愚者は仲間に責任を背負わせない為に一人で背負って歩く……
H&R社本部… 最奥…
場違いな魔女コスをしているは " リホ・ワイルダー " こと【 改造者 】がラスボス感(笑)を出しながら少し豪華な椅子に座っていた。
その光景を見たEA小隊とS07基地の部隊はそんな場違いにも程がある光景に固まりフリーズしなんとも言えない微妙な空気になり始める。
そんな重たい雰囲気の中、ペイロードが話しを始める。
ペイロード「……あまり信じたくなかったですが本当にリホさんだったなんて……
…リホさん投降して下さい…私はアナタと戦いたくありませんから…」
ペイロードは " バーでの一件 " の事が頭に残っておりリホさん(リホーマー)には投降して欲しかった。
リホーマー「それは…… 無理やな〜、ウチの正体分かってもうてるやろ?まぁ、確かに不法に占領しta…(ババババッ!!)…って人が話してる最中撃つなやアホ!」
突如としてリホーマーに向かって弾丸がフルオートで放たれるもリホーマーはフォースシールドを展開して防御した。
M16A4「殺してやるッ!!」
リホーマー「人の話しを遮るやない!古事記にもそう書かれてるやろ鉄血スレイヤー=サンッ!」
その瞬間座っていたリホーマーは姿を一瞬で消えた。
M16A4「瞬間移動…!?」
ポンポン…
突然後ろから肩を叩かれたM16A4は後ろを振り向いく。
プサッ…
M16A4「……!?!」
リホーマー「取り敢えず落ち着いて " 話し合い " をしようかお兄ちゃんなぁ…」
リホーマーはM16A4の頰に指を指していた。
M16A4「ふざけるなッ!!」
リホーマーの手を振りほどき銃を撃つがリホーマーはすぐさまテレポートし距離を取った。
リホーマー「そんなカッカすんなや…
…ん?……!?!」
突然、巨大なレーザーが横切り更に距離をとった。リホーマーはその方向を見る、そこにはアサルターと戦い遅れたリバイバーの姿があった。
リホーマー「ホンマに来たんやな〜 リバイバー」
リバイバー「やっぱりリホーマーか…… 」
P228「大丈夫!?」
リバイバー「大丈夫だ。
それとだな…作戦は中止になった」
リバイバーは片腕を失っていたが未だに現在だった。そしてある質問をする。
リバイバー「リホーマー、お前さんがここを不法に占拠したのは分かった…
だがお前さん、テロリストに武器を売ったろ?」
一瞬リホーマーは首を傾げた。相手は選んでいるつもりだっだが何処からか転売、もしくは身分を偽っての取引がされていたらしい。
リホーマー「テロリストに売った?相手は選んでやってるつもりやぞ?」
リバイバー「そうか… 取引相手を調べれば分かるとして…
あと、BB小隊の爆弾は解除してあるから安心しろよな」
バルカン「ば…爆弾!?」
ペイロード「脅されてたの!?」
デストロイヤー「えぇ!?」
フレイム「本当にそうなの!?」
マーダー「はぁ…、そういう事ねぇ」
リバイバーのBB小隊の爆弾発言にEA小隊は驚いた。
リバイバー「でだ… 改めてH&R社には一ヶ月の猶予やるから立ち退いてもらう事になったんだ。」
その時、リホーマーはニヤリと笑い大声で喋り始める。
リホーマー「そうか… 馬鹿やの〜、騙されるなんてな!テロリストに武器を売ったのは自分の判断や!」
リバイバー「…さっきの言葉は嘘なのか!?」
いきなりリホーマーはテロリストに武器を売ったと言い放った。
リホーマー「嘘やぞ?馬鹿やないか?あとテロリストに加担したのは
その言葉にEA小隊、BB小隊は全員銃口を向けた。
リホーマー「さて… ここの施設を他の勢力に使われるのは嫌やからな…
…ポチッとな!」
よく見るとドクロマークをしたあからさまなボタンだった。
ビーー!ビーー!ビーー!
《自爆シーケンスを起動しました…
30分後にこの施設は自爆します…
職員はすぐさま避難通路から外に避難して下さい…》
リバイバー「おまッ!やりやがったな!」
リホーマー「悪者にはお似合いやろ?
まぁ…もう演算の為の時間稼ぎには十分や…
リホーマーは固まっていたEA小隊とBB小隊、DG小隊のリバイバーは全員外に強制的にテレポートさせた。
バタッ……
リホーマー「ガハァッ!ゴホッ!ゴホッ!無理し過ぎてもうたな…… これでアイツらには責任は来ない…
でも…
…もう…一回のテレポートが限界… それも場所の指定なんてできへん奴の…」
血を吐き目からも血が流れ始めもう身体は自由が効かない状態になり倒れ込んだ。
リホーマー「テロリストに加担した会社の元社員なんて社会的に死ぬ事は免れへんやろかったよなぁ…
これでウチ一人で全部やったって事になればアイツらは万々歳やろ…
これで責任は果たせたし楽しかった社長生活やった…… 」
手が震えていた。それは自爆シーケンスを起動させた事はつまり今まで綺麗に丁寧に使ってきた会社の通路や工具やら道具、施設。それと作って来た兵器諸共全部全部爆破する事を意味していた。
リホーマー「さて……ウチの社員もシェルターに取り付けられた避難路から脱出してると思うし…
最後の悪足掻きと行きますかの…
ウチの悪運… 何処まで通用するか…
…ランダムワープッ!」
リホーマーは最後の悪足掻きとして自身の悪運に任せ、何処に行くか分からないランダムワープをした…
H&R社本部前…
入り口の坑道から徹底的に爆破され完全に崩壊していた。
リバイバー「アイツ…… ハッタリかましやがったな…
自分が黒で社員は関係無い白って事にしようとして…」
バルカン「そうなのか…?そうだとしたら後味が悪いな… 」
M16A4「リホーマー!… クソッ!!」
戻って来た時、G&K社の陣営の補給部隊の人形などの人形が全員手足を斬られ行動不能の状態に陥っていた。
幸いな事にS07基地の指揮官であるカスミ指揮官は頭を叩かれ気絶していた以外何も怪我が無かった。
次回!
後日談!!
あと間に合わなくてすいません!
堪忍してくれや!(>_<)