塹壕…
嵐は過ぎ一部の塹壕ではゴグマジオスに向けて砲撃以前にイーオスの群れに襲われていた。そんな中、【M2A1火炎放射器】ことフレイムはそんな塹壕内にいた。MSFの兵士と言えど群れで連携を取るイーオスに苦戦し制圧に時間が掛かっていた為であった。
フレイム「この私に活躍の機会を与えてくれてありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁすッ!!」
そんな塹壕内に熱風が吹き荒れた。ロケット燃料とナパームの混合特殊燃料により射程と威力、燃焼時間が大幅に上がった魔改造火炎放射器がイーオスの群れを業火で包み込んでいた。
そしてイーオスを焼き尽くしながから奥にゆっくりと歩いた。フレイムへ火炎放射器という武器の都合上耐火、耐熱性能がかなり高いその為無理無く火炎の中を突き進んめる。
あとナパームが入っているが霧状に広範囲に噴出している為、実はそんなに燃焼時間は長く無く塹壕が炎で包まれたままと言うことは無い。
この後、フレイムは無線で人がいないか確認し燃料を補給しながら塹壕に侵入したイーオスの連携を魔改造火炎放射器の制圧力でゴリ押していった。
要塞…
バルカン「ぶっ倒れやがれ!このデカブツがぁぁ!!」
スコーピオン「うおぉぉぉぉぉ!!いけぇぇぇぇぇ!!」
対空機関砲をゴグマジオスめがけ撃ちまくるスコーピオとバルカンは、負けじとフル装填したバルカン砲をスコーピオンのすぐそばで乱射した。
バルカン「絶対えぇ生きて!スミスとデートしてやるから!さっさとくたばれ!この野郎が!」
スコーピオン「(この人… バイポットとか設置設備無しで腰撃ちで対空機関砲撃ってるの!?でもそんな事気にしてる場合じゃないか!)」
バルカンやEA小隊にとって見慣れた光景。だが初見のスコーピオンにとって少し驚いたがそれどころじゃない為無視した。
あと念のため言っておくがそもそもバルカンの【M61A2バルカン】は戦闘機に積むような大きなガトリング砲で決して人形が腰撃ちで運用するようなもんじゃない事を…
一方別の所ではデストロイヤーとマーダーは要塞からゴグマジオスに向かって撃っていた。しかしマーダーは当初からウズウズし顔を赤らめていた。その目はまさに獲物を前にした狂った狂人のように…
マーダー「…はぁ…// はぁ…//あんな最高の獲物を前に安全圏で黙って撃っていろと?
そんな事出来る訳ないじゃ無い!アハハハハ♪キャハハハハ♪ 」
デストロイヤー「ちょっ!マーダー!」
目の前の巨大な
その道中、イーオスに遭遇するも
マーダー「さぁ!血肉を見せなさい♪キャハハハハ♪」
身体のしなりを限界まで溜め渾身の一撃を放ち振り抜くが重厚な城殻に阻まれかすり傷が付く程度に終わる。しかしその一撃を利用し身体をしならせ勢いをつけ身体の負担を完全に無視し防御を捨て完全に相手を強引に尻尾を何度も力任せての強引な斬撃でぶった斬ろうとするマーダー。
マーダー「キャハハハハ!アハハハハ!死ね死ね死ね死ねェェェ!さっさと斬れやがレェェェ!鮮血を!生々しい肉を見せろぉぉぉ!!」
そして無理くり抉り回そうと大型レーザーブレードで突こうとした時、ゴグマジオスは尻尾をマーダーに向かって振り下ろした。
マーダー「ガアッ……!」
ドォォォンッ!
防御など考えず攻撃一点だったため尻尾の一撃は直撃、マーダーは要塞の壁まで吹っ飛ばされ重症を負った。
マーダー「ゴホォッ… た… 滾りす… たわね… ぐっ…いった〜…」
この後、MSFの衛生兵にすぐさま担架に乗せられ戦場から撤退したマーダーだった。
そしてゴグマジオスの尻尾に大きな乱雑で力任せてな深い斬撃の後が残された。
すまそ…
マーダーさんこれやらんと気が済まないんしマーダーさんの性格上ね?
完全にバーサークしたマーダーの独断先行ですね…
なので周りが見えていません…
まぁ、これでゴグマジオスの尻尾の耐久値は残り少ないですぞ