地下の研究施設へ向かう列車直す事が出来た為動かし始めた。徐々にスピード上がり少し揺れ地下深くの研究施設に進んでいた。
列車内はメタリックな雰囲気、そして広いスペースが確保されておりナニカを運んでいた事は明確だった。
バルカン「製薬会社が生物兵器の開発ね〜… こりゃ世間に知れたらヤバイ事態だな」
リホ「…そやな… まぁ、規模が大きい会社やから絶対に揉み消されるけどの」
ペイロード「製薬会社が潰れたら薬の物価が上昇して医療関係に損害、人間にとっては死活問題だから… ですかね?」
リホ「そやな〜…」
もしこの生物兵器の開発が事実だとしても訴えられないケースがあった。それは製薬の大手の会社でたる為全工場の停止や差し押さえとなったら薬の物価が上昇してしまい値段が高くなってしまうからだ。人形には関係なくとも人間には大問題な事の為揉み消される可能性があった。
まぁそんな事よりも色々とヤバイ事態なのだが…。
色々と話をしていると列車は地下深くにある研究施設につきEA小隊、セイ、パラケルスス、S13基地の2人の9人は列車を降りた。
列車の駅はコンクリートで出来ており無機質で必要最低限と無駄を省いた構造となっていた。そして血に塗れた
ペイロード「大丈夫ですか…!返事をしてください!
………… 返事がない?」
その兵士に話しかけても返事が無くフラフラとこっちに向かってきていた。明らかに正気とは思えなくペイロードは1発の警告射撃を天井に向かって放ったが反応は無くお構い無しに向かってきていた。
バルカン「近づくんじゃねぇ!この野郎が!」
「ガァ…ッ!!」
余りにも怪しかく危険な予感がしたバルカンは右腕の硬い合金製の義手で顔面を躊躇無く殴った。フラフラと向かっていた白いコンバットスーツを着た兵士は1mぐらい吹っ飛んだ。
流石に気絶したと思ったバルカンだったが、その兵士は何事も無くフラフラと立ち上がり、気味が悪くなったバルカンはS&W M500で頭に1発撃ち動かなくなった。
バルカン「コイツら変だ…!義手で殴ったのに痛がらないし悲鳴も上げねぇ…!なんなんだよコイツは…」
ペイロード「いきなり殴ったのは驚きましたが確かにそうですね… 気絶もしなければ痛くても声を上げないのはおかしいです…… 半信半疑でしたがもうこれは信じざる得ないですね」
リホ「やっと信じて貰えたかの… って言うよりこの【白いコンバットスーツの兵士】は何処の所属なんやろ?
…そんな事よりさっさと
ズガァァァァァンッ!!!
マーダー「列車が爆発した?」
リホ「アァァァ!折角直したのがぁ!」
リホ指揮官とWA2000は
バルカン「アレは…!柱に隠れて伏せろッ!!」
突然放たれ2秒間だけだがその火力と射速にコンクリートの柱はズタボロになった。そして弾が無くなったのか持っていた
ガァッシャァァンッ!!!
バルカン「う、嘘だろ?私の愛銃がぁぁぁぁ!!」
ペイロード「フロントに置いてきたのを鹵獲されましたね…… バルカンさんの銃が…」
リホ「うっわぁ… あの壊れようじゃどうしようもあらへんな…」
バルカン「絶対にゆるさねぇぞ!私の
会社のフロントに置いてきたバルカンの愛銃?である【M61A2バルカン】を使い捨てされ壊したメシスT型に対して大激怒したバルカンだった。
そしてネメシスT型は四連ロケットランチャーを肩に乗せ追撃を掛けようとし、EA小隊もセイはパラケルススを庇いながら、S13基地の二人で対峙しなければならなくなった。
次回、ネメシスT型との再戦!