SWORD ART ONLINE fff 王の軌跡   作:天城時雨

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アホがまた新しい作品に手を出したらしい。
角持つ少年より不定期でただの剣士よりは投稿密度高いかなぁ。
まぁ受験勉強忙しいんでどっちにしろ頻度は低いですけどね。

SAOです。オリ主です。キリトはキリコです。fffはタグで察してください。


Introduction
王は買い出しにいく


──転生──

生あるものが死後に生まれ変わること。

元々はヒンドゥー教(バラモン教)の思想であるこの概念は現代では輪廻転生等と区別されることは無く、「生まれ変わり」として使われる言葉である。<Wikipedia参照>

 

近年多くのライトノベル等で扱われるようになったこの転生。主にトラックに衝突することで起こっていたこれは、神の手違いにより死んだ人間がそのお詫びとして異世界に転生した、気付けばゲームの世界にいた、といったふうに日々バリエーションを増やしている。しかも最近は創作物、いわゆる二次元に転生する物もあるらしい。

 

さて、いきなりこのような話をぶち込んだことから皆だいたい予想しているだろうが、俺も転生したわけだ。

 

どこにでもいる高校生がトラックに引かれた。しかしそれは神様の手違いで、そのお詫びに転生させてもらえる。まさに使い古された転生物の王道だ。特に特典等はもらっていないがまぁそれはいい。ともあれ俺は転生した。これはそんな俺の物語。

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

「兄さん!洗濯終わったよ~」

「サンキュー亮平。じゃあ庭に干してくれ。京介、亮平手伝ってやれ」

「了解」

「あいよ~」

 

「お兄ちゃん!お腹すいた~!」

「すいた~!」

「若菜、七海もうすぐパンケーキ焼き上がるから席に座ってなさい」

「「はーい!」」

 

「…兄さん大丈夫か?……手伝おうか?」

「そうだな。じゃあ誠也は皆の皿を用意してくれ」

「………わかった」

 

「兄ちゃんただいま!」

「「ただいま!!」」

「あぁおかえり和馬、大輔、直人。もうすぐおやつの時間だ。手を洗って着替えて来なさい」

「「「はーい!!!」」」

 

「今日はパンケーキ?おいしそう」

「絵里、つまみ食いは許さんぞ。真理と一緒に亮平達の手伝いしてこい」

「ブーブー!」

「うぇ!?アタシもかよ…」

 

「手洗ってきたよ!」

「着替えきたよ!」

「おやつまだー?」

「じゃあこのパンケーキ皿に移してテーブルに運んでおいてくれ。俺は先生呼んでくる。つまみ食いすんなよ」

「「「はーい!!!」」」

 

今日も賑やかで大変よろしい!

俺は今孤児院で元気にやってます!

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

「先生。おやつの時間だ。皆待ってるぜ」

「むぅ。菊斗よ、父さんでいいと言っておろうに……」

「やだよ。恥ずかしい」

「ふむ。私がお前さんを拾ったばかりの頃は父さん父さんっていって後ろを着いてきてくれたというのに。時の流れは残酷だな」

「やめろやめろ、いつの話してやがる。んなことよりおやつの時間だって。後はアンタ待ちなんだよ」

「わかった。すぐに行こう」

 

さて、今の会話からわかるように俺は捨て子だ。この孤児院の前に捨てられていたらしい。らしい、というのもさすがに転生してすぐに意識がはっきりする分けもなく、物心つくまでは自分が転生したということすら覚えていなかった。ちなみに菊斗は俺の名前だ。ここにいる子供は皆苗字は先生の野見山を名乗っている。

 

「にしてもあんなに頼りなさそうなお前さんが今ではここで皆を引っ張るリーダーとはな。世の中何が起こるかわからん物だ」

「ま、兄さんや姉さんは皆独り立ちしていったからな。一応年長の俺がしっかりしなきゃいけねぇし」

 

廊下を歩きながらの先生の雑談に応じる。そう、今この孤児院では先生を除いて俺が最年長だ。たまに独り立ちした兄さん達が来ることもあるが実質俺が皆のリーダー格である。とはいえいまだに高校生だが。ちなみに二度目の高校生活はまあまあ充実している……はずだ。

 

「まぁなんだ。気ぃ張りすぎるなよ」

「わかってるよ。ほら急げ、皆待ってるぞ」

 

 

☆☆☆

 

 

皆パンケーキを食べ終わり、あと片付けもすんだので夕飯の買い出しにいくことにする。

 

「んじゃ買い出し行ってくる。なんか欲しいもんあるか?」

「アイス食べたーい」

「俺も俺も」

「おいおいパンケーキ食ったばっかりだろうが。夕飯入らなくなるぞ」

「お兄さんのご飯ならいくらでも食べれるよ」

「ったく。欲しい奴手ぇあげろ」

 

 

☆☆☆

 

 

結局全員分買ってくることになってしまった。もう少し、こう、施設で生活している自覚を持ってほしい。とはいえ国からの支援金のおかげであまり経済的に苦労しているわけではない。むしろ裕福と言えるだろう。そのためうちでは学校のテストでいい成績を残したらお小遣とは別にご褒美に欲しいものを一つ買ってもらえるというルールがある。皆そのご褒美のためにと頑張っている。小学生の欲しいもんなんざ限りがあるしな。

 

俺も欲しいものはある。特にゲーム機は欠かせない。生まれ変わる前──前世からこれだけはやめられなかったのだ。が、そこは年長者。しっかりバイトして貯めた金で買うようにしている。小遣いは中学入って卒業した。

 

そんなことを考えながらチャリをこいでいたらスーパーに着いた。駐輪場に我が愛車をとめ、スーパーに入る。今夜はカレーだ。カレーはいい。大人数で囲めるし、材料も安い。そのうえ多少は日持ちもする。皆のご褒美を買うことができるように、我が家の夕食ではカレーと鍋が双璧をなしている。

 

とにもかくにも、まずは食材を買おう。アイスはその後だ。かごに入れてると溶けるしね。人参人参っと。

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

スーパーに来るのなんていつぶりだろうか。基本的に学校以外で外に出ることはないし、家事や買い物には妹が行ってくれていた。そんな妹が剣道の合宿で今朝からいないのだ。さらに両親も泊まりで出張だ。どちらも2泊3日なので明後日まで帰ってこない。それまでは必然的に家事から買い物まですべて自分でやらなくてはいけない。まあ当たり前と言われるとそれまでなのだが。

 

今日はカレーでいいか。明日もそれで凌ごう。早く帰ってゲームしたいなぁ。えっと人参人参。




ゲーム好きでインドアで剣道やってる妹がいるなんて一体こいつは何ヶ谷なんだ!?
ってか一話とはいえSAOのSの字すらでないというね………

まぁ気長に生暖かい目で見守ってくだせぇ。

さて、
このような駄文を手に取っていただきありがとうございます。

誤字報告、アドバイスお待ちしています。

では、またいつか

ps.びっくりしたぁ。
  原作名が自分のメアドになってた件。
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