それとリホさんの正体が判明します…
S13基地…
SAA「ぬか… こーら… うにゅ?なんで縛り付けられてるの?」
朝起きたらコンクリートの柱に繋がれる様に手足を手錠で拘束されていた。SAAは朝一番のヌカコーラを飲みたいが拘束された状況じゃ無理な話だった。
リホ「目が覚めたんか、SAAちゃん… 」
SAA「指揮官?ヌカコーラ飲ませて?私の冷蔵庫に入ってる筈だから取ってきて?」
リホ「え?… 今置かれてる状況よりヌカコーラなんか…?」
SAA「うん♪」
リホ「(やば… 思ったより重症や… )」
思った以上に重度の依存症状に引きつつもリホはこうなった経緯を話し出した。
リホ「ヌカコーラをどっからどうやって仕入れているか分からんがSAAちゃんのヌカコーラ依存を治そうとおもってんや、苦情が二件来てるからの… 」
SAA「ヌカコーラなら自分で作ってるよ?美味し過ぎて自分で作れないかな〜って思って試行錯誤したら出来たんだ〜、教える?」
リホ「話聞いとる?」
SAA「え?何?ヌカコーラの作り方聞いたんじゃないの?色んな種類あるって聞いたけどワタシ一種類しあ作れないんだけどね」
リホ「(話が噛み合わへんな… っていうか自分で作ってたんかヌカコーラ… ま、まぁ、雨風凌げるようにして毎日配給渡すか… )
… 一日、三食だすオヤツもだす。そして一日中ぐーたら生活や依存症状が治るまでの…」
SAA「え?ワタシこのまま?ヌカコーラは?」
リホ「二度と飲めへんよ?あんな危険なもんはな」
SAA「嫌だー!嫌だー!嫌だー!嫌だー!」
二度と飲めない事を聞きジタバタもがくが手足の手錠がジャラジャラとなるだけでHGの人形に手錠を引き千切るだけの力は無かった。
リホは雨風を凌げる様にトタンで壁や屋根を作った。
鉄血工造…
旧第3エリア…技術研究所…
イントゥルーダーはファイアウォールと攻性防壁で固く閉ざされたデータを数時間かけてやっと突破しある
アルケミスト「意外と早いな… どうだった?」
イントゥルーダー「珍しいやり方での攻略だったわ。
アルケミスト「複数を同時進行?そりゃ大変だったな。一杯付き合うか?」
イントゥルーダー「大変っ次元じゃないわよ、いつデータが消えるかヒヤヒヤしたんだからね?まぁ、一杯お願いね」
アルケミスト「分かった、それじゃデータの中身を確認するか」
イントゥルーダー「そうね、技術研究主任の機密データ… 一体何かしらね… 」
イントゥルーダーはデータの中身を確認、そしてその情報が何なのか知り複雑な表情になる。アルケミストは心配し声をかけた。
アルケミスト「何だったんだ?その中身は?」
イントゥルーダー「蝶事件当日の研究主任の遺言よ、でも… この事実が明らかだったら…
アルケミスト「何故あの裏切り者の名前が出る…?まぁ、いい。
イントゥルーダーは一回ため息をつき、真剣な眼差しでアルケミストにある事を伝えた。
イントゥルーダー「
アルケミスト「それは本当か?確かこの研究所は人形の腕や足、更には電脳を人間に移植しようとして所だから考えうるが…」
イントゥルーダー「そうね、その研究成果のおかげで
アルケミスト「まぁ、まだ確定って訳じゃない、取り敢えず私もこの研究主任の遺言とやらを見てみるとする」
アルケミストはこの事実に内心驚きつつも研究主任の遺言のデータに目を通し始めた。
リホさんは元人間?
それとも最初っから人形?