回避不可の破滅の弾頭によって…!
あの後、無事夜戦準備していた機械装甲兵を鹵獲し権限を奪いウランの採掘をさせる事に成功。
その頃からG36やアリシアと会う事が気まずくなり兵器工廠に篭ってある兵器を開発していた。
H&R兵器工廠…
リホーマー「ヒュージキャノンの試作品は出来たけど…、これはエグイもん作ってもうたな。」
円筒状のガスタービンジェネレーターと口径が40cm、長さが30mの巨大な砲が付いた異様な兵器だった。
リホーマー「ここまでやるのに苦労したで…燃焼ガスを超圧縮した薬室を砲弾の通過にシンクロして順次点火させ、驚異的な加速を砲弾に与える計30のガスタンクを搭載した多薬室砲の構造はキツかった…」
構成は折りたたまれた巨大な主砲と円筒状のガスタービンジェネレーターから成り、圧倒的な長射程を活かした遠距離から核弾頭を撃ち出す規格外のスナイパーキャノン、弾速実にマッハ10以上という回避不可の核弾頭を撃ち込む為の破壊兵器だった。
それとリホーマーはある図面を見ながら更に図面を読み
リホーマー「核弾頭は…まぁ予定通り高濃縮収束核弾頭でええか」
高濃縮収束核弾頭
俗名…クラスター核弾頭
中型核弾頭×4
着弾時、核爆発によるEMPを発生させながら広範囲を破壊。
更に爆発を重ね合わせ気象に影響を与え放射能を広範囲にばら撒き国ごと放射能汚染を起こさせる
図面には事細かく繊細なに書かれていた。
H&R社…食堂
G36「はぁ…あの作戦が終わって数日…全く兵器工廠から出てこない、あのバカ社長…事故って死んでないと良いのですが…」
ウラン鉱石採掘場の襲撃には反対だった。それでもリホーマーの事が心配になったG36はコンソメスープとパンをトレーに乗せ兵器工廠に向かおうとしていた。
ドンドン…!ドンドン…!
G36「え?何?この音?」
何かが叩く音が聞こえたG36は音の元があると思われる人形研究所に入った。
G36「あっ…そう言えば何か忘れていた様な…」
ドンドン!ドンドン!
G36「キャッ!」
そこには大きな培養カプセルに入った黒髪の少女が必死にカプセルを叩いていた。
??「……!……!……!」
G36「あっ…
仕方なかったと言えば仕方なかった。やる事が沢山あり人手不足で完全に忘れていた。
慌てて
サーチャー「がはっ…オロロ…」
G36「本当にすいません…!放置してしまって!」
サーチャー「ひ、酷過ぎませんか?ごほ…私1週間以上放置されてたんですけど?あー…地面に足が作って不思議な感じするわ」
培養液を吐きながら愚痴り始めたサーチャーだった。