さて、バルカンどんな奴を選ぶのか?
装甲車内…朝
夜遅くまで弾丸の火薬量を1発1発抜き少なくし入れるという単純作業が続いた。特にバルカンの場合は何千発も弱装弾を作らないといけない為、300発目辺りから目が死んでいたバルカン。
流石に無理があり一回中断し寝る事にしたが、流石に宿泊用のログハウスに余りがあるとは色々と問題(富裕層の客に絡まれる)がある為、装甲車内の椅子で寝る事になった。
バルカン「ふぁ〜……。?夢?」
フレイム「………ん…あ、朝か。ん〜〜……!」
バルカン「あっ…起きたか。…フレイム、人形って夢を見るのか?」
フレイム「ふぁ…?え?どんな夢見たの?」
フレイムは起き椅子に座りながら身体を伸ばした。バルカンが夢を見たっていう謎の現象が発生しフレイムはその夢の内容を聞く事にした。
バルカン「そうだな…、鉄血もG&Kも争いも無い平和な世界での私の夢だな。そこでテロの制圧を仕事にしてて、喫茶鉄血っていう代理人がマスターしてる喫茶店でクリエイターって鉄血ハイエンドとコーヒーを飲む夢?どちらが立場的に上かを言い争ったって感じ?」
フレイム「具合は悪くない?頭打ったとかありますかバルカン先輩?」
バルカン「いや、気分は快調どころか絶好調だぞ?何だったんだろうな…、あの夢…」
フレイム「それにしても平和な世界になって欲しいものですね…。冷たい事が多すぎますから」
バルカン「………そうだな、うん…」
もし平和になり自分と他のEA小隊はどうなるのだろうか?お役御免って事で物の様に扱われ解体されてしまうのかもしれない…
そんな不安を覚えたバルカンは頭からその事を振り払った。
フレイム「?そんな事より早く皆んなを起こしましょうバルカン先輩。」
バルカン「そうだな。遠い先の事考えても仕方がないからな!より。
起きやがれ!クソマーダー!」
バルカンは寝ているマーダーの耳の近くで大声で起こした。マーダーはビックリし飛び上がった。
マーダー「ギャッ!?朝から煩いわね単細胞!余程死にたいらしいわね…!」
いつも道理で安心したが前の一件といい少し不安に思う所が合ったフレイム、あとでペルシカさんに報告しとこう。っと思いながら他の人達を起こしバルカンのサブ兵装を選ぶ事にした。
装甲車二台目…
全員の装備と整備用が積まれているがハンドガンなどのサブ兵装用の装備も一応積まれていた。その為バルカンはその中から選ぶ事にした。
バルカン「おぉ…結構あるな。ハンドガン辺りを、、、やっぱリボルバーだな。壊れにくい方がいいし…」
フレイム「バルカン先輩!これはどうですか?」
バルカン「デザートイーグルか。でもな…。私自動拳銃だと私の
メインのM61A2バルカンの反動と振動は常軌を逸している為、頑丈な物を選ばなければならなかった。バルカンとフレイムはリボルバーの拳銃を探した。
バルカン「おっ、S&W M500か… 。DG小隊のスミスの拳銃と一緒だよな…。ん〜。被るのはな〜なんか気不味い…。まだ他にあるか見てみようか。」
S&W M500は5発のリボルバーでハイパワーな.500S&Wマグナム弾を使用し.44マグナム弾の約3倍の威力を誇るといわれる。確かに申し分ないのだが…。被る事に抵抗を感じたバルカンは他にも何かないか探し始めた。
そんな時、フレイムは何かを見つけ驚き始めた。
フレイム「え?なんでこんな物があるの?このハンドキャノン誰が入れた?」
バルカン「どうした?フレイム。何か見つけたのか?」
フレイム「こんな馬鹿デカイ奴見つかりましたよ…。これをここに運んだ奴の気が知れないですよ…。」
フレイムが両手で持っていたのは馬鹿デカいリボルバーだった。余りにもデカく重厚なリボルバーだった。
フレイム「確かコレ…プファイアー・ツゥリスカってハンドキャノンですよ…。重くて携帯性皆無で射撃の際は二脚か三脚の使用が推奨っていう象撃ち用の銃ですよ?」
バルカンはプファイアー・ツゥリスカを手に持ち構えてみた。
バルカン「?…6キロが重いのか?え?」
バルカンの言い放ったこの一言で察した。バルカン先輩の内部の骨格…ガトリング撃つ反動に耐えれるから楽勝なのかな?と…
フレイム「あっ…はい(適当)拳銃だけど6キロですけど楽勝ですよね〜(棒)」
バルカン「そうだろ。携帯なんて弾薬庫に付けて置けば問題ない、弾薬なんて今更2〜3キロ増えたって問題ないしな、、、そして何より…何よりこの拳銃なんか気になる。まぁ、本部に帰ったらコーラちゃんかスミスでもいいから教えて貰おうかな…。リボルバー持ったの始めてだし…」
この時、フレイムは少し後悔した見つけた時にそっと元に戻しておくべきだったと…。こうしてサブ兵装はプファイアー・ツゥリスカに決まったバルカンだった。
ヤベェ銃をサブ兵装にするバルカン…
そもそもバルカンは拳銃。もといリボルバーは初めて…
どうなる事やら…
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