雲一つない快晴の天気の中、S13基地は指揮官であるリホを含め三人で(一人ヌカコーラ中毒な為)瓦礫を片付ける。
流石に戦術人形とはいえ壊滅的被害に遭ったS13基地の瓦礫を片付けるとなると相当な時間と労力が消費され範囲も広く無謀であった。たが活動できる最低限の場所からやり始めた、間違って重型製造を行ってしまった事が響き食糧も少なくなっていた。
SPAS-12「お腹空いたよ… カップ麺一杯じゃ足りない…」
リホ「いやウチのも半分あげたやろ」
タチャンカ「それよりあの薬中をどうにかしてくれ… ヌカコーラを私とSPAS-12に執拗に勧めてくるから」
リホ「そうか… そもそもあのSAAまともに銃握れんのかの?あそこまでキマってるけど」
ヌカコーラで完全にキマっていて目の焦点が合ってなくフラフラしているSAAは銃弾を命中させる事が出来るのか?それどころか銃をまともに握れるのか怪しかった。
SPAS-12「とこらでSAAちゃんが勧めてくるヌカコーラって美味しいんですか?」
リホ「
SPAS-12「さ、流石にやめておきます… 」
腹ペコなSPAS-12はヌカコーラについてリホに聞いたが危なそうなので止める事にした。
リホ「そういえばHGとSG、MGの部隊とかがベタなんやろ?」
タチャンカ「そうだが…
…おい… あの薬中を数に入れるのか?」
リホ「一応ね?やから一応部隊は組めるんや。
タチャンカ「4人?戦術人形は私含めて三人しかいない筈だg…
…指揮官… 貴女、自分自信も数に入れてるな?」
リホ「まぁ、そやな」
SPAS-12「無理ですよ!人間と人形じゃ差がありすぎます!死にますよ!」
SPAS-12は反対したがタチャンカはリホの強さを分かってる為反対しなかった。
リホ「まぁ、ちと特殊なんやウチはな。やからウチとタチャンカは火力、SAAはサポート…出来るるのか?まぁ、ええか、SPAS-12は盾役やな」
タチャンカ「確かに理には叶っているが…… 問題が二つある」
リホ「なんや?」
問題があると聞きリホさんはハテナマークが浮かんだ。
タチャンカ「まずこんなボロボロな基地でマシンガンとハンドガン、ショットガンの重装部隊は資源消費が多すぎる。
それとあの薬中だ。もし基地を大きくするならあのSAAの言動は問題になるし戦力外だ」
重装備部隊は弾薬消費、配給消費が激しく、このS13基地の現状では厳しい所があった。
それとあのSAAの言動はのちに基地を大きくするにあたって問題になるとタチャンカは言う。
リホ「そやな… あのSAAを縛り付けてシラフさせるか」
タチャンカ「やっぱりそうするか」
リホ「ウチが簡単に
タチャンカ「指揮官らしい… 初めてあった時もそうだったからな」
リホ「よし、第1部隊は決まりやな。あとあの " コルトSAA " の依存症状を治すで。」
こうして第1部隊である重装部隊が結成され、そして薬漬けSAAのヌカコーラ依存症を治す為の作戦が始まった。
火力担当のマシンガンのタチャンカとリホ指揮官のレーザー砲
サポートのハンドガン、役漬けSAAちゃん
盾役の腹ペコショットガン、SPAS-12
…の第1部隊結成!
(尚、資源消費が… )
そして薬付けSAAちゃんの治療作戦開始!