輸送車両の中でグータラしてゴロゴロしていた【パラケルススの魔剣】と一緒にポテチを出発時間の10分前まで食べた。
そして先導車両、護衛車両、輸送車両、護衛車両の順で計4台で移動し、【パラケルススの魔剣】の専用兵器である最新の高性能
バルカンの愛銃?である【M61A2バルカン】は大きい為先導車両に一人で。あとはペイロードとマーダー、フレイムとデストロイヤーと二組に分かれて護衛車両に乗っていた。
バルカン「私を守ってくれよ… S&W M500…
…いやスミス……」
バルカンはこの護衛任務が始まる前にやっと頼んだ物があった。それはバルカンが今は
二回もDG小隊のスミスに助けられそして二人は結ばれた。そしてもし、ピンチが訪れたとしても守ってくれると信じ、バルカンはS&W M500を選びサブとして本格的に使う事にした。
バルカン「さてと…… セイ、何か異変はないか?」
セイ「いえ、何も異常ないですね」
バルカン「そうか… なら良かった」
セイ「そろそろ街に着きますね、何ごとも無くて良かったです… では通信しますね
『此方、輸送車両、そろそろ目標地点に着きます…… 此方、輸送車両、そろそろ目標地点に着きます…… 』
……なんで通信に出ない?打ち合わせ通りなんだけどな…?」
【パラケルススの魔剣】の専用兵器の
セイ「これは…… バルカンさん、EA小隊全員に警戒する様に言ってくれますか?なんかとても不気味です」
バルカン「分かった、すぐに通信する」
バルカンはEA小隊全員に事態を伝え、バルカンも愛銃の【M61A2バルカン】を右腕の技術に接続しいつでも戦闘が出来る様にスタンバイした。
セイ「目標地点まで100m、ですが… この不気味な雰i……!? ウグッ…!?」
バルカン「ウォッ!?ギャッッ!?」
突然、大柄な黒い影が先導車両の前に現れ、あろう事か大型の先導車両を素手で止めてしまった。そして何事もなくフロントガラスを素手で破壊、セイを運転席から引き摺り下ろし地面に叩きつけた。
バルカン「やりやがったな!この野郎…!」
バルカンを撃とうしたがすぐさま【M61A2バルカン】を床に置きハンドガンのS&W M500に持ち替えて撃ち出しす。
バルカン「(クソッ… 流石に人がいる方向にぶっ放せない… 早速使う事になっちまったな…)」
弾道がブレやすいガトリング砲では流石に人がいる方向に撃つ事は出来い、その為S&W M500に持ち替え頭を狙って撃っていた。
バルカン「コイツ…!頭に当たっても即死しない!?なんなんだよチクショウが!」
ドォォンッッ!
その時、1発の銃声が響き謎の薄気味悪い黒いコートを着た大男の頭に命中し仰向け倒れた。銃声の聞こえた方向をみるとペイロードの銃から硝煙が上がっていた。
ペイロード「バルカンさん大丈夫ですか!?」
バルカン「私は平気だがセイがヤバい!」
ペイロード「バルカンさん背負って運べますか?製薬会社の建物なので医療器具とか薬は準備出来る筈です!」
バルカン「了解!」
意識が目覚めないセイと先導車両から使える物を後方の護衛車両に運び込びこんだ。
そしてすぐさま本来の目標地点である大きな製薬会社の建物にEA小隊とセイを背負ったバルカン、パラケルススの魔剣が入っていった。
通信の返答が無い…
そして謎の薄気味悪い黒いコートの大男
どうなるんだろうな〜…