S13基地… 壊れた道路
天気は快晴、そんな中416とG11、UMP姉妹はツルハシや持って鉄血機械兵のジャガーの迫撃砲により壊れた道路のアスファルトを剥がしていた。建物の復旧は最低限終わり次は迫撃砲に穴だらけになっている道路があり一旦剥がして新しくアスファルトを入れる事にした。
作業は416とG11、UMP姉妹はアスファルトを剥がしてリホ指揮官は中古で勝ったショベルカーで剥がしつつアスファルトをダンプに入れると言うものだった。
因みにコルトSAAとM14以外のメンバーはS13基地の巡回をしている。
G11「つ、ツライ… 」
416「さっき休憩したばっかでしょ?頑張りなさいよ」
UMP45「はぁ… なんで戦術人形の私が土木工事しなきゃいけないの?あははは…」
UMP9「そうだね… 」
リホ「仕方ないやろ?基地ボロボロやけぇ、ちゃんと最低限の設備の復旧しないと後々困るやろ?」
G11「指揮官〜 ショベルカー乗りたい… いいでしょ?」
一週間ずっと土木工事をしている為、精神的な疲労が溜まっていた。それに対してリホ指揮官は重機などを使って作業している為、楽してると思われてるリホ指揮官は羨ましがられていた。
リホ「あっ、別にええけど… 乗れるん?」
なんか思いのほか簡単に操縦席を空けてくれたリホ指揮官、G11は嬉しそうにショベルカーの操縦席に着いた。
G11「やった…!(これで楽できる…!)」
リホ「絶対に事故るんやないぞ?」
G11「うん!分かった…!」
リホ「まぁ、その内やらせたいと思っていたからの… (まぁ、G11はサボりたいだけやと思うけど…)」
いずれは重機の操縦をやらせようと思っていた為丁度良かった、しかしサボりたいという魂胆が薄々見えていた。
そして数分間、リホ指揮官がG11にショベルカーの操縦方法を教えて込み416とUMP姉妹はその様子を見る事になった。
G11「(これで楽出来る……!)」
キラキラ……
リホ「やる気満々やな… G11…」
やる気満々のG11、そしてショベルカーのアームを動かしアスファルトを剥がしていき…
更に道路の脇のコンクリート製の排水溝に当たり一部砕けて壊れてしまった。
ガッ……!
G11「あっ… 」
リホ「あーー…事故った… 距離感掴めなかった感じやな」
416「アレって難しいの?」
リホ「難しいのは最初だけやぞ?まぁ、経験やな」
UMP9「そうなんだ」
UMP45「そう…、ここ終わったらだいたいは終わりなんでしょ?」
リホ「そやな… ここ終われば最低限の補修工事は終わりや、でも終わったら
UMP45「いいんじゃない指揮官」
その後、五時間の間楽したかっただけのG11にショベルカーやブルドーザーなどの特殊大型車の使い方を実施で嫌がるG11にびっちり教える込むリホ指揮官だった。
そして日が暮れた頃にはヘトヘトになったG11は416におんぶを要求、416は「仕方ないわね…」と言いG11をおんぶし宿舎に運んでいった。
土煙や泥で汚れているがリホ指揮官は本部に補習工事完了の報告書を作成していた為、416とG11、それとUMP姉妹と違う時間帯にお風呂に入る事になった。
リホ「はぁ〜… やっと工事終わったわ〜 これからやな〜 色々としなきゃならん事も沢山からの… 」
疲労困憊の中、脱衣所の籠の中にジャージを入れ着ていた作業服を脱ぎ洗濯する衣服を入れる袋に入れる。
リホ「やっとお風呂や〜… ん?」
風呂に入ろうとしていた時、誰かの服が籠の中に入っている事に気づき誰なんだろ。と籠の中を確認する。そこには小さい服とハンドガンの【コルトSAA】が入っていた。
リホ「なんだ〜、コルトちゃん入ってるんか…… うん……」
恐ろしく不安になった。そして更に新事実を確認してしまった。
リホ「なっ、なんや?これって指輪?それともう一方はネックレスにもう一つ指輪が…… 」
そこにあったのは小さいながらも小粒なダイヤモンドが付いている指輪、その指輪は二つあり片方はネックレスに付いていた。
リホ「ウチは何も見てへん… ウチは何も見てへん… 」
見なかった事にしてお風呂に入る事にしたリホ指揮官だった。