しかし…
森林地帯…
バルカンは珍しく木の陰に隠れていた。その訳は目の前にガルムがいるからだ。
バルカン「慎重にいかないとな…こういう事するの初めてだから緊張する…」
いつもなら愛銃?のM61A2バルカンでねじ伏せているのだが今は捕獲用の網が出るグレンネードランチャーしか持っていない。
バルカン「なんなんだ?あの縦長の箱?」
しかも、あのガルムの背中についている兵器と思われる縦長の箱がなんだか解らないので慎重に動いていた。
なので慎重に…
慎重に…
バルカン「あぁ…!まどろっこしい!喰らえぇ!」
…そんなこと出来る筈もなく。バルカンは取り敢えず捕獲ネットを乱射した。
ガルムに命中しバチバチと電流が流れ出した。だがガルムは?な感じで反応しバルカンの方を向いた。
ガルム「?………!!」
電流は全く効いてなく。ダメージを受けていない。
ガルムはバルカンに気づき縦長の箱をバルカンの方向に向けた。その縦長の箱が光り出した。
バルカン「え?ちょっと待て!嫌な予感しかしねぇじゃねぇか!」
バルカンは咄嗟にヘッドスライディングした瞬間、かん高い大きな声が聞こえバルカンはその方向をみた。
バルカン「マジかよ!デカいダイナゲード最高だな!絶対飼うぞ!」
バルカンが見た光景は木々が一直線になぎ倒され破壊され一部が燃え山火事になりかけていた。
バルカン「あぁ!クソ!全弾喰らえ!!」
しかしバルカンは愛銃が今は使えないバルカンは捕獲のグレンネードランチャーの残弾を全部撃ち出した。
しかしガルムにダメージがなくただ鬱陶しくした網を取ろうとしただけだった。(ただサイズ的に無理なのだが…)
そして第二波のレールガンが轟音と共に放たれた。
バルカン「ヤバイ…
弾薬庫背負ってたら食らってたぞ!こりゃ!全弾撃ってもダメなのか!クソ!弾切れだ!武器がねぇ!」
捕獲用のグレンネードランチャーの弾も切れ万事休すと思われた時、バルカンはある物に目が行った。
バルカン「ん?コレは……いけるのか?
いや!やんないとこっちが死ぬ!」
バルカンはその武器?を抱えガルムに突撃していった。
ガルムはバルカンを探していた。
二回もレールガンで攻撃を避けられ仕留め切れなかったからだ。
その時である場違いにも大きめの丸太を抱え突っ込んでくるバルカンだった。
バルカン「死にくたばぁれぇぇェェ!!」
明らかに時代錯誤の武器?で突撃するバルカンにガルムは困惑したがレールガンを撃とうと構えてた。今度は二つ同時に。
バルカン「オォラァ!」
ガァァン!!
ガルム「!?!」
先に攻撃出来たのはバルカンだった。バルカンの剛力での重い丸太での突撃で突かれバランスを崩しレールガン発射は中断された。
バルカン「追撃やぁ!喰らえ!」
バルカンはバランスを崩したガルムを見逃さず丸太で脚を横から殴りつけ更にバランスを崩した。
バルカン「チェストォォぉぉ!!」
完全にバランスを崩し横になったガルムにの目?(カメラ?)に向けて丸太を抱え横に全力でぶん殴った。
ガルムはビクビクと脚が痙攣し動きがとまった。
なんとか機能停止させた思ったバルカンは手を止め丸太から手を離した。
バルカン「はぁ…はぁ…コレって以外と武器になるんだな?初めて知ったぜ…
近接格闘もやろうかな?今回は完全に掛けだから危なかったからな。」
実際は普段から大きな銃を持ち振り回していたから感覚でも自由に扱えただけだが…
バルカンはガルムに近づき発信機をつけペルシカに連絡した。
バルカン「おい!ペルシカ!いるか!」
ペルシカ『何かしら?目標の数集まったの?」
バルカン「おっきいダイナゲートをペットにする事にしたぞ。後は頼む。」
ペルシカ『は?今なんて言っt…』
プツン
バルカンは通信を切り寝転んだ。
バルカン「はぁ疲れた!明日か明後日は最高の一日になりそうだぜ!」
ペルシカにガルムが届けられ丸太で倒した事が分かりペルシカの頭を悩ませた。
(ガルムを弄る時は嬉しそうにしていたが)
丸太には無限の可能性があるんや…
ただしロマン兵器には及ばないが…
何を倒してほしいですか?ちなみに5月17日にアンケート終了です。
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鉄血
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人類人権団体
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その為(生物兵器、E.L.I.Dなど)
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地球防衛軍ごっこ(虫E.L.I.D性)