執務室…
被害報告書の山脈の4/3の量がやっと片付き終わりが見え始めた頃、リホは紅茶をタチャンカはインスタントコーヒーを飲んで休憩していた。
リホ「やっぱ紅茶やな〜 これをキメんとやっていけへん」
タチャンカ「キメるって… 紅茶は麻薬じゃないぞ?」
リホ「これに中毒性があったらイギリス人全員薬中になっとるわ」
タチャンカ「冗談だ指揮官、それよりもうそろそろ本部から物資が来る時間じゃないか?」
リホ「お、もうこんな時間やな。今は物資より人員が欲しいところやけど無いよりはええか」
リホとタチャンカは紅茶とインスタントコーヒーを飲み切り執務室を出て、そろそろ来るであろう物資を乗せた本部のトラックを出迎える事にした。
1時間後……
S13基地…… ゲート前
未だに修理がなされず破壊されたゲートがありタチャンカが1人で立てたと思われる鉄柵の仮のゲートがあった。
リホとタチャンカは倒れているコンクリートの柱に座って待っていたがトラックの到着時刻が大幅に遅れていた為、不安になり始めできた。
リホ「やっぱ何かあったんちゃうか?」
タチャンカ「何かあったかもな… 本部のトラックには護衛の戦術人形数人が付いている。たとえ野盗に襲撃されたとしても2〜30分の遅れだなのだが…… 」
リホ「
到着時刻はとっくに過ぎているが物資を乗せたトラックが一向に来なかった。
リホ「戦闘準備するかの… タチャンカ、ここで補給物資を奪われれば復旧に支障が出る… やから野盗退治やタチャンカ」
タチャンカ「しかし指揮官… 私1人じゃ戦力不足だぞ?」
リホ「大丈夫や、野盗程度やったら倒せるから 」
リホは自身の身体の中にあるバックパック(万能者の物とほぼ同じ物)の中から小型レーザー砲【八卦炉】と
タチャンカ「何処からそれを?」
リリホ「気にしたら負けやで?タチャンカちゃん
…あとはコレやな…」
更に服をバックパックにある
タチャンカ「はぁ…… 指揮官、私は幻を見ているのか?」
リホ「幻かどうかはこの目で見た方がええで?」
本当は小型レーザー砲【八卦炉】を使いたかったと言う事もあったが、この先に目に見えて分かるひもじい生活から早く抜け出さないと思っていた。
その為、物資を奪う野盗に軽い怒りを抱いていた。
森林地帯… 大型道路
S13基地と隣の地区を繋ぐ大きな道路があり度々野盗や鉄血の被害に遭っている為、物資の運搬には護衛が付いていた。
鉄血の部隊との戦闘が終わり消耗したところに野盗が襲撃、漁夫の利をされ弾薬も不足し不利な状況になっていた。
そんな中、メイド服と
リホ「ドンパチやっとるな… タチャンカ、ドローンで調べた感じやと敵は何人いる?」
タチャンカ「…ドローンで見える限りだと15人、この状況は護衛部隊が不利だから助けに早く入ろう」
リホ「そやな… 援護頼みで!」
タチャンカ「本当に大丈夫なのか?」
リホ「この程度敵やあらへんよ!」
タチャンカ「その言葉!信じるぞ!」
タチャンカは展開型シールドを前方に設置し三脚の付き前の方に強化ガラスのシールドの付いた銃、【RP-46
そしてリホは【八卦炉】を野盗がいる方に向けエネルギーをチャージし始め膨大なエネルギーが【八卦炉】に集まり始める。
リホ「いけェェ!マスター……スパァーーークッ!!」
そして放たれた瞬間、辺り一帯は閃光に包まれ巨大なレーザーが一直線に野盗に向かっていき消しとばして行く。
更にレーザーを薙ぎ払う様放ち、消し炭すら残らない程のエネルギーが野盗を襲い戦闘は数十秒で終わってしまった。
そして残ったのは野盗が襲撃した時に乗っていたと思われる車の残骸と巨大なレーザーで削らた道路があっただけだった。
リホ「ふぅ… スッとしたで……」
タチャンカ「……これはやっぱり現実じゃ無いな…」
だった数十秒の出来事にタチャンカは自身の顔をヘルメット越しに殴って確認、しかし自身の拳に痛みがある為現実だと確認が取れ唖然とした。
タチャンカ「……私…… 必要なく無いか?あはは… 」
リホ「タチャンカ… やけどドローンで位置を確認出来んかったらこんな事出来へんかったからタチャンカありがとうの。」
タチャンカ「そ、そうなのか?」
実際、巨大レーザーを放つのはいいが混戦だった場合流石に撃てない。その為ドローンで敵の位置や戦況を確認出来たからこそ出来た事だった。
尚その後、物資は無事だったのたが道路をレーザーで削ってしまった為、その道路の補修費用で苦しむ事になったのだった。
人為が足りない為、リホッチとタチャンカで戦闘しないといけませんし…
人為を早くしないと基地の運営が回らないですね…
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