16Labo…
研究資料や報告書が散らかり放題の研究室、そこには頭を悩ませているペルシカとペイロードの姿があり、その原因となったであろう禍々しいオーラを帯びた "
ペイロード「マーダーさんが卵焼きを食べさせたらこうなってしまって… 」
ペルシカ「貴方よくこれを食べさそうとしたわね… 」
ペルシカは呆れつつも今のマーダーの状況を説明し始める。
ペルシカ「今のマーダーはね、強い衝撃を受けてオリジナルのメンタルがダウンしてる状況よ、そして元々の性格の一部がかなり強調されて現れてる " 綺麗なマーダー " がまた表に出たって訳よ」
ペイロード「つまりマーダーさんのメンタルがやられて、違う人格の " 綺麗なマーダー " さんが現れたって事?」
ペルシカ「そうね… あとその
ペイロード「べ、別にいいですけど… 」
ペイロードは
バルカン「おい!マーダーが…!マーダーが…!」
ペイロード「バルカンさん!なんですかいきなり!」
バルカン「マーダーが救護室で動物と遊んでたんだよ!なんかめちゃくちゃ怖いんだけど!」
ペルシカ「バルカン、落ち着きなさい」
突然入って来たバルカンを落ち着かせマーダーがどうしてこうなってしまったかを一から説明した。
バルカン「つまりマーダーはあの時の綺麗なマーダーになっちまったんだな?この…… なんか形容のし難いモノで… 」
ペイロード「卵焼きですよ!卵焼き!」
バルカン「卵焼き… なのか?それ?…?」
ペルシカ「それは私も同感するわね…
そんな事よりも早くマーダーの検査をしないと危ないわよ。元々不安定な電脳がやっと安定して来たのにまた不安定になって面倒な事になるわよ」
バルカンとペイロードに一旦マーダーを連れて来てもらう様に指示をした。
花壇…
地雷妖精や色々の人形が管理をしている本部の花壇に普段は居ない筈の人形がいた。
マーダー「〜♪〜♪〜♪」
鼻歌を歌いながらニコニコした笑顔で観葉植物や花にジョウロで水をあげているマーダーの姿があり。あまりの異様さから地雷妖精すら花壇に立ち入る事は出来なかった。
バルカン「や、やっぱり綺麗なマーダーだ… アイツの笑顔といったら人を見下してる様な邪悪な笑顔なのに今は太陽の様な笑顔だ… 」
ペイロード「そうですよね… こんなの事情を知ってないと怖くて近寄れませんよ」
事情を把握している2人にとってそうでも無いが知らない人からしたら混乱を生じるかも知れなかった。
あの人の嫌がる事が大好きで人食いサイコなマーダーが純粋な笑顔で花壇の水やりをしているという異常事態と言っても差し控え無かった。
取り敢えず綺麗なマーダーに検査を受けてもらえる様に声を掛けてみる事にした。
バルカン「マーダー、済まないがペルシカから検査を受けてくれないか?」
マーダー「はい、バルカンさん分かりました」
ペイロード「じゃ、行きましょう」
2人は案内しようとした時、マーダーは立ち止まり下を向き深刻な顔で呼び止める。
マーダー「…バルカンさんとペイロードさんに言って置きたい事があるんです……
ペイロードさんからある程度事情は聞きました、あの作戦からかなりの日数が立っているって事を… ですけど言わないといけないんです…
未熟な私でごめんなさい… 誰も助けられ無くてごめんなさい… マーダーの偽物でごめんなさい…!」
マーダーの目から涙が溢れ落ち泣いていた。
バルカン「あのな… 未熟とか偽物とかそう言うのどうでもいいんだよ。一々そんな事考えてると余計いい事が考えれなくなるぞ?
…っでだ。ペルシカには私が頭下げてどうにかしてもらえる様にする」
ペイロード「そうですよ… もう過ぎた事ですし自分を攻める事はありませんよ。なので今は取り敢えず検査を受けましょう!」
マーダー「うっ… あ、ありがとう……っ 」
その後、マーダーは泣きながらも研究実弾まで行きペルシカの検査を受けた。
どうなるかな〜…