」

 

「みなさん、布が取れます」

 

 

栞の言葉で話していた晶たちが黙って見つめる。零が布を取って中身の物の姿が露になる。それを見て全員が絶句する。

 

 

「なに……あれ……」

 

「黒い剣と……」

 

「紅い剣……?」

 

「まさか……本物……?」

 

「問いただす必要性がより出てきたな」

 

 

零は二本の剣を背中に担ぎ、剣を引き抜き構えに入る。そして、そこに敵がいるかのように剣を凪払っていく。その動作で零がいつも巻いているマフラーが舞っているかのように見え、とても綺麗である。

 

 

「綺麗……」

 

 

誰が言ったのか……わからないぐらいに彼女たちは見惚れている。

 

 

一通り終わったのか、紅い剣を鞘に閉まってレッスン室の奥に歩いていく零。廊下から覗いている彼女たちからは見えない位置に行ってしまう。

 

 

「み、見えない……」

 

「これ以上ドアを開けるわけにもいかないですよ」

 

「バレますしね」

 

「もうバレてるぞ」

 

 

ガラッ!

 

 

「っ!」

 

『きゃっ!?』

 

 

突然勢いよく扉が開かれ、覗いていた五人(晶以外)が声を出しながらレッスン室に入るように倒れる。

 

 

「たく、始める直前に視線を感じたからなんだろうかと思ってチラ見したらまさかお前らが覗いているとはな」

 

 

いまだに倒れている五人の目の前にしゃがみながら言う零。

 

 

「い、いつの間に扉の前に移動を……」

 

「見えなくなったの一瞬だよね……?」

 

「移動速度が速すぎるぞ、零」

 

「んなことはどうでもいい。晶、本来お前は来ないか止めるのどちらかだろ。栞は衝動に負けたか」

 

「す、すみません……」

 

「……私だってお前のことは気になっているんだぞ」

 

「晶~それ、変な捉え方されるよ?」

 

「……///」

 

「(あれ、まさか晶……)」

 

「ところで零センパイ。それ、なんですか?」

 

「これか……まあ、見られた訳だし今さら隠すことはないか。これはだな……」

 

 

零は五人に夜天の剣と紅華の剣のことを細かく説明した。案の定五人は驚いていた。

 

 

「まさかこんなに綺麗な剣が日本にあったなんてね~」

 

「それの所有者が零なのもすごいがな」

 

「あたしとしてはもっと詳しく教えて欲しいですね」

 

「メモ帳出してもこれ以上喋る気はないぞ、やちよ」

 

「残念ですね」

 

「ですが、零さん以外誰も持てないなんて本当なんですか?もちろん零さんを疑っているわけではありません!」

 

「確かに私もそこが気になっています」

 

「メイファン、栞、持ってみればわかるだろ」

 

 

そう言って夜天の剣と紅華の夜を壁に立て掛ける零。だが、何気にメイファンと栞が持ちやすいように調整している零である。

 

 

「いいんですか?」

 

「いいよ。体験した方が早いだろ」

 

「確かにそうですが……わかりました。では、失礼します」

 

 

メイファンが夜天の剣の柄を握り、栞が紅華の剣の柄を掴んで持ち上げようとする。が……。

 

 

「……え!?」

 

「ほ、本当に、持ち上げられない……!?」

 

「メイファン、持ち上げられないの?」

 

「やちよもやってみてください!」

 

「え?いいけど」

 

「栞、ミチルと交換して」

 

「あ、はい!どうぞ!」

 

「ありがとう♪じゃあ、やちよ。せーので持つよ」

 

「了解です♪」

 

「いくよ。せーっの!!」

 

 

舞台では自身の丈ほどの長さがある大剣を振るうミチルだが、びくともしない。

 

 

「……全然、ダメですね」

 

「引きずることもできないなんて……次、晶……」

 

「ミチル、大丈夫か?」

 

「た、たぶん大丈夫……」

 

「無理はするなよ。では、私もやらせてもらうぞ。零」

 

「どうぞ」

 

「いくぞ…………ダメか」

 

「本当に誰も持てないんですね」

 

「まあな。そういうことだからこの二本はずっと俺が持っているんだよ。真剣だから布で包まなくちゃならないけど他の人からしたら竹刀か木刀だと思うだろうからそうやってカモフラージュしてる」

 

