まぁ、その分濃い面子が揃うがな
S13基地…
復興の道はまだまだ遠く人手もまだまだ足りないS13基地の朝は1発の空砲から始まる。毎朝コルトSAAの空砲(至近距離)の目覚まし時計が襲うが流石に毎朝やられると慣れて耐性がつき始めていた。
作戦報告書も手書きに慣れて手慣れてきた為、何とか朝の内に終わらせて午後に来る4人の戦術人形を迎え入れる準備をしていた。
リホ「まぁ、4人来るって言ってもまだまだ足りへんけどな」
タチャンカ「そうだな… ここらへんの治安は鉄血の襲撃から悪くなる一方だから早く治安の改善の為にも人員はなりより必要だ 」
S13地区の治安は非常に悪く窃盗、スリ、強盗と把握しているだけでも数え切れない程だ。その為にも早急に治安の問題は解決しなければならなかった。
リホ「まぁ、今は無理に問題を解決する時やないからな…
そろそろ新しい戦術人形達が来る時間やし行くかの」
タチャンカ「そうだな、では行くか」
リホ「って言うかSAAちゃんの朝の空砲なんとかならんの?」
タチャンカ「気付いたら居なくなってたりいきなり現れたり神出鬼没なんだぞ?あれはかなりのやり手だぞ?」
リホ「確かにのう… ここまで来ると本当にただの薬物中毒人形なん?って感じやな〜 」
コルトSAAの異常なまでの能力に何者なの?と悩んむが、今はリホ指揮官とタチャンカはゲートの前で待っている事にした。
S13基地… 正面ゲート
鉄血の襲撃時から仮の金網のゲートのままだが念の為に土嚢は積んで置いて遮蔽物を置いていた。
そして4人の戦術人形が輸送車両から降りていてリホ指揮官とタチャンカの前に姿を見せていた。
UMP9「UMP9ただ今着任しました!みんなこれからも家族だ!」
UMP45「UMP45が来ました。指揮官、仲良くやりましょう~ 」
416「HK416、ちゃんと覚えてくださいね、指揮官 」
G11「G11…です…指揮官、お布団、ある?」
リホ「ア、ヨロシクオネガイシマス…(冷汗)」
リホ指揮官は速攻で並列型高速演算を起動
・これが噂で聞いた事がある実在しない部隊、404小隊?
↓
ウチの所に高級人形がこんな来るん事はあるのか?警戒
・暗殺の可能性大、もしくは調査?
↓
とにかく腰を低く、敬語で
結論
↓
反論せず腰を低く低く対応する
その間、僅か0.1秒未満だった。
リホ「ご、ごめんなさい… 少し驚いていてね?まぁ、こんなボロボロな基地だけどゆっくりしていってね?」
G11「布団かベットある?」
416「頼り無い指揮官ね… 大丈夫かしら… 」
UMP9「よろしくね〜!」
UMP45「よろしく、指揮官さん〜 」
タチャンカ「だ、大丈夫か?いつもと口調が違うが…?」
リホ「大丈夫ですよ?大丈夫!大丈夫だから!ね?」
本当はそんな訳は無く全く真新しい戦術人形4人なのだが自身の運の無さから無駄に警戒しまり敬語?になるリホ指揮官だった。
リホ指揮官のいい事した時の運がここで使い果たされた可能性大
そして新人に無駄に警戒しまくる苦悩の日々が始まる!