劇物である
味は最初飲んで死にかけた時の様な味では無くまた飲みたいと思えるくらいの濃厚な高級なワインの様な味。
今度、万能者に頼んで処理する
バルカンとデストロイヤー、AW2000は心配するもリホ指揮官は大丈夫と言い何とか納得してもらい、4人は更に地下にある列車へと向か事にした。
そして大きな空間に出た。円形の空間で4つの鉄橋が掛かっており、下には大型のコンピュータが4台ありここは重要な施設だと簡単に分かる事が出来た。
リホ「列車は左の扉の先にある筈やな… 早く脱出する準備して待機、何か会ったら速攻で助けに行ける様にするで!」
バルカン「そうだな、分かった。……って本当に指揮官見たいになったな… あの
リホ「いや… "見たいな"じゃなくて指揮官やからな?まぁ、まさか指揮官やる事になるとは思わなかったんやけど」
リホ「ウチは先にやる事があるから先に言っておいてくれへんか?WA2000もや。数分で済む用事やから」
バルカン「分かった先に行って準備してしてるぞ、気を付けろよな!」
デストロイヤー「早く来てね…」
WA2000「早く来なさいよ?指揮官」
3人はリホ指揮官を残し列車があると思われる場所へと向うため鉄橋を渡り左の扉を開けて入っていった。
バタンッ…
バルカン「よし… 行くk「ギヤァァァァァッッ!!」…!?」
扉が閉まり向かおうとした瞬間、あろう事かリホ指揮官の悲鳴が聞こえバルカンとデストロイヤー、WA2000は咄嗟に戻り、声の聞こえた方向を見る。
大量の血が流れ、そこに居たのは大きな人型、そして生々しい肉の塊で肥大した左腕の肩に巨大な眼球がある怪物がリホ指揮官の上に乗り掛かり右腕肩を貪り喰らう姿があった。
バルカン「この野郎!離れやがれこの変態がッ!」
すぐさま鉄橋から飛び降り約10m先に落ちて受け身を取り、S&W M500をホルダーから抜き5発撃ち込んだ。
化物は此方に気付きバルカンを襲い掛かろうと肥大した左腕を振り下ろそうとした。しかし、怪物は突然両膝を床に付き倒れた。
バルカン「あの時の野郎か… あの時何度も撃った覚えがあるのに弱すぎないか?5発だぞ?」
WA2000「なんなの?明らかにヤバイ奴じゃない…」
デストロイヤー「まだ生きてたの?なんなのコイツ?」
リホ指揮官は気絶、右肩から下を完全に喰いちぎられ右腕が無くなっていた。
この後、WA2000がすぐさま止血し、失血による機能停止は何とか免れ、気絶したリホ指揮官はWA2000がおんぶして連れて行く事になった。
Gと血が混ざる時…
生命が続く限り常にその肉体が進化し続け、生命危機に即応した超回復によっても肉体の進化する存在
劇物であるその血を体内に入り込み、その存在は常軌を逸して進化を遂げようと…
余りにも不安定、そして危険、そしてこの世の理すら捻じ曲げる可能性すらある存在が生まれようとしていた…。
さて…
G.ウィルスと