いやリホーマーにそんな暇はなかった…
S-10地区基地…
本部…エントランス…
リホーマー「はぁ…、疲れた〜ホンマに何やったんやろ悪魔って…(*´-`)」
勿論の事にアサルターは基地の駐車場に座り待機している。
本来ゆっくりなんてしていられないリホーマーだがソファにゆったりと座り寛いでいた。
この作戦が終わった後、G&K対ミュータント対策部隊『U05』と商談をする予定となっていた。
リホーマー「あっ、やっと来たの…。」
奏太「すいません。ワイルダーさん遅れてしまって」
笹木一家全員が正面からエントランスに入って来た。リホーマーは椅子から立ち上がった。
リホーマー「いいんや。いい休憩できたし…」
奏太「ところでどこでやるんですか?」
リホーマー「シーナ指揮官に会議室借りられる様にお願いしたから大丈夫や」
シーナ指揮官に何とかお願いし会議室を使わせてもらえるようにお願いしたのだった。
奏太「そうですか…分かりました。」
リホーマー「あっ…ホンマすまんが二人だけで話せんか?色々と話しをするし」
奏太「二人だけで?」
リホーマー「その…信用して貰う為には色々と真実を知る必要があるからの。その為に必要やからや」
奏太「………分かりました。二人で話しましょう」
リホーマーと奏太は会議室に入っていった。
会議室…
テーブルとイス、そしてある程度の防音が施された簡素な会議室、そこにリホーマーと奏太は会議室に入っていく。
リホーマーはコンセントやテーブルの中や下を確認しだした。
奏太「盗聴器は流石に無いと思いますよ?」
リホーマー「念には念を入れないといけんのや、それぐらいの真実やから…」
リホーマーは盗聴器の確認すると奏太と一緒にイスに座った。
リホーマー「さて…色々言わアカン事が沢山やけど…まずはカタログに載ってる奴で今持って来てた奴や」
リホーマーはガンケースと説明書を奏太に渡した。
仮名称…H&R-ARW-002
武器種…AR〜RF
全長…800mm
使用弾薬…H&R-7.56mmRG専用弾
装填数…30発〜箱型マガジン…50発
発射速度…1200〜2500発/分
銃口速度…1100m/s
重量…4000g
コンセプト
・激しい戦闘に余裕で耐えるうる耐久力
・反動を受けた射手の姿勢が変化するより短い時間内にフルオート射撃を行えば人体大の集弾が得られ、高い制圧火力を発揮できる
・取り回しのし易さ
・レール部分の露出軽減による消音か成功
性能…
命中度…単発・750m先の人型のマネキンの頭部の眉間に命中し成功。それ以上のデータは無い為不明。
フルオート・150m先のマネキンに25〜28発命中
威力データ
単発・500mmの鉄板の貫通を確認
フルオート・400mmの鉄板の貫通を確認。
見た目はメタリックでAUGの銃身をレールガンに変えたような見た目だった。
奏太「見てもいいですか?」
奏太はARW-002を手に取り確認し出した。
リホーマー「手抜きはしとらんよ。武器商人は信用が大事やしな。あとオーダーメイドで武器を作る事も出来るから頼んでもな?まぁ値は張るけどの」
手に持ち構えたり弾倉の確認を何回か繰り返しARW-002をテーブルの上に置いた。
奏太「取り敢えず一丁お願いします。弾倉と予備パーツってありますか?」
リホーマー「ガンケースの下の収納に修理キッドと弾倉、予備部品が4セット入ってるから安心してな」
奏太「ありがとうございます。あとオーダーメイドの事何ですがいいですか?」
リホーマー「ん?なんや?」
奏太「できれば対E.L.I.D戦にも使える携行しやすいサバイバルナイフや銃剣、またはコンバットアックスをお願いします。作ってくれる業者がいるんですが、手に入るのであれば欲しいので。」
リホーマー「了解や。サバイバルナイフに銃剣…コンバットアックスな?…分かったいいモン作ったるからな!
それとな…本当の事話そうと思っどったんや…」
奏太「本当の事?」
リホーマーの表情が少し険しくなった。
リホーマー「実はの…この作戦
奏太「えぇ…(困惑)」
リホーマー「それとないつかは絶対バレるから今話しとくな?
ウチは鉄血ハイエンドなんや。上位個体の…。まぁ、とっくの昔に裏切ったんやけどな」
少し警戒し床や壁に
奏太「えっとその…じゃあリホ・ワイルダーって名前は?」
リホーマー「偽名や…会社はちゃんとあるからあんせてな。本当は
奏太「大丈夫です。少し驚きましたが。まさか鉄血ハイエンドモデルだなんて…」
リホーマー「この事聞いて銃を向けたり殺気向けんとは…こっちも少し警戒してたのも馬鹿らしいくなったは」
この後リホーマーは警戒を解き何事も滞り無く進み、書類にサインをしリホーマーはARW-002の発注とサバイバルナイフや銃剣、コンバットアックスを注文され製作する事になった。
さて…社長の腕の見せ所ですな(経営ではない方)
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