果たして彼女の警告は善意かはたまた悪意か……
NTK様作「人形達を守るモノ」のコラボ。
作戦終了後のマーダーの心情と行動です…お覚悟を…
バレット「…マーダー、そっちに侵入部隊が来るから喰うのをやめろ」
マーダー「ング…しょうがないわねぇ」
M1895「…こやつも喰うのか…」
バレット「…も?」
も…?あら?私以外にもこういう事する物好きがいるのかしら?
会ってみたいわね。
スミス「大丈夫か?」
バルカン「まぁ、とりあえずは…悪いけど、肩貸してくれないか?」
スミス「いや、こっちの方がいいな」
バルカン「うわっ⁉︎ちょ、ちょっと!」
あらあら。お熱い事…
バルカン「あ、あの…スミス?その…」
スミス「恥ずかしがるなよ、怪我してんだから大人しくしてなって」
バルカン「そうじゃなくて…手…」
スミス「手?…⁉︎わ、悪い!わざとじゃないんだ!」
珍しくわね、あの単細胞チンパンジーがあんな顔するなんて…
面白いわねぇ…
さてと…
バルカン「いや、それはわかってるんだけどさ…気をつけてくれよな…?」
スミス「お、おう…」
侵入部隊と合流しマーダーは気になっていた人の一人であるレストに声を掛けた。
マーダー「レストといったかしら?ちょっと二人で話せる?」
レスト「何が目的だ?ウェイターの過去を掘り返したんだろ?このサイコ野郎…。場合によってペルシカに報告するぞ?」
マーダーは一瞬固まったが喋り始めた。
マーダー「復讐の相手殺せて良かったわねぇ?どうだったかしら?嬉しかったかしら?それとも快感を感じた?」
その瞬間レストはマーダーの胸ぐらを掴み掛かり殺気を撒き散らし睨みつけた。
レスト「お前…俺を挑発してもいい事なんてねぇぞ?なぁ?この場で殺してやろうか?」
怒りを露わにしたレスト、マーダーは構わず喋り出した。
マーダー「そのドス黒い殺気を帯びた眼差し…いいわねぇ…、さてと…忠告でもしておきますかな?」
レスト「忠告?お前に忠告なんてされる覚えはない。さっさと消えろ、それか俺が消してやろうか?」
マーダー「私の前以外で壊れて欲しくないからよ?壊れるなら私の前でその様を見たいからねぇ…」
青筋を立てるレスト、マーダーは無視して話し始めた。
マーダー「貴方のそういう闇……何かを拍子で壊れて廃人になるかもねぇ?」
レスト「何が言いたい…」
マーダー「復讐の余りに我を忘れ私の目の前以外で狂って滅茶苦茶になったらつまらないじゃない?ねぇ?
まぁ私が本当に言いたいのはね?
復讐するなら…される覚悟を持っておきなさい。
それで壊れては私がつまらないからね♪」
マーダーは怪しく微笑みながらレストを言い放った。