ビル…階段
ペイロード「貴方の頭に風穴あけて上げるから待ってなさい!」
ドリーマー『待ってるわ…I.O.Pのゴミクズ人形♪』
階段を上り屋上へ急ぐペイロード、マーダーは弾薬や煙幕などが入ったバックパックを背負いペイロードの後をついて行く。
ペイロード「マーダーさん!周りに鉄血が居ないか確認お願いします!」
マーダー「分かりました!」
階段を登り切り屋上の扉の前に着き扉を開ける。しかし突然の特大レーザーが放たれ、なんとか紙一重で回避
屋上の階段はと特大レーザーで破壊され下手に登ろうとすると崩れそうで登れない
ドリーマー『あら?意外と反応速度速いのね?」
ペイロード「…
マーダー「大丈夫です!すいません屋上に来れそうに無いです!」
マーダーも回避できたが階段が破壊され分断されてしまった。
ペイロードは特殊骨格を起動、四つのアームが床に設置、そして杭打ち機で固定され大型のバイポッドが出来上がった。
ペイロード「マーダーさんは下で鉄血が来たら知らせて下さい!私はドリーマーを殺ります!」
マーダー「分かりました!来たら知らせます!」
そしてペイロードは鉄血司令部にスコープを合わせドリーマーを見つけた。
シュンッ!
ペイロード「っ!!」
ドリーマー『あぁ…惜しかったわ、あと左に5cmってとこだったかしら』
ペイロード「調子乗ってられるのも今のうちですよ?貧弱芋砂さん?」
ペイロードは集中する。
時間が無い、速くやらないとバルカン達が危ない
1発
1発で決めないと…じゃ無いと私が死ぬ
あの芋砂のイラつく顔面に…
ドリーマー『まだ撃てないの?緊張して引きがn(ドォォンッ!)』
1発の弾丸は一直線にドリーマーの向かって放たれた
ビルやマンションの隙間を縫うように放たれ弾丸はドリーマーのスコープに直撃
ドリーマー『ギャ…ッ!』
スコープ越しに頭が吹き飛ばされたドリーマー " だったモノ " が倒れていた
ペイロード「芋砂が調子に乗らないで下さい、今度来たらまた頭吹き飛ばしてやりますから、、、」
すぐさま下の階にいるマーダーに声をかける
ペイロード「マーダーさん!大丈夫ですか?!」
マーダー「大丈夫です!それよりペイロードさん勝てましたか!?」
ペイロード「頭吹き飛ばしてやりました!あの芋砂に!」
マーダー「やりましたね!速くバルカン達を助けましょう!」
ペイロード「はい!」
ペイロードは突撃組が立ち往生しているエリアにスコープを合わせた。
ペイロード「今助けm(ガチャ…)」
ペイロードの後頭部に冷たい鉄の塊が突き付けられ鋭く、そしてドス黒い殺気が向けられた。
??「私の " ダミーとはいえ " 兄妹揃って私の頭をよく吹き飛ばしてくれたわね?」
ペイロード「え…」
とても嫌みたらしい猫撫で声が後ろから聞こえる。
??「光学迷彩って便利よね〜貴方の集中する姿がハッキリ見えたわよ?
ペイロード「嘘…でしょ…あり得ない…そんな事…!」
??「予想外でしょ?ここにいるなんて?私がなんの対策も保険も掛けずこの前と一緒な事するとお思ってんの?I.O.Pの人形の頭の中はお花畑だったのかしら?ねぇ、ペイロードちゃん?」
少しづつ後ろを向く、見えるのは長い黒いヨレヨレの髪、鉄血特有の血の気の無い肌と見るだけでイラつく顔が目の前に余裕の表情を見せていた。
ドリーマー「大丈夫、まだ貴方は殺さないからね。それにしてもあの出来損ないの鉄血が腑抜けになってくれて良かったわぁ…流石にアレは面倒だし」
ペイロード「マーダーさん!逃げて下さい!速く!」
ドリーマー「ゴミクズの分際で何してんだぁ?オマエの電脳取り出してプラウラーに載せるか?ア''ァ"ァ"!?」
ドォンッ!
ペイロード「……ッ!ギァァ!」
ドリーマーはペイロードの右足を撃った。ペイロードは倒れ動けなくなる。
ドリーマー「はぁ…あまり手間掛けさせないでよね?貴方には餌になってもらうのよ。だから殺さないであげるの。でもあまり私を怒らせると貴方の寿命がゼロになるからそれだけは覚えて起きなさいよ?」
物語は決して
悲劇が始まる
あと一話進めた後、救出イベント開始致します…
さて…悲劇は回避できるのか?
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