突然の爆発音と照明の暗転により会場内は騒然とする中、鉄柵の八角形のリングの中央には鋼鉄のメイス片手をリングに突き刺し現れた
消耗し切ったバルカンとトンプソンはお互いを庇いながら距離を取り。そんな2人にシャルーアは構わず話しかけた。
シャルーア「バルカン〜、ホント
バルカン「なんでお前がいんだよ!ふざけんな!」
トンプソン「なんなんだ?鉄血の新型か?!ありゃ!?」
バルカン「私が一回ぶっ飛ばした奴だよこん畜生!」
こんな最悪な状況に鉄血の襲撃、爆破音が聞こえた事からブルートの特殊部隊が先行して発電機関連の施設を爆破したのか?とバルカンは考える
シャルーア「え?アタイの遊ぶの嫌なの?…でも散々待った分いっぱい遊ぶんだからッ!」
バルカン「他にも仲間がいんだろ?アルケミストとかがな」
シャルーア「え?アタイ1人だよ?バルカンの試合見てたら我慢出来なくて1人で来たの!褒めて!」
コイツ独断先行?でもコイツはアホだし知らされて無いだけか…
そう思ったバルカンはトンプソンの方を見る
バルカン「トンプソン… フォースシールド使えるか?」
トンプソン「後少しでクールタイムが終わる… ってかアレはどう言う奴なんだ?」
バルカン「近接特化で戦術人形を軽く握り潰せるくらいのパワーも壁を蹴って移動出来るくらい速い奴 」
トンプソン「勝ち目あるのかよ?」
バルカン「アイツ、バカだから真っ直ぐしか来ない。そん時カウンターして勝てたんだよ。そのおかげで右手が義手になっちまったがな…」
トンプソン「おいおいマジかよ… 」
シャルーア「何をコソコソ話してるの?もう私我慢出来ないよ?バルカン〜、今夜は沢山遊びましょ♪ …ねぇッッ!!」
手足をリングに着けて姿勢を低くし力を溜めたシャルーアは全速全進で拳を握り締め飛び掛かりながら殴打を繰り出す。装甲で出来た拳は圧倒的に質量とスピード、物理エネルギーを帯び、戦車のAP弾を彷彿とさせる。
バルカンとトンプソンは何とか避けきりシャルーアの方を見ると悲鳴が聞こえシャルーアの拳には血と肉片がへばり着いている。
「ば、化け物!!」
シャルーア「うっさい黙れ」
「ガギャッ… 」
グチャッ……
アリを手で潰すかの様に人間の頭を掴み握り潰され頭の無い人間だったモノを適当に放り投げた。
シャルーア「手汚れちゃったじゃん… 全くもう…
あっ… バルカンの隣にいるゴミ人形?アタイはバルカンと遊びたいの。だからどっか行って?今なら見逃すからさ」
トンプソン「目の前の光景を見て置いて逃げる程に私は腰抜けじゃぬぇぞ?鉄屑人形が…!」
バルカン「そうだよな?今度こそお前をスクラップにしてやるよ!この野郎がッ!」
バルカンとトンプソンは身体がボロボロながらもシャルーアに向かって走り出す。それに対してシャルーアは少し悩んだが歓喜の表情を浮かべシャルーアも走り出した
シャルーア「え?2人がかり?いいね!それもいい!最高!2人纏めて遊んであげるッ!」
圧倒的力と2人の力のぶつかり合いに…
…となる筈だった。
バタン…ッ!
シャルーア「あへぇ……
…あっ… ちゅうしゃうたなきゃいけないのわすれてた…… 」
走り出した瞬間力無く倒れ込み盛大に転けたシャルーア、突然の出来事に2人は困惑するが良かったとホッとする。
バルカン「……バッテリー切れ?なのか?やっぱバカだったコイツは… 」
トンプソン「まぁ、でも良かったな… 」
アルケミスト「はぁ… コイツは本当にバカだからな… ワタシでも骨が折れる…」
バルカン・トンプソン「「ッ!?」」
シャルーアの自滅?した事に一安心したも息を整える暇も無く、力無く倒れ込んでいるシャルーアの側にはアルケミストの姿があった。
バルカン「アルケミストッ!やっぱりコレは鉄血の仕業かのか!?」
アルケミスト「爆破音と暗転はワタシ達じゃ無い、他の奴らだ。すまないが
あとついでになんだがこの大会の優勝賞金の
アルケミストはシャルーアを背負い込み、何処かなテレポートして消え去った。
そして最後の聞き捨てならない一言にバルカンとトンプソンは怒りを露わにする
バルカン「
トンプソン「人殺して更に優勝賞金までパクるのかよ!この鉄屑人形共がぁぉァァァァァ!!」
暗い会場内に2人の怒りの叫びが響き渡った。
シャルーアちゃん人を1〜2人?殺す、そして戦う時にエネルギー切れにより倒れる、そしてアルケミストさんに回収、オマケに優勝賞金をパクられる
散々やな…