VA-11 Hall-A…
ペイロード「ありがとうございます!あ、良かったらお名前を聞いてもいいですか?」
リホーマー「へ?あぁ、ウチはリホ・ワイルダーって名前や。よろしゅうな。ペイロードちゃん。」
ペイロードに偽名で自分の名前を言ったリホーマー、笑顔で喋っているが内心すぐさまこの場から逃げたかった。
ジル「はい、もふもふドリームです。
あ、ペイロードさんリホさんとはお知り合いなんですか?どこかで会った事あるような感じですが?」
ジルは赤い色をしたカクテルのふわふわドリームをペイロードのテーブルの所に置いた。ペイロードはふわふわドリームを飲んだ。
ペイロード「ハロウィンの時にダイナゲート焼きって言うキャラカステラ屋さんの店主をしてたんですよ。なんかそれ以前に何処かで聞いた事のある口調だったのと鉄血ハイエンド見たいな見た目だったがインパクト大きくて覚えやすかったんですよ。」
リホーマー「あ、ウチの白髪と白い肌は製造ミスやからなペイロードちゃん(大嘘)」
ペイロード「? もしかして人形なんですか?」
リホーマー「そやで。ウチは民間用やから戦術人形羨ましいな、戦術人形の身体能力高いしの((大嘘×2)」
ペイロード「いえいえ、民間用の方が羨ましいですよ。平和な日常が一番ですから。」
リホーマー「でも案外そんな事ないで…、差別が結構あるからの」
MDR「(カクテル美味し、面倒だから社長に任せとこ… )…ジルさん強めのカクテルお願いします!」
ジル「分かりました。」
バーテンダーのジルが忙しなくカクテルを作る中、リホーマーとペイロードは話を続ける。
ペイロード「子供って自由過ぎて辛い…… 世の中のお母さん達がこんな苦労してるって偉大ですよ…」
リホーマー「子供?人形が子供って何があったん?」
ペイロード「あの問題児二人本当に苦労ばかりですよ… 私の飲み物にデスソース入れられるわイスに座る瞬間引かれて転ぶわで…
…はぁ、つれぇですわ…」
心なしか顔が疲れ切っていて色々と愚痴話になっていた
リホーマー「酔ってへんよな?お酒飲めへんやったんやろ?」
ペイロード「雰囲気で酔ってるんですよ。ここはストレスを感じずゆったり出来る場所なんですよ。なのでこの場所を教えてくれた私の上司さんに感謝です。」
リホーマー「教えてくれた人?どんな人なんや?」
ペイロード「マッドサイエンティストで天災で何考えてるか分からないけど…… 真剣に私達の事考えてる人ですね。今日一通り仕事が終わるから少し遅れて
リホーマー「え?」
最後の一言にリホーマーは凍りつく、逃げたい、超逃げたい。だけど逃げると怪しまれそうで怖い。
そんな最悪な事を聞いた最中、その天災がバーに入ってくる。
ペイロード「あっ、ペルシカさんお疲れ様です。」
ペルシカ「はぁ… ありがと、ジル…とりあえず強いの一杯頼む。」
ジル「……わ、分かりました。」
MDR「(もう社長と一緒に居たくない……(;_;))」
リホーマー「(もう… なり振り構わず逃げてもええか?)」
死んだ顔のペルシカがジルにカクテルを注文、あまりの負のオーラに若干引きつつもカクテルを作り出しす。
この日リホーマーは己の運の悪さにもうお祓いても除霊でもいいからやって貰おうと決めたリホーマーだった。
ある事情で疲れ果てた天災ペルシカ登場…
うん…
もう可哀想過ぎてヤバイ…
リホーマーよ強く生きろよ…
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