某地区…
元々犯罪率が多い町、この地区の指揮官は何とか犯罪率を下げようと見回りや検問の強化などをしているがむしろ増える一方であった。
そんな某地区の空を大型ヘリが旋回していた。
バルカン「過激派の人類人権団体のアジトかぁ。
ニートに成り下がった奴が人形を逆恨みするなんてな。
なんてゲス野郎供だ。」
今回のバルカンの派遣業務はこの地区の人類人権団体のアジトを根こそぎ破壊する事だ。
バルカンがヘリで町を見ていた時、ペルシカから通信が入った。
ペルシカ『すまないわね。でも最近物騒な事件が立て続けに発生してるのよ?』
バルカン「物騒な事件?」
ペルシカ『そうね。
戦術人形の勝手な買収、又は強制的に………
…このゲス野郎供が………。」
ペルシカは怒っていた。その威圧感に押されバルカンは何も喋れなかった。
ペルシカ『まっ…そうね。G&K社の汚点を全部消すって訳よ。いつもどうり建物ごと殺っちゃってね。
じゃ…またね。』
バルカン「殺っちゃってね。って物騒だなオイ…
まぁぶっ放せれば問題ないが…」
通信を切ろうとしたバルカン、だがペルシカは忠告した。
ペルシカ『あと気おつけてね。人形の電脳に悪影響を与える装置を持ってるらしいわ。
まったく…何処からそんなもん持ってきたのか…
まぁ、 気おつけてね。』
バルカン「おう!分かった!」
バルカンは通信を切り着陸地点に到着した。
その着陸地点に到着したバルカンは今回の派遣業務の責任者であるこの地区の指揮官に通信をつなげた。
バルカン「おう!お前がここの指揮官か?」
指揮官「そうだ。すまないな。自分の力不足でこの様な結果になってしまってな…」
答えたのは渋い50台くらいの声の男の指揮官だ。
バルカン「ここら一体の市民の避難は終わったか?」
指揮官「もうすでに終わっている。遠慮なくぶっ放して人類人権団体の奴らを追っ払ってくれ。頼む。」
バルカン「おう!でもいいのか?弾薬なくなるぞ?」
指揮官「弾薬が無くなるだけで奴らを追い出せるなら結構だ。奴らは戦術人形の誘拐のスペシャリストだ。気を抜くなよ。」
バルカン「ペルシカにも気をつけろって言われたぜ!
まっ…軽く辺り一帯更地にしてやるよ!」
指揮官「任せたぞ!この地区を平和にしてくれ!」
バルカンはこの地区の指揮官の通信切り自分の半身と言える銃であるM61A2を持ち弾薬庫を背負い作戦領域に向かった。
人類人権団体アジト…
要塞化したマンションには多数の傭兵や民兵が見張りをし、24時間体制で監視していた。
名札をつけているのは捕まったと思われる戦術人形達だ。目が死んでいる者や反抗し暴力を受けアザだらけの人形などが大量に売りに出されていた。
そんな非人道的な光景を望遠鏡で見ていたバルカンは怒りを露わにし眉間にシワを寄せた。
バルカン「クソぉ!予想以上にイラつく奴らだぜ…!こんな光景時代遅れにも程があるってんだよ!」
あまりにも残酷な光景、集音器を使って声を調べたがその最初の音は取引じゃなく間違って奥のカーテンで行われていた " 味見 " の声がガンガン入ってきた。
バルカン「クソがぁ!俺達をなんだど思ってやがる!
まぁいい!計画通りここら一帯にすれば問題無し!アイツらは土の肥料になってもらえばいいだけだ!」
バルカンは銃を力強く引き金を握り締めた。それと共に6つの銃身が回転し唸りを上げ始める。そして嵐の様な弾丸がアジトを襲い始めた。
バルカン「死んで償えやぁぁ!ゲス野郎供がぁぁぁ!土に帰りやがれぇぇ!」
傭兵「なんだアイツ?!構わん撃て!」
民兵「俺の職を奪った人形風情が調子に乗るな!」
人類人権団体の傭兵や民兵達はそれに気づきアサルトライフルで対抗するが、建物の崩壊や土煙などで姿が見えず狙いが定まらない。
バルカンは更に追撃をかけビルに近づき乱射し始め。いくつもの20mm弾がビルを喰らうが如く土台や鉄筋コンクリートの柱を木っ端微塵にしていく。
バルカン「ゲス野郎供がぁ!電脳阻害装置がなんぼのもじゃい!使われる前にぶっ潰してやるよゴミクズが!」
傭兵「クソ!I.O.P.社にこんな人形いるって聞いてないぞ!」
民兵「数で電脳阻害装置をさっさと使え!たかが人形如きに負けてたまるか!早くしろ!私達の基アジトが壊されるぞ!」
バルカン「見つけたぞぉ…!さぁ!死んで償って鳥の餌にでもなりやがれぇぇぇ!」
傭兵「押さえ込めぇ!たかが一人の人形に負けてたまるか!」
バルカン「鉄血の方がまだいい的になってたぞぉ!クズ供が!痛みすら感じる前にミンチになりやがれ!」
7.62mm弾のミニガンですら人間が被弾すれば痛みを感じる前に死ぬとされるがM61A2は20mm弾だ。正直人間に向かって撃つような代物じゃない。(それを個人で携帯する様な物じゃないが…)痛みを感じる前に死ぬどころか肉片になってしまう。声を上げる暇さえ与えられずに…
悲鳴が上がれどそれは命乞いの悲鳴、又は逆転の機会をうかがい立ち向かい絶望した時の悲鳴だ。
そしてビルは倒壊、バルカンは辺り一面に掃射し殲滅していく。
しかし、一人雇われていた傭兵が生き残っていた。
傭兵「ご…ごめんなさぁい!ただ雇われただけなんです!なので見逃してください!お願いします!」
バルカン「見逃すと思ってたのか?…あ"ぁ"…!
殲滅しろって言われてんだよ…
…このクソ野郎供のアジトをな!だから見逃すわけ無いじゃん。まぁ、大丈夫だぜ。痛みは感じないからな。地獄でお仲間さんと仲良くしてなゴミ野郎」
勿論、あんな光景を目の当たりにして許せるはず無かった。
傭兵「ヒィィァァァァァ!」
一人に悲鳴という最後の命乞いが響き渡り過剰なまでの火力の弾丸が複数貫きミンチにした。
この日の大量の弾薬と引き換えにこの地区は平和を取り戻した。
何を倒してほしいですか?ちなみに5月17日にアンケート終了です。
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鉄血
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人類人権団体
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その為(生物兵器、E.L.I.Dなど)
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地球防衛軍ごっこ(虫E.L.I.D性)