やりますか!
誕生日会…
普段はG&K社、I.O.P社で起きた問題について話し合う会議室だがこの日は違った。様々な料理、それと大きなホールケーキがテーブルに並び存在感を放っていた。
バルカンは真ん中の席に座りその他の参加者も… というがEA小隊とDG小隊のスミスとナイトメアしか参加していないが…。
マーダー「誕生日会って言っても私は飲み食いするだけなのよね〜 」
ペイロード「マーダーさん、そんな事言わないで下さいよ…」
マーダー「全部料理作ったのよ?それがプレゼントでいいでしょ?」
ペイロード「確かに私もそれ見てましたけど… 」
マーダーはナイトメアを連れ誕生日会の料理を作っていた。流石にマーダーとナイトメアの蠱毒コンビだけで料理を任せる訳にも行かずペイロードも加わり作っていた。
(マーダーに作らせる肉料理が不安しかない)
デストロイヤー「ング…もぐもぐ… 唐揚げ美味しい… 」
ナイトメア「美味い美味い… マーダーの料理美味い…」
デストロイヤー「それより… あの二人… 話しづらい、コーヒーのブラックが甘く感じるよ 」
デストロイヤーとナイトメアは唐揚げを食べている。マーダーが作ってるって言う不安要素はあるもののペイロードが見ていたとありモグモグと頬張って " あの二人 " を見ていた。
バルカンがメインの誕生日会、しかし始まったやいなやスミスとくっ付き話しかけづらい雰囲気になっている。
バルカン「スミス!あーんってやってみたい!」
スミス「いや… 流石に恥ずかしいからな?バルカン」
バルカン「お願いだからさ!またいつ会えるか分からないし!」
スミス「分かったから、ほら唐揚げを……
あーーん……」
バルカン「ング……/// おいひー!あひがどう!ずみず!」
スミス「食べ終わってから話そうな?」
EA小隊とDG小隊の都合が合う時しか出会えない、その為バルカンとスミスはイチャイチャしていた為、見た目は大人、中身は子供なデストロイヤーは珍しくブラックコーヒーを飲んでいるという事態になっていた。
そして照れながら唐揚げを食べ終わった頃、スミスは紙袋と包装された箱をテーブルに置きバルカンに話し始める。
スミス「バルカンの為に誕生日プレゼント買ってきたんだ 」
バルカン「え?何々?」
バルカンは目を輝かせる。そんな様子を見たスミスは紙袋から " 赤と青色のリストバンド " を出しバルカンに渡しバルカンは早速付けてみた。
スミス「色々と考えて買ったんだがバルカンはどうだ?」
バルカン「おぉ!カッコいい!絶対大事にする!スミスありがとう!」
スミス「気に入ってくれて良かった… あとこれもプレゼント」
テーブルに置いた包装した箱からは綺麗なペアグラスを取り出した。
バルカン「綺麗… これ…… 高かったんだろ?」
スミス「お金はあまり使わないから余裕だ安心しろよ、あとバルカン今禁酒中って聞いたけど " 今日ぐらい " はいいだろ?」
バルカン「………そうだな… よしッ!今日は久々にお酒飲むか!」
その後、スミスとバルカンはペアグラスにワインを注ぎ飲み始めワインが無くなると次はジャックダニエルを… と一杯だけと思っていたが歯止めが効かなくなり酔い潰れ眠ってしまう。
流石にこのままに放置しておく訳にもいかずお姫様抱っこでバルカンの部屋まで運び借りた鍵で部屋に入るとベッドに寝かせるスミスだった。
後日、リストバンドを付けてバルカンが幸せそうな笑顔で廊下を歩いているのをヘリアンが目撃、その事に気付いたヘリアンは胃痛と偏頭痛に見舞われたらしい…
オマケ
デストロイヤー「このアイス美味しい!これマーダー作ったの?」
ナイトメア「あ、これ私作った奴だよ?」
デストロイヤー「え?どうやって作ったの?」
ナイトメア「牛乳にバニラエッセンス混ぜて私の能力使って凍らせたの」
戦闘どころか立てないナイトメアだが気化冷凍法は使える模様
(マーダーとデストロイヤー以外のEA小隊の人の許可が必要だが)
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よしッ!間に合った〜
NTK様…コラボありがとうございます!