S13地区…執務室…
ガラスは割れてレーザー銃の焦げた銃痕が多数あるボロボロな部屋にリホはタチャンカと入っていた。
リホ「……この量の被害報告書を全部手書きでやれと?」
タチャンカ「すまない… 前はパソコンでやっていたんだが壊れてしまってな… 」
簡素な机の上にはドン引きする程の量の被害報告書の山が連なり山脈をなしていた。
その理由は宿舎以外の施設、そして発電施設、インフラ設備も鉄血に徹底的に破壊されていたからだ。それとパソコンが無い為全部手書きでと言う地獄というオマケ付き
リホ「それとタチャンカ… いつまでヘルメット被ってる気なんや?流石に暑苦しいから被らんでもええやろ」
タチャンカ「指揮官… 何度も言ってるだろ?恥ずかいから無理だと」
リホ「そうやけどな〜… 」
頑なに素顔を見せないタチャンカの素顔が気になっていた。
そして30分が経過した。当然そんな時間では被害報告書の山脈はビクともせず、やる気を無くし目が死んでいた。
リホ「これ終わらへんよ?パソコンでデータ化してんやったら一瞬で終わるけど流石に手書きに限界があるわ……」
タチャンカ「二徹すれば終わる量だ、頑張れ」
リホ「流石は古参やな… この量に動じないなんて… 」
タチャンカ「さっさと終わらせたいんだよ私は… 壊れたガジェットの修理やら色々としないといけないからな」
リホ「ガジェット?…どんな奴なんや?」
タチャンカ「小型で遠隔操作の地上走行式のドローンだが… 」
リホ「よしっ!やる気が出てきたっ!タチャンカ!さっさと終わらせてそのドローン弄らせてくれやタチャンカ!」
タチャンカ「え?あぁ… 別にいいが… 指揮官は機械に詳しいのか?」
リホ「大得意やでっ!…て言うか天職やから機械弄りは!」
タチャンカ「なんか心配だ…… 」
リホの正体をまだ知らないタチャンカにとってリホの腕が如何な物か分からなかった。
リホ「そう言えば挨拶回りもせないかんの… 」
タチャンカ「そうだな… だがその前にこの被害報告書の山を終わらせよう」
リホ「そやな、あっ…思ったんやけど移動手段とかはどないしよ… ヘリが欲しい」
タチャンカ「それもそうだな、まだまだやる事が多いから無理はしないようにしないとな」
リホ「さてっ!終わらすで!」
タチャンカのガジェットを興味を示したリホは仕事のペースを上げた。
ある者が目覚めようとしていた
それは蠱毒で活躍をしたものの生き残れなかった者
それは全てが敵の蠱毒で
蠱毒 3位が目覚めようとしていた…
今年もドンパチ確定です
さて… どうなる事やら…
フレイムの二つのASSTは?
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マシンピストル
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サブマシンガン
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ショットガン
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M134
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