少女☆歌劇レビュースタァライト 君とキラめくために   作:レリ

25 / 27

こんばんは、レリです。

前回のスタリラ一周年記念……自分で読んで思ったのが、結構無理やりだしなんか……うんってなりました。

今回は日常編ではなくコロス編?です。では、どうぞ!


スタリラ編第三話

「これで、最後!!」

 

 

ザシュッ!

 

 

地下劇場、そこに先ほどまで溢れていたコロスの最後の一体を華恋が倒して再び地下劇場に静寂が訪れる。それを見届けた零は夜天の剣と紅華の剣を鞘に入れて舞台少女たちを見ると連続で、しかも大量のコロスを相手にしたため疲労が溜まっているのが伺える。

 

 

「皆、今はできるだけ休め。次にいつまたコロスが来るかわからないから今のうちに休んでおかないと後が大変だからな」

 

「うん、そうさせてもらうね。レイちゃん」

 

「零も休んだら?」

 

「いや、俺は周りを警戒しとく。全員が休憩してる最中に現れて襲われたらすぐに動けないしやられる可能性があるし」

 

「そっか。わかった」

 

「私は必要ない」

 

「ちょ、晶?」

 

 

零の言葉で各々が座ったりする中、晶だけがずっと立ったまま零に言ってきた。

 

 

「ダメだ。休め、雪代」

 

「自分の身体は自分がよくわかっている。必要ないと思った。だからいい」

 

「わかっていないから休めと言っている。どの戦でも休息は必ず取る。休息をしないでぶっ通しでやれば後が大変なことになる。そうなってほしくないからお前らには休んでもらいたいんだ」

 

「私はそんな事は絶対にない」

 

「お前は本当に自分の身体のことをよくわかっているのか?先に言うぞ。お前はわかっていない」

 

「なに?」

 

「現にお前は他の人に比べて少ないが息づかいが少し荒い。それに少量だが汗もかいている。それは身体が疲れているという証拠だ。ここまで言ってもまだ言うのなら……強制的に休ませる」

 

「…………わかった」

 

「わかればよし。さて、今のうちにいろいろ確認しておきたいことがあるんだ」

 

「確認しておきたいこと?」

 

「そう。まずは凛明館、フロンティアの参加者はさっきぶりだから自己紹介は省いていいな。シークフェルトもだけど」

 

「零、なにを確認したいの?」

 

「簡単なことだ。皆が持っている武器を知りたいんだ。聖翔の武器は把握しているが他の学校のはな」

 

「では、まず私たちから」

 

 

巴 珠緒率いる凛明館女学校演劇部。その五人が持っている武器が

 

 

巴 珠緒…………咲散花(白鞘の日本刀)

 

音無 いちえ…………いちえハリセン(扇子)

 

夢大路 文…………川蝉(ソードブレイカー)

 

秋風 塁…………流星丸(長刀)

 

田中ゆゆ子…………凛明亭遊眠(クナイ)

 

 

である。

 

 

「じゃあ、次私たち!」

 

 

大月あるる率いるフロンティア芸術学校舞台表現コースの五人の武器

 

 

大月あるる…………ヘヴンメーカー(二丁拳銃)

 

叶 美空…………ワイルドパンチ(槍)

 

野々宮 ララフィン…………ワンミリオンス(ハンマー)

 

恵比寿 つかさ…………ダストデビル(トマホーク)

 

胡蝶 静羽…………ユニコーンメイデン(鎌)

 

 

 

「最後は我々だな」

 

 

雪代 晶率いるシークフェルト音楽学院の生徒会五人の『気高き君(エーデル)』の武器

 

 

雪代 晶『白金の君(フラウ・プラティーン)』…………プラティーンランツェ(突きに特化したランス)

 

鳳 ミチル『蒼玉の君(フラウ・ザフィーア)』…………ザフィーアベシュトラフング(大剣)

 

リュウ・メイファン『紅玉の君(フラウ・ルビン)』…………ルビーンヘッレバルデ(蛇矛)

 

鶴姫 やちよ『真珠の君(フラウ・ペルレ)』…………ペルレンプファイル(ボウガン)

 

