果たして目論見通りに行くのか?
プレハブ…H&R社待機室
叛逆小隊隊長AK-12はイライラしていた。勿論むさ苦しい
しかし仕事は仕事、恨みは晴らせる時が来たら晴らす。と腹をくくった。
リホーマー「よ、、、よろしゅうな…… はは…(冷汗)」
AK-12「今回貴方の監視役となった叛逆小隊隊長AK-12です。
リホ・ワイルダーさん?」
殺気がダダ漏れであった。
リホーマー「過去の事は… 水に流そ?そんな殺気出さなくてもええやん?な?」
AK-12「忘れろと?あの日以来
戦術人形とはいえど女性が言う言葉ではないモノが飛び出した。
まぁ、スライムの屈辱を受け拡散されたらそらそうなる。
リホーマー「いやホンマにすまん。でも襲ってきたのはアンタらだろ?こっちは一回あの時自殺したんやからいいやろ?頼むからさ〜」
AK-12「そうですか…… そうですか……
後ろ弾には気をつけた方がいいですよ?
ここは戦場ですので。」
リホーマー「アッハイ…… 」
喋りながら
その後警報が鳴り響きだし、放送が流れ出す。
『先鋒部隊壊滅状態!なんとしても捕獲地点に!
戦闘力と未知の技術などを持っている!危険を感じたら各自撤退するよう!
では諸君に健闘を祈る‼︎‼︎』
リホーマー「さて来た!仕事しますかの!あっ連絡してええか?準備してる奴があるから。」
AK-12「いいですよ。ですが……
…怪しい事をした瞬間撃ち殺しますからね?」
リホーマー「そんなんするわけ無いやろ。(嘘)
…あっ、そういや妹さんのAN-94は?」
AK-12「事務処理に貸し出されてます。どっちも地獄になりますよ。そうならない為にも鹵獲を成功させないといけませんので。」
リホーマー「そうか、そやな鹵獲を成功させへんと事務の負担がヤバイ事なるしさっさとやりますかな。」
内心事務仕事してる人達に向け申し訳ない気持ちになったがリホーマー。
AK-12と言う監視役がいる中、リホーマーは別の場所で待機し準備していたサーチャーに連絡を入れた。
リホーマー「あっ、もしもし〜。ウチやウチ」
サーチャー『新手の詐欺ですか?
…そんな茶番よりこっちは準備万全です。BLACK WATCHの空挺部隊が降下していきました。
あと何か変な感じがするんですが……』
リホーマー「変な感じ? なんや?」
サーチャー『いや聞き慣れない足音が一つしてるんですよ。でも……
多分気のせいです。初めてヘリに乗っているので緊張してるんだと思います。』
リホーマー「なんやそうか。此方も動くぞ。
目標地点は万能者や。(大嘘)
少しこの方法はトラウマがあるんやけどな…」
サーチャー『了解。』
リホーマーは通信を切った。
万能者の頭上の遥か上空…
熱光学迷彩付きの大型ヘリ…
普段ならジェットエンジンだけ飛ぶヘリだったが改造が施され反重量装置により更に出力が上がっていた。
その原因はヘリ内部にある巨大な八角形で先が尖っている鋼鉄の約10tもの塊とその中に入っている
サーチャー「さてと…… アサルターさん準備はいいですか?」
アサルター「…………!」
プシュゥゥゥゥ……!
サーチャー「やっぱ…… 何を伝えようかしてるか分からないですよ…」
アサルター「……………!」
ガッシィィィィィンッ!
サーチャー「ちゃんと万能者とは連絡とってるって社長が言ってるから大丈夫ですよね…
…では投下しますよ?
ヘリ内部のハッチが開き鋼鉄の塊が投下された。そして鋼鉄の塊の後ろに備え付けられていたロケットエンジンが起動し高速で落下していった。
突撃者改強襲用降下兵器
リホーマーのトラウマ、バンカーバスターを真似た物。
アサルター含め約10tもの鋼鉄を上空から落とす。なお更に使い捨てのロケットエンジンで加速する為破壊力は測り知れない。
アサルターでも耐えられないので耐えられるように中に耐衝撃吸収剤を惜しみなく使っている為超高コストの使い捨て兵器
実は初めての運用につき初実戦
万能者?ワザと外すに決まってるやろ。
周りの被害?むしろそれが狙いや。
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