破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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F05地区鉄血司令部及び防衛施設破壊作戦…3

F05地区…廃工場団地周辺

 

EA小隊はペイロードとマーダーの狙撃支援組とフレイムとデストロイヤー、バルカンの突撃組に分かれて行動する事になった。

 

そしてペイロードからバルカンの無線に掛かってきた。

 

ペイロード『あの、バルカンさん?何ヶ所か防衛施設が建設途中で地雷も設置途中の場所があるんです、そこから行きませんか?弾の節約やダメージを負う事が機会を少なくしたいので』

 

バルカン「おう、そうか。そこから行こう。ドリーマーの奴どんな罠仕掛けてるか分からないからな。戦力の温存は大事だ。フレイムもそう思うだろ?」

 

フレイム「そうですね、私は賛成です」

 

デストロイヤー「いいじゃない、さっさと行こ!」

 

突撃組はペイロードの指示の元、不完全で建設途中の防衛施設に向か事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃工場団地…建設途中の防衛施設

 

鉄筋コンクリートの壁はまだ7割程しか置かれてなくその不足を装甲車を壁にして補っていた。また自走可能なジュピターが陣取っていたが稼働はしていなかった。

 

バルカン「コイツら、いつから自走可能なジュピターなんて作れる様になったんだよ…」

 

フレイム「これは後で報告しないといけないですね…明らかな脅威ですから、デストロイヤーちゃん?何か知らない?」

 

デストロイヤー「私鉄血にいた頃には無かったわよ。自走できる要塞砲ジュピターなんてもの聞いてもないわ」

 

バルカン「まぁ起動してないってのはある意味都合がいい、戦闘は避けられないが無理な突破より全然マシだな。ペイロードありがとな!」

 

ペイロード『指揮のやり方や考え方を教えてくれたアレクサンドラ指揮官のお陰ですよ。あとこの先視界の確保が難しいので見晴らしのいい近くのビルに移ります。その間は支援出来ないのでピンチになったら直ぐ撤退してください』

 

バルカン「分かった、ペイロードもあんま無理すんなよ」

 

ペイロード『了解です』

 

ペイロードからの通信を切り突撃組は建設途中の防衛施設に向かって突撃していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1狙撃地点…

 

ペイロードは少し疑問に思っていた。何かがおかしい、しかしその何かが分からない。少し頭の中にずっと引っかかっていた。

 

ペイロード「何かがおかしいですね…中途半端で建設途中の防衛施設…しかもジュピターは稼働してない…」

 

ペイロードそんな事を考えながらマーダーと移動しながら次の狙撃地点に向かっていた。

 

マーダー「どうしたんですか?」

 

ペイロード「あの防衛施設どう思いますか?マーダーさん」

 

マーダー「私?……何か誘ってる?…いや…何か違和感は少し感じたんですが…すいません。こんな感じで…」

 

ペイロード「……誘ってる?いや…でも…

奴ならそうやっても何の違和感もない!

 

マーダーさん!!もしかして…!?」

 

ペイロードは慌ててバルカンに連絡を入れようとした。

しかし…

 

ペイロード「かからない?!どうして!」

 

ドリーマー『ありがとね〜…ゴミクズ人形、貴方のせいね。まさかあんな誘導に引っかかるなんてねぇ…馬鹿らしい』

 

ペイロード「そんな…!傍受された…!?」

 

ドリーマーに無線を傍受された。

 

ドリーマー『あぁあ…大変よ?貴方の指揮せいで仲間が今頃、地雷が大量に設置された道の中、しかも高所からのイェーガーとストライカー、ジュピターのキルゾーンの中よ?()()()()()()()()()()()

 

ペイロード「嘘だ!お前の話なんて…!信じるか!」

 

ドリーマー『キャハハハ!私は真実を言ってるだけよ?まぁ強行突破しても同じ結末だったけどねぇ?

やっちゃったわね…もっと指揮が上手かったら、もっと確認をしておけば、もっと早く気付けば、そう思ってるんでしょ?』

 

ペイロード「私は……そんな事、思って『思ってるんでしょ?ゴミクズ』」

 

ドリーマー『使えない人形の指揮のせいで大事な大事な仲間が死んじゃった〜…その使()()()()()()()()()()

 

ペイロードは混乱していた。私のせいでバルカン達が…死にそうになった?私のせいで?と。

 

マーダー「しっかりして下さい!あんな言葉に騙されないで下さい!」

 

ペイロード「ま、マーダーさんありがとう、そ…そうですね…、嘘しか言わないゴミ鉄血人形の言う事なんて…」

 

ドリーマー『分かったわよ、世話焼けるわねぇ…通信妨害を一旦切って上げるから通信でもして聞いて見れば?ほら?切ったからさっさとかけて真実を確かめてみなさい。ほら?ほら?』

 

ペイロードは恐る恐るバルカンに通信をした。

 

 

 

 

バルカン『やっと掛かったかペイロード!ヤベェぞ!ストライカーとイェーガー、ジュピターが待ち伏せてやがった!早く狙撃支援をta『はい、終了〜』

 

 

 

 

ドリーマー『分かったでしょ?使()()()()()()()()()()()()()()()()って事が?

()()()()M()1()0()7()の妹ちゃん?貴方はあとで捕まえて人質にでもなって貰うからね?』

 

ペイロード「もういいですよ…ここのビルから貴方のムカつく顔面に向かってぶち当てればいい話ですから」

 

ドリーマー『あら?話が合うわね。いい演出でしょ?私が勝てば全滅する、そして貴方が勝てばバルカンやらデストロイヤーやらフレイムやら助けられるってね。楽しいゲームの始まりよ^_−☆!』

 

ペイロードの階段を登る足が早くなった。

 

ペイロード「幾ら気が弱いからって言っても怒る時はあるんですよ?

 

絶対にアンタの頭消しとばすから 」

 

ドリーマー『やって見なさい、そして自分の弱さを思い知りなさい』

 

ドリーマーが居ると思われる鉄血司令部の距離約3000〜3500m、丁度ボンヤリと見える位置にあり突撃組に狙撃支援をする為ペイロードはドリーマーと長距離射撃対決する事になった。

 




超長距離狙撃の対決が始るッ!




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