破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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ヤベェ…話思い付かん…

取り敢えずリホーマーちゃんの専用装備のお話。



新兵装実験中

H&R社…研究室

 

リホーマーはとある装備の試験をしていた。

その装備?は様々に形態を変え盾、巨大な腕、ブレードアーム、配線コードなど…様々な型となっていた。

 

リホーマー「ん〜…なんとか作れたのはええけど…これじゃ最大強度が足りないやないか。」

 

妥協なんて許されない。そんな世界を味わったリホーマーは真剣になっていた。

 

G36「お昼持ってきました。…リホーマーさん何作ってるのですか…?なんか黒い水の様な物が脈打ってキモいんですけど…」

 

リホーマー「ナノマシンの兵器、ナノマティックウエポンってウチは呼んでるんや。一瞬にして衝撃を吸収したり硬くなったり弾性を帯びることもできる。鉄血の頃から少しずつ研究やらなんやらしてたんやけど…まだまだ実戦じゃ出せん代物や。

せめて対戦車ロケット食らってもビクともしなけりゃええんやけどまだまだ改良が必要のようやの。」

 

リホーマーは身体に黒い水状のナノマシンが纏い始めた。

 

G36「なんかエロい……」

 

リホーマー「分かるわ、確かにコレは問題やの。なんかスライムに取り込まれるって感じかな?」

 

18禁のファンタジー物でありそうな光景だった。

 

リホーマー「昔思ったんや。

どんな壊れ難い武器といえど壊れればお終い。なら硬い素材や単純な構造にすればええんやないか?誰しもがそう思う。誰もがな。それが普通の考え。」

 

G36「そうですね。素材や構造を硬く単純にすれば丈夫になるの当たり前です。しかし何故それがこんなキモい黒いナノマシンに行き着くの?」

 

リホーマー「いい質問や。昔ずっと考えてこの答えに辿り着いたからの。

 

一つ質問するわ。液体は壊せるか?斬れるか?」

 

リホーマーの質問にG36は答えた。

 

G36「液体は壊す?斬る?すいません。意味が少し分からないのですが…」

 

リホーマー「液体に衝撃食らって飛び散るだけ。斬ってもすぐに元に戻る。つまり壊れないし斬れない。

 

つまりや…その液体をナノマシンに置き換えて形状は自由自在すればええんやないかってな。

もしコレを量産出来きて特許を取得出来れば億万長者も夢じゃ無いけど…まだまだ使えんよ。」

 

G36「いや…これでもかなり便利そうだけど…」

 

リホーマー「強度の問題で7.62弾はギリギリいけるけど12.7mmライフル弾は貫通してしまう。言ったやろ?最低でも対戦車ロケット食らってもビクともしない強度じゃなければ世に出せん。」

 

妥協は一切は一切無かった。

 

リホーマー「まぁ便利なんやけどな。例えば……よっと。」

 

液状のナノマシンが黒い腕に変化そして黒い腕が伸びペットボトルを取った。

 

リホーマー「あとなこういうのとかな。」

 

更に形状は変化し細いコードの様な物に変化。パソコンのUSBの穴に刺した。

 

リホーマー「起動…そしてシャットダウン。っと。」

 

G36「ハッキングも出来るのこのナノマシン?」

 

リホーマー「出来るんやで〜。ハッキングの精度は落ちて無いし。」

 

G36「もうそれ売りに出したら?」

 

リホーマー「妥協して死んだら元の子もないやん。妥協して痛い目に遭ったばかりやしな。それと油断もやけど。」

 

 

キチンと反省をするリホーマー。果たしてこの兵装、日の目を浴びる日が来るのだろうか?

 

 

 

 




H&R社…試作段階兵装

試作型新兵装ナノマティックウエポン

あらゆる形状に変化しブレードアームや腕などをに変化する事が出来る。
衝撃、斬撃を受けても素早く元に戻る。
ナノマシンはある程度の機能が存在しコードになり直接コードを刺しハッキングする事が可能。
(ハッキングの精度は落ちない)

問題点
7.62mm弾は耐える事ができるが12.7mm弾もしくはそれ以上の威力の兵器に対して防御性能が低い。


※試作段階の為改良の余地あり





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