I.O.P.社…
パンツ盗難事件の犯人は未だ行方不明で捕まっていないがあの日以来盗まれる事は無くパンツを買い直しす羽目になり任務も無く金欠状態だった。
まぁ、そんな事はお構い無しに普段は性能試験や動作確認を行う運動場、だがそこにはネットが張られバルカンとフレイムがテニスラケットを持えテニスをしていた。
バルカン「あぁ…!もう最悪だぁ!クソォォ!」
フレイム「ぐっ…!いつにも増して威力が強すぎ…!」
暇なので何故かイライラしてるバルカンと新義体のフレイムは朝からテニス?をしていた。
ただノーバンで同じ位置に繰り返してスマッシュを決めるという戦術人形の力をフル活用したテニヌをしていた。
焼け気味なバルカンはいつもより凄まじい速度でスマッシュを決め、フレイムは防ぎ切る事で余裕が持なかった。
バルカン「泥棒が!私の…!大切な…!ものまで!おりゃぁぁッ!!」
ズコォォォンッ!
フレイム「ウ… ソ……!ラケットが穴がッ?!」
バルカンの改心の一撃が決まりフレイムのラケットにはボールと同じ大きさの穴が空き向こうの壁に軽くめり込んでいた。
フレイム「ま、負けた…… やっぱりバルカン先輩には勝てませんね…」
バルカン「はぁ… はぁ… はぁ…! 結構高かったのに…」
フレイム「下着の件は忘れましょうよ!バルカン先輩!このままじゃ前に進めませんから!」
バルカン「
…富裕層向けのコーナーで買ったのめちゃくちゃ高い奴なのにぃ… 」
バルカンはその後カフェに行きジャクダニエルを朝から飲み始め酔っ払った所をペイロードに見つかり怒られると言う事態になった。
そんなバルカンを叱った後、ペイロードは狙撃訓練場に行き訓練をしていた。
その訓練はアイアンサイトでの狙撃の命中精度を上げる特訓だった。何度も何度も繰り返して調整し慣らして行かないと流石に実戦では使えない為、まずは400mで命中率が90%以上になる様に特訓していた。
ペイロード「やっぱり難しい… 」
周りが見渡せてスコープを調整しなくてもいいと利点があるが慣れが必要で難しい、そして狙いが定まりずらいと言うのが欠点だった。
戦術人形といってもスコープ無しでの狙撃は厳しいものがあり第二次世界大戦のデータにある白い死神が改めて凄い人だと気付かされている。
しかしペイロードは諦めずに続けていた。ズレが出たから修正をしほんの少しづつだが命中率は上がりつつあった。
ペイロード「でも…… 何事も練習あるのみです!」
ドォォンッ!
その目に迷いは無く、マトを的確に見て狙いをつけ、引き金を引こうとした。
しかし先程からしていた違和感が気になり銃身を確認する。
ペイロード「あっ… 夢中になり過ぎて昨日から使ってる銃身の寿命がもう無いのに撃ち続けてた… これじゃ当たらないのも無理はありませんよね… って事は弾道修正やり直し… はぁ… 流石にもう無理です疲れました… 一回休憩しましょう…」
しかし流石に長時間集中していた為か銃身も自分の身体もボロボロでこの後ゆっくり休んだのだった。
次回、やりますかぁ…