山岳地帯…H&R社 兵器廠工
新たに三人(現状そんなに変わらないが)の新人を迎え入れたH&R社、その社長であるリホーマーはTAC-50を兵器廠工に入れ他の新人そっちのけで兵器開発をしていた。
TAC-50「なんですか?色々と凄そうな機械がごちゃごちゃしてますが?」
リホーマー「凄いやろ?1から全部作った奴やで?」
ただ話が分かりそうなTAC-50に自慢したかっただけだったリホーマー。
リホーマー「例えば…E.L.I.D用に作ったこのグレネードランチャーの弾や。」
リホーマーが見せたのは先が黄色く丸いグレネードランチャーの弾だった。
TAC-50「どう言う物なんですか?ソレは?」
リホーマー「E.L.I.Dは硬い皮膚で覆われて弾丸すら弾く、やからビーム兵器で焼き切るか高威力の対物ライフルで動かなくなるまで撃つのが一般的な倒し方や。」
TAC-50「って言うかなんでE.L.I.Dと戦う事を前提に話してるんですか?そんな化け物正規軍に任せておけば…」
リホーマー「確かにの…あっコーヒー飲む?」
TAC-50「苦い物は苦手でして…あっメイプルシロップ入れるとどうなるんでしょうか。気になりますね」
リホーマー「……やっぱええわ」
リホーマーはグレネードランチャーの弾を机に置きコーヒーポット片手に話し始める。
リホーマー「このグレネードランチャーの弾はの柔らかいんや?黄色い部分がの。」
TAC-50「それ…弾として機能するんですか?」
リホーマー「するで?ホプキンソン効果って知ってる?」
TAC-50「ホプキンソン効果?なんですか?それ?」
リホーマー「鋼板や岩石などに爆薬を密着させた状態で爆破した際に、その裏面に剥離を生ずる現象や。勿論薄い防火膜はってあるから落とした程度じゃ爆破せえへんよ?あと膜剥がれると粘着力あるから気おつけてな?まぁE.L.I.Dの内側から攻撃する為のグレンネードランチャーやな。通じるか分からんけど。あと他に…」
リホーマーは更に小さい円形状のある兵器を出した。心なしか黄色と黒で何やら模様が描かれた兵器
TAC-50「その…丸い奴は何ですか?」
リホーマー「核地雷や。」
TAC-50「は?え?核地雷?」
リホーマー「これで200m以内のD級以外のE.L.I.Dはイチコロやで!因みに価格は一つ150万や。」
TAC-50「そんな危ない物作らないで下さい!」
さらっとエゲツない物を作っていた。
リホーマー「大丈夫や大丈夫。セェーフティは掛けてるから暴発はあらへん。あともう一つあるけどええか?」
TAC-50「いいですけど…もっとヤバい奴ですよね?流れ的に」
リホーマー「そんなヤバい奴やない。ウチの事に関する事や」
TAC-50はリホーマーに連れられて人形研究室に入って行った。
人形研究室…
培養カプセルが何機かありつい先日、
リホーマー「まぁ、更に奥があるんやけどな?よっと」
TAC-50「凄っ…!」
リホーマー「G36ビックリさせようとしてるんや。堪忍してな?」
リホーマーはその人形研究室の奥の壁に手を当てると壁が液体になった様になり流れていき、そのには更に奥の部屋が出来ていた。
リホーマー「液状ナノマシンを使った壁の偽装、まぁソレはさて置きな?ウチの新しい身体を作ってるんやまだまだやけどな?」
その培養カプセルに入っていたのは銀髪の18歳くらいのリホーマーによく似た人形が入っていた。
忘れていましたすいません!
サーチャーのモデル
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メイド350のモデル
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