・基本的、総合格闘技のルールと同じ、禁じ手無しだが人形のコアなどの急所などに危険を及ぼしうる攻撃については反則とする
・基本的に実戦に近い形
・スキルの一部使用許可(火炎瓶、手榴弾、グレネードランチャー、チェーンブラスト、閃光弾などの投げ物の使用禁止)
・武器、凶器の使用禁止
激しい熱気、そして歓声の中八角形の鉄柵のリングの中一方的な展開が繰り広げられていた。
バルカン「うぉら!うぉら!守ってばっかじゃ倒れねぇぞ!ゴラァ!」
S.A.T.8「ぐっ… (なんなのコイツ!私の鉄壁の護りを強引に剥がしにきてるっ!)」
一応、この大会は戦術人形の一部のスキルを許可されている。その為、S.A.T.8のスキル【鉄壁理論】はとても強く更には
そんなS.A.T.8に対してバルカンは最初から大振りのフルスイングのフックやアッパー、ストレートを連発し防御を無理矢理引き剥がすごり押し作戦に来ていた。
しかしS.A.T.8の【鉄壁理論】を突破出来ずバルカンはS.A.T.8の腕を掴みある作戦に出た
バルカン「捕まえた…… 食らいやがれ!」
S.A.T.8「キャッ!?グフッ!ガハッ!ゴホッ!」
手を無理矢理掴み逃げようとするも強引に引き寄せボディに殴打の嵐、1発1発の威力が大振りで鳴ってはいけない音と共にS.A.T.8のスキル【鉄壁理論】のガードが剥がれ落ちS.A.T.8の体力が奪われていく。
そしてあまりのバルカンの猛攻に耐えきれずS.A.T.8は膝をリングに付けそのまま倒れてしい試合終了、バルカンの勝利が確定した。
S.A.T.8「…もう、無理…… 」
バタッ………
バルカン「はぁ…はぁ… や、やっと倒れた… 硬過ぎだろ、ホントに… 」
16labo謹製のバルカンの猛攻を15分以上も凌いだS.A.T.8はその後、担架に運ばれるS.A.T.8に賞賛の拍手が送られた。
D.C.F.選手待合室…
バルカン「準決勝の相手が棄権?マジで?」
ヘリアン「まぁ、当たり前と言えるな… 流石にあれだけドンパチしたら棄権されてもおかしくない」
バルカン「そうかな?でどんな奴だったんだ?」
ヘリアン「S13地区のSPASだったがお前の試合をみてそこの指揮官が棄権を決定したらしい。あそこの基地はまだ開発途上で人手が足りないから貴重な人材を修復装置送りにされたくなかったらしい」
何故そんな基地が出たんだか… そんなツッコミを心の中でしつつある事に気付いたバルカンはヘリアンに質問する。
バルカン「そうか… えっ?って事は次は決勝?だよな?」
ヘリアン「そうだな… もうお前に色々と指示だすのは疲れた、それとそもそも指示なんて聞いてないだろ?だから好きにやれ、勝ったらペルシカ博士に報告しないからな」
バルカン「おう!最後も相手をぶっ飛ばしてやるよ!」
D.C.F.会場… ドームの上
??「バルカン〜 こんな面白いそうな事見てるだけじゃいられなくなっちゃうよ。」
そこには鉄血のロゴが入って四肢が機械の鉄血ハイエンドモデルがいた。
??「あの日の事が今でも忘れられないよ… 私をぶっ飛ばしたバルカン… はぁ…/// もっと
D.C.F.会場内… 発電室
そこには複数の黒ずくめでサプレッサー付きの銃を持った部隊がいた。その近くには警備員が倒れており明らかになんらかの目的があった。
「こちらブラボー、発電室に着いた、これでこのふざけた憎たらしい人形共の見せ物をいつでも終わらせる事が出来るぞ」
『了解、こちらも見張りの警備員を
「了解、
バルカン「…ヘックュンッ!
はぁ、はぁ、ハックシュンッ!
…あぁ… 誰か噂でもしたか?」
ヘリアン「マーダー辺りかもな」
この大会、ヤバイッ…!!