夢大路 栞『翡翠の君(フラウ・ヤーデ)』…………ヤーデアングリフ(サーベル)

 

 

である。

 

 

「ふむ。一つの学校で前衛、中衛、後衛ときれいに分けられるな。だが一つ言わせてもらうとするなら……音無」

 

「いちえでいいよ。で、なに?零」

 

「じゃあ、いちえ。君の武器はなぜ、扇子なんだ?」

 

「なんでだろうね~」

 

 

全員の武器を見た零はたった一人だけが武器のようで武器ではないのだ。悪く言ってしまえば扇子でどうやって戦うと言うのだろう。

 

 

「ねぇ、レイちゃん。メイファンさんの武器ってなに?見たことないけど」

 

「あぁ、あれは蛇矛(じゃぼう)っていう武器で中国の長柄武器の一種だ。確かリュウは中国の留学生だったよな。だから中国の武器を使っている………んだと思う」

 

「零さん詳しいですね!正解です!」

 

「親父から教えもらったからな。ある程度はわかる。さて、簡単な提案だがお前らのことを名前で呼ぼうと思ってるんだが、俺のことも零で構わない。嫌なら名字で呼ぶが、どうだろうか」

 

 

零の提案に各学校のメンバーで相談し始めたがシークフェルトだけが相談せずずっと黙ったままで全員が目を閉じて笑顔だ。

 

 

「俺が言うのもなんだがシークフェルトの奴らは相談はしないのか?」

 

「愚問だ。もう決まっている。おそらく他の学校も我々と同じ答えだろう」

 

「同じ?」

 

「決まりました」

 

「こっちも決まったよ!」

 

「おう。じゃ、答えは」

 

「もちろん、名前で呼んでもらって構いません」

 

「私たちも!よろしくね!零君!」

 

「先輩だよ?あるる」

 

「名前で呼ばせてくれるんだ、それぐらい構わない。では改めてよろしく頼む。みんな」

 

『はい!(うん!)』

 

 

ここまで僅か数十分の出来事。この短時間でこの場にいる全員とここまでフレンドリーになれたことに驚きながら見ているえる。それと同時にここに零がいて良かったと思っていたえるである。

 

 

「じゃあ次は次の戦闘に備えて立ち位置を決めよう。皆の持っている武器を考えて決めようと思っている。まずは戦闘において重要な前衛だ。ここの一番前に俺が入る。あとはどうする?」

 

「レイちゃんが前に出るなら私も!」

 

「私も」

 

「私も出ましょう」

 

「私も行けるわ」

 

「私も出ます」

 

「ミチルも前に出るよ!」

 

「ちょっと待て、一気に言われるとわからなくなる。一人一人順番に言ってくれ。紙とペンはあるからここに書いていく」

 

 

という事で一人一人言って立ち位置が決まった。まずは前衛組。

 

 

前衛

 

 

岡峰 零、愛城 華恋、神楽 ひかり、天堂 真矢、西城 クロディーヌ、巴 珠緒、夢大路 文、野々宮 ララフィン、鳳 ミチル、リュウ・メイファン

 

この十人だ。次に中衛組。

 

 

中衛

 

 

露崎 まひる、大場 なな、石動 双葉、音無 いちえ、叶 美空、胡蝶 静羽、夢大路 栞

 

この七人。そして最後に後衛組。

 

 

後衛

 

 

星見 純那、花柳 香子、田中 ゆゆ子、秋風 塁、大月 あるる、恵比寿 つかさ、雪代 晶、鶴姫 やちよ

 

 

この八人だ。後衛組はほとんど遠距離武器を所持している舞台少女だが近距離武器の舞台少女もいるがそこはもし、万が一前衛、中衛が突破されて後衛に襲いかかろうとするコロスに対処してもらうためと単純に一撃が強い武器があるというのもある。

 

 

「よし、決まったな。える。コロスの出現の原因は奴らがスタァライトを消すためだったよな」

 

「はい。岡峰さんの言うとおりコロスたちはスタァライトを消すために現れます。あなた方にスタァライトを守ってもらいたく集まっていただきました。ですが、コロスがいつ出現するのかはわかりません。倒してもキリがない。先ほどのレヴューでご存知のはずです」

