J07基地……
シャルーアの奇襲、そして攻撃によりデストロイヤー、マーダーの二人は即
バルカン「吹っ飛べゴォラァ!」
ペイロード「援護しますッ!」
シャルーア「ハハ!どっちが先に壊れるかな?」
バルカンの圧倒的射速とペイロードの胴体と頭を狙った精密射撃が展開、しかし並の鉄血の大軍なら撃退できる火力と制圧力をものともせずシャルーアは圧倒的な身体能力を駆使し建物の壁を蹴り込み壁から壁へと移動し立体的な高機動で弾幕の嵐を避けていく。
シャルーア「おっそーいッ!」
バルカン「ちょこまかちょこまかと…!」
ペイロード「速いッ…!」
遠距離の攻撃手段は持たないものの立体的な高機動に苦戦を強いられていた。
シャルーア「もうウザったい!これでも食らえ!
…そぉいッ!」
バルカン「おいおい…!マジかよッ!」
ペイロード「!?…なんて馬鹿力ッ…!」
装甲車の残骸から無理矢理装甲を引き剥がし円盤投げの様に思いっきり投げてきた。あまり重さを感じられずスムーズに投げてきた。その姿を見て余裕のシャルーアにバルカンとペイロードは目を疑う。
ペイロード「バルカンさん!これ以上は接近されて無理です!一回撤退して作戦を練りましょう!」
バルカン「了解ッ!」
特殊な能力は無いものの単純な速さと硬さ、パワーの為、流石に対策を練らないと全滅すると感じたペイロードとパワーは持って来たスモークグレネードを辺り一帯に投げ辺りを煙で充満させた。
シャルーア「スモグレ!?……撤退なんてさせない!!」
辺り一帯に巻かれたスモークグレネードは辺りを必死に見回すが見失ってしまった。
シャルーア「あれ?あっ…アイツらを探さないと…」
その隙にバルカンとペイロードの二人は基地の資源倉庫に入り込んだ。
J07基地…資源倉庫…
何とかシャルーアを巻く事が出来た二人は壁に寄りかかって休憩しながら作戦を練っていた。
ペイロード「はぁ… はぁ… はぁ… ア…アレどうします?無理がありますよ?私の銃でも貫通できませんでしたし…」
バルカン「…頭と胴体狙うしかねぇだろ。まぁ、でもあんな速さじゃな…」
ペイロード「移動先が読めてもブレますから無理ですね…。そもそも鉄血ハイエンドが本当に単体でって事自体おかしいです。絶対裏で何かしてる奴がいますよ?もし伏兵でもいて囲まれていたら……」
バルカン「おう…、そうだな… だがスモークグレネードは全部使い切ったし逃げようものならかなり警戒して行かないとダメだからな… 」
ペイロードが他にも警戒していた事があった。ここは陽動でこの基地はもう囲まれているかもしれない。と。
バルカン「安全圏から撃っても致命傷にできねぇし弾の無駄… だからといって接近して殺やられる…」
ペイロード「まだ戦う気でいるんですか!?アレは流石に自分達だけじゃ無理な奴ですよ!」
バルカン「そうだよ…あと少しなんだよな… なんかアイツの弱点分かりそうなんだ… 圧倒的威力… 格闘… 近距離戦闘… ん〜… あのクソメイドに言われた奴なんだけどな…」
ペイロード「もう… バルカンさん一回撤退しますよ?本部に報告してから再度出撃です。」
バルカンの中で何かが引っかかっていた。あの力任せな戦い方は何故か覚えがあった。
そして圧倒的威力、格闘、近距離戦闘、力任せな戦い、その四つの言葉が頭の中で繋がりバルカンはある " 可能性 " に気付き賭ける事にした。
バルカン「あの力任せな戦い方… もしかしたら1発で決めれる……ッ!」
ペイロード「へ?今なんて?」
バルカン「ペイロード!少し賭けに出るぞ!」
ペイロード「無理ですって!ホント何する気ですか!?」
バルカン「格闘戦だ。」
その余りにも平然と言ってのけた。ペイロードは頭を抱え言い返す。
ペイロード「バルカンさん。賭けはやめましょう。そもそもデストロイヤーちゃんとマーダーさんの二人が死にかけた時点で撤退するべきだったんですから…」
バルカン「いや、これは多分行けると思う。まぁ、あとは口車に乗せれるかどうかだがな。
あとここで引いたら絶対ダメだ。このままヘリに乗ったらシャルーアにヘリを破壊されるかもしれない… それで移動手段を無くしてしまったら死にかけてる二人を速く16laboに運べねぇだろ?」
例え逃げてもシャルーアにヘリを破壊されたらデストロイヤーとマーダーを運ぶ為の移動手段を失う為だった。
ペイロード「はぁ… 分かりましたよ… 私はもしもの為に支援します。バルカンさんは絶対死なないで下さいよ?私達はバックアップ取れないので一回休みなんてありませんからね。」
バルカン「大丈夫だ。1発で決めてくるからな!」
その後、シャルーアにバレないようにペイロードは高台へ、バルカンはシャルーアと接触する為動き出した。