破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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何とか抜け出せたリホーマーとG36
しかし待ち受けるのはハンターの策略と処刑人の追跡を躱すが…



鉄の包囲網の突破作戦

ショッピングモール…駐車場

 

リホーマー「急げ!急げ!あの二人の追撃はエグイからの!」

 

G36「本当何で私まで…!了解…!車を発進させます!」

 

リホーマーとG36は急いで車に乗った。何とかハンターと処刑人から一時的に抜け出す事に成功しG36が車を走らせ道路に出た。

 

リホーマー「高速に出るんや!さっさと本社に帰るで!」

 

G36「分かっています!本当リホーマーさんはいつもこんな目に合ってますね。熱いお茶顔から被ったり。何も無い所で転んだり。」

 

リホーマー「ホンマそうやで…厄払いしてもらおうかの。そう言う系の人がいたら。」

 

自分の不運に対して愚痴るリホーマーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高速道路…

 

本来車が行き交う筈の高速道路だが車はリホーマーとG36が乗っている車だけだった。

 

G36「リホーマーさん。おかしいですよ道路に走っている車が私達だけなんて。もしかしたら鉄血の罠かもしれません。」

 

リホーマー「いや。絶対そうや。あの二人の事や、もう逃走経路はバレて予測して罠貼って来とる筈や。ホンマ戦うも逃げるもあの二人は面倒臭い…。」

 

G36「そうなんですか?私なんて鉄血のハイエンドモデル初めて見ましたからよく分からないですよ。」

 

リホーマー「まぁ大半はそうやろな。アサルターとの合流地点まであと数キロ。包囲網突破できるかの…いややるしかないか。

 

G36!緊急用の脇道に入れ!待ち伏せの可能性があるなら尚更通りたく無い!」

 

G36「了解!代わりに給料に色付けて下さいよ?」

 

リホーマー「おう!付けたる!1.5倍払ったる!」

 

待ち伏せを警戒し緊急用の脇道を通り高速から降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道路…

 

出たのはいいがまたもや色々と不運に直面してしまった。

 

リホーマー「なんで!?何で鉄血がここにいるんや!?てっ!?ビット!?スケアクロウか!」

 

スケアクロウ「まさかリホーマー…お前に会うとわな…。制御システムを返して貰うぞ!」

 

たまたまその道を通っていた。スケアクロウ率いる鉄血部隊とかち合って追われていた。

車で追って来る鉄血兵達は車に付いている機銃や粒子ライフルで弾幕を張りリホーマーとG36に迫っていた。

 

G36「本当1日に鉄血ハイエンドモデル三体に遭うって本当呪われてるわよ!」

 

リホーマー「なんでやぁぁ!?普段の行いはええ筈なのに!」

 

更に追撃が現れる。

 

ハンター「見つけたぞ!裏切り者!」

 

処刑人「全く手間掛けさせやがって!大人しくさっさと捕まれ!」

 

リホーマー「嘘やろ!?」

 

ハンターと処刑人が乗った黒と紫のスポーツカーが乱入し鉄血ハイエンドモデル三体に追われる羽目になった。そんな時リホーマーとG36に希望が訪れた。

 

ゴゴォォォォォォォッ!

リホーマー「ん?アサルターか!!やっと来たか!足止め頼む!!」

 

アサルター「………!」

ギュュィィィンッ!

 

アサルターがやっと来てくれた事に安心したリホーマーだった。

 

アサルター「………!…」

ギュュィィィンッ!ガッシャァァァンッ!

 

リホーマー「アサルター!?お前!アレ使う気か!え?マジで!それはマズイで!あぁ…!クソ!G36!もっと距離取れへんか!取れへんと巻き添え食らうで!」

 

G36「巻き添え?!アサルターさん何しようとしてるんですか!?」

 

リホーマーの慌てて具合にG36はリホーマーに質問した。

 

リホーマー「さっさと距離を取れぇ!死ぬから!ホンマに死ぬかもしれんから!」

 

 

 

そんな事を尻目にアサルターの背中のユニット格納庫から8本の鉄の板?らしき物が出た。

そして8本の鉄の板は円状の鉄の物が合体した。

 

アサルター「………!!」

ガッシィィィッ!

 

そして紫電を纏い始めプラズマが発生していた。

 

リホーマー「あぁ…ホンマにやる気や!!もっと速度上げろや!ホンマ死ぬ!死にたくない!」

 

G36「だから何やろうとしてるんですか!教えて下さいよ!」

 

リホーマー「アサルターのやろうとしてる事はの!

 

辺り一帯に超高エネルギーのプラズマを放射して半径150mを殲滅するって奴や…!

あっ?まて?いや!やったれ!直線状にやれる事忘れとったわ!」

 

アサルター「…………!!」

ギュュィィィィィィィ……!

 

チュドォォォォォォンッ!!!

 

そして鉄血の方に高密度のプラズマレーザーが放たれた。しかし威力が威力なだけに衝撃波に巻き込まれた。

 

リホーマー「やっぱ衝撃波に巻き込まれたか〜…(現実逃避)」

 

G36「リホーマーさん…

ロマンを追い求めるのはいいですけど…

加減して下さい。(微笑みながら)」

 

リホーマー「嫌や…」

 

そして辺りは光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

H&R社…病室

 

病室と言っても人形(メイド人形)しかいない為修復装置しかない病室。

そこの修復装置に二人は入っていた。

 

リホーマー「ぁぁ…死ぬかと思ったぁ…

アサルター手加減してくれや。ホンマに。

あとワザと外して道路を横断する様に放って封鎖したなんてな…あと給料に色付ける話やっぱ3倍にするわ。」

 

アサルター「…………!…」

ギュュュュ……

 

G36「それはありがたいですが…もう二度とこんな目に遭いたくないです。命いくつあっても足りませんよ。こんなの。」

 

アサルターはプラズマビームを直接狙うのではなく道路を横断する様に放ち巨大なクレーターを作り封鎖と同時に衝撃で吹っ飛ばしたりして行動を不能にしただけだった。

 

リホーマー「あと寝てる間に考えたんやけど…このH&R社の始まって以来の問題や。」

 

G36「面倒事はもう勘弁して下さいよ。」

 

リホーマー「他の会社との付き合いが全く無い、皆無や。そこでな。PMCの武器庫に直接売り込みに行こうかなってな。」

 

G36「天才と馬鹿は紙一重ってこの事ですね。(笑)

ブラックウォッチと組めばいいじゃないですか?」

 

リホーマー「その言葉を言うんといて。思い出して震えが止まらんから。」

 

軽くトラウマをほじくられたリホーマー。

 

リホーマー「大事やで。アサルター連れて行くから大抵の敵は捻り潰せる。」

 

G36「H&R社の防衛はどうするんですか?」

 

リホーマー「ゴリアテを巡回でどうにかなるやろ?多分やけど。まぁ緊急事態になったら呼んでな。」

 

 

リホーマーは直接兵器売り込みにアサルターを連れてPMC 武器庫に行く事にした。

 

 




何とか逃げ切れたリホーマーとG36(二人とも満身創痍)

でもリホーマーは止まらない!



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