「なるほどな。確かに私も最初は竹刀かなにかかと思っていたからカモフラージュとしては正解だな」

 

「すっかり騙されてたしね~」

 

「すぐにバレたらカモフラージュとして意味ないだろ。さて、と……お前ら、これからは暇だよな?」

 

「え?暇じゃないよ。生徒会としてやる仕事がまだたくさんあるし」

 

「それならここに来る前に俺が全部片付けた」

 

『えっ!?』

 

「ほう……。なら暇、ということになるな。ただ、私としてはレッスンをしたいと思っているが」

 

「安心しろ。これからレッスンをやる。殺陣のな」

 

「え、た、殺陣、ですか?」

 

「十分待つ。全員着替えて武道場に来い。殺陣のレッスンを叩き込んでやる」

 

「えっと~零?なんで殺陣なの?」

 

「決まってるだろ。見させないようにしていたのに覗き見した罰として。『気高き君』としての殺陣、期待しているぞ」

 

 

そう言って零はレッスン室を後にして五人だけが残り、静まり返るレッスン室。

 

 

「零の殺陣……一度見てみたいと思っていたから好都合だと考えるか」

 

「いや、あの、晶?なんでそんな前向きな考えができるの?」

 

「零先輩、完全に怒ってましたよね?」

 

「とりあえず、着替えて向かいますか。時間に遅れたら……」

 

「あれ以上に怒りそうですし……」

 

「って!確か十分って言ってたよね!?早く着替えて行かないと十分で武道場に行けなくない!?」

 

「い、急ぎましょう!!」

 

 

慌ただしくレッスン室を出て着替えて武道場に向かった五人。武道場に着き、扉を開けると零が夜天の剣と紅華の剣を置いて正座をして精神統一をして待っていた。

 

 

「待たせたな、零」

 

「おう。じゃ、お前らはこれを使え」

 

「え、それって……」

 

 

零が指差したところには五人がすごく見たこともあるような形の五本の武器が置かれていた。

 

 

「これは……」

 

「それらはお前たちがあそこで使っていた武器、さすがに完全再現は出来なかったがあれに酷似しているのを俺が作った」

 

 

「え!?こ、これを、作った!?」

 

「こ、これを使って殺陣を?」

 

「零センパイはなにを使うんですか?」

 

「俺はこの二本を使う。五人がかりでこい。聖翔で教えた殺陣をお前らにも教えてやる」

 

「そ、その殺陣って……」

 

「あいつらは結構キツイって言ってたな。唯一ついてこれたのは双葉だけだった。さあ、始めようか!!」

 

 

その後、武道場前を通りかかった生徒たちが今までに聞いたことがないすごい音がしていたのを聞いたと報告があったらしい。

 

 

 

ちなみに零が道場を出た後、武道場の中には晶が武器を畳に突き立ててそれを支えにして立ってはいるが疲れているのがわかる。他の四人は全員畳の上で横になってゼェゼェと息をしていた……。

 




お読みいただきありがとうございました!


さて、皆さん、映画は観ましたか?私は公開した時に劇場を調べたら近所でやってないってわかってふざけんなぁっ!ってなりましたが劇場追加と出て見たら近所でやるんでよっしゃぁ!って思って公開日を調べて金曜日だったので仕事帰りに行くか!って思ってふと気づいて日にちをよ~く見たらあれ、この日、富士急なんだけど。ってなりました。まさかBanG Dream!の8thライブとかぶっているとは思いませんでしたね。一日目が現地だったんで。楽しかったな~。で、結局映画は四回観ました。


次回はスタリラの二周年日に出そうと考えています。二周年記念回として、です。

さて、ここで皆さんにちょっとした報告を。今、新作品でラブライブ!を執筆中なんですけど、もう一作品執筆しようと思います。満足に投稿できてないのにまた増やすのか、やめろやって思う方がいるかもしれませんがこれは、仕方ないんです。だって……衝動には勝てないんだもん!!

キリン「わかります」

……失礼。ということで、予定作品はアサルトリリィです!書いている人いるのかなって見たらいるんだって思ってこれは書きたいって思いました。内容はこの作品と同じようにオリ主を出します。今はまだそれだけの情報しか出せませんが。完成して投稿したら皆さん、ぜひ見てください!よろしくお願いいたします!


まあ、ぶっちゃけアサルトリリィかBanG Dream!で迷ってたんですよね……。


それでは、レリでした!
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