 

「あぁ。だが、出現する個体数は今のところ変わっていない。そう考えると今後もあれぐらいの個体数が出るだろうな」

 

「おそらく」

 

「レイちゃん!」

 

「どうした?華恋」

 

 

いつの間にか休憩を終わらせてコロスがいたステージのところにいる華恋に呼ばれて零が行くと華恋は床を見つめながら指を指す。

 

 

「さっきまでこんなのあった?」

 

「いや、無かったはずだ。これは……」

 

 

床に落ちていた物を拾ってよく見る零。それは、金色のメダルのような物だった。

 

 

「メダル?いや、コイン……なのか?だがこんなの見たことがないぞ」

 

「それはコロスからドロップするコインです」

 

 

零の後ろに来てコインを見たえるが説明する。

 

 

「ドロップって。ゲームじゃないんだぞ」

 

「そのコインはある場所で使えます」

 

「ある場所?」

 

「ご案内しますか?」

 

「後でいいよ。今はコロスに集中だ」

 

「うん。そうだね」

 

 

 

コゴゴゴゴゴ…………

 

 

 

「なんだ?」

 

「……揺れてる?」

 

 

突如地下劇場に鳴り響く聞いたこともない音。その音で休憩中の舞台少女たちは武器を取り立ち上がり辺りを見回すが音が響いているだけで何も起きない。

 

 

「っ!全員、衝撃に備えろ!!」

 

 

いち早く何かに気づいた零が声を上げると同時にステージの中央にヒビが入りステージの下から何かが突き破って出てくる。ものすごい振動で立っているのが困難で全員が膝をついて体制を維持しながら目にした物。それは……。

 

 

「……塔?」

 

 

ステージの下から突き破って出てきた物はとても大きい塔だった。

 

 

「一体なぜこんなものが……」

 

「考えるのは後だ。来るぞ!!」

 

 

塔の入口が開き、中からたくさんのコロスが出てくる。

 

 

「総員体制を整えて先ほどの隊列を編成!前衛組は整い次第攻撃開始!だが無茶はするなよ!中衛組は前衛組のサポート!後衛組の遠距離組は塔の入口から出てくるコロスをできるだけ迎撃!近距離組は最終防衛ラインだ!突破されないよう頼むぞ!!」

 

『了解!!(はい/うん!!)』

 

 

全員の返事を聞いて零は口角を上げながら夜天の剣と紅華の剣を引き抜き、

 

 

「行くぞ!!」

 

 

そう叫んで走り出す。コロス群の先頭にいた二体を斬って消滅させる。すると、両サイドから華恋とひかりが飛び出しコロスを消滅させる。それに続いて他の前衛組も戦列に参加してコロスを消滅させていく。

 

 

「レイちゃんの隣は!」

 

「私たちの位置!」

 

 

華恋の言葉に続くようにひかりが言うのを聞いて零は(任せられる)と思った瞬間にコロスにではなく目の前に一気にたくさんの矢が飛来しステージに突き刺さる。零はすぐに矢を放った人物、純那に目を向けると真っ直ぐ自分に矢を向けて放ってきたので急いで体をひねって避ける。

 

 

「あっぶねぇな!」

 

 

と、声をあげてもう一度純那を見ると先ほどのを無かったかのようにコロスに矢を放っていた。チラッとこちらを見てきた純那の目は、

 

 

『後でななとお話ね』

 

 

そう語っていた。それを零は、

 

 

(なんで!?)

 

 

そう思いながらコロス群に突撃していったのだった。

 

 




お読みいただきありがとうございました。


聖翔以外の舞台少女の武器の名前、あれは公式ですよ?いちえの扇子の名前がハリセンってことに驚きましたが。あと立ち位置は☆二の状態です。もしかしたらそのうち☆四の立ち位置に覚醒するかもですが。あと決して文字数稼ぎではないですよ?(震え)


スタリラでも青嵐メンバーが出てますが青嵐がいるメモしかでないんですよね、なぜか。皆さんは出てますか?自分はもう誕生日の珠緒と晶が出てくれたので満足してます。

それでは以上、レリでした!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。