コラボも終わりましたしバイオハザードに戻りますか…
簡単に言えば脱出に繋がる何かが分かるまで闇雲に動いていた。だが30分が経ち内心焦っていた。
デストロイヤー「本当にあってんの?この道で?不安なんだけど?」
バルカン「分からないかど… 何も分からないから動いて探すそかないだろ?」
デストロイヤー「そうだけど……」
このまま付いて行っていいのか分からないデストロイヤーは不安を募らせる。バルカンは正直何処に居るのか分からず来た道も分からなくなっていた為引き返す事すらままならず進む事しか出来なかった。
バルカン「……うーん… 配管だらけ、しかも埃塗れだな… 本当にここは道なのか?」
デストロイヤー「知らないよ… はぁ… 久々に段ボール被りたくなって来た…」
バルカン「お前、まだ段ボール被る癖抜けて無かったのか?お前のその見た目で段ボール被るってなんか笑えるな」
デストロイヤー「別にいいじゃん、被ると安心感があるし…」
バルカン「まぁ、初めて会った時の私とマーダーがある意味悪いからな… 移動中のヘリの中でゲロ吐いたっけ。あの時は帰りゲロの匂いでやばかったんだぞ」
デストロイヤー「やめてよ… 思い出したくないからさ…」
初めは殺そうとしたマーダーに追いかけ回され、発射音が鳴り響くガトリング砲同士の弾幕戦、そんないつ即死クラスの弾丸が飛んで来てもおかしくない二人の戦闘はデストロイヤーにトラウマを植え付けていた。その戦闘時に段ボールに被って隠れていたデストロイヤーは段ボールに目覚めてしまった。
そしてよくよく考えてみたらドリーマーに切り捨てられサイコなマーダーに追いかけ回されたり、マーダーにナニかされたり…。色々と不純な目に合っていた。
バルカン「あれから色々とあったよな… ってか部屋すらない… なんなんだよこの通路は」
デストロイヤー「うん、絶対道じゃ無いよねコレ?」
ガタンっ…‼︎
バルカン「ふえっ?」
デストロイヤー「きゃっ!」
ガツンッ!
「フギャッ!?」
埃塗れで配管だらけ、流石に二人も怪しんだ。そんな時、床が突然抜けて、二人は落下した。そして聞き覚えのある声の悲鳴が上がり何かを下敷きにしてしまった。とっさに二人は床を除けてその人物を確認した。
デストロイヤー「大丈夫!?」
バルカン「おい…!大丈夫か?!…ってリホーマーかよ!!」
リホ「いきなりなんやねん!?上から来て!なんなん?ウチに恨みでもあるん?メッッチャ痛かったんやけど!!」
いつもの如く不幸な目に遭うリホ指揮官。
少し時間が経ち、落ち着いた頃にバルカンとデストロイヤーの二人はリホ指揮官に脱出方法を知っているか聞いてみた。
バルカン「リホーマー、お前脱出する方法知らないか?」
リホ「あの今はリホーマーやなくてリホって呼んでくれへん?いちいち名前言う時面倒いやろ?」
バルカン「そうだな… んでだ。脱出する方法しってるかリホ?」
リホ「一つだけ知っとるよ?なんか避難マニュアルって紙があったんよ」
バルカン「お前!本当か!見せてくれないか!」
脱出の手立てがあると聞き、バルカンはリホ指揮官に近づき問いただした。
リホ「落ち着けや!なっ?」
バルカン「分かった。だからさっさと言え!頼む!」
リホ「その… 更に地下に物資の運搬用の貨物列車あるから脱出に使えるって書いてあったで?」
偶然の遭遇、そして脱出手段が見つかり二人は早く皆んなに伝えようとしたが通信がまだ出来ない状態だった。その為二人はリホ指揮官為と一緒に行動して地下の貨物列車を目指す事にした。
地下の列車と言う脱出手段が見つかりましたな
さて… 物語を進めた行こう!