化物に喰われ左腕を肩から消えてしまったリホ指揮官、その大怪我では済まされない身体の欠損に周りが心配するも平然としていた。
人形だから修復すれば良いと言う事もあるが本人曰く「昔、三日三晩気が狂いそうな激痛を我慢した事があるからこのくらい平気や」との事らしい。
リホ指揮官の言う"狂いそうな痛み"と言うのは起動して誤ってエルダーブレインの
因みにだが痛みに強いリホ指揮官だが気絶したのは化物に全力でタックルされ吹っ飛ばされ頭を壁に強打した事が原因だった。
そんな訳でリホ指揮官は絶賛人工血液の輸血パックを持ち、針を右手の血管に刺し輸血しながらデストロイヤーに肩を貸して貰い更に地下へと移動中だった。
デストロイヤー「意外に軽いね… リホーマーって…」
リホ「はぁ… 身体が怠い… 重い… ありがと…って意外にってなんや意外にって」
WA2000「まだ血液が足りないんだから当たり前でしょ?そもそも指揮官が鉄血のハイエンドモデルって聞いたけど身体能力低すぎない?」
リホ「あのな〜… ウチはハッキリ言って一般人ぐらいの体力しか無いんよ… だって元々後方支援型やし直接戦う様な純粋な戦闘力なんて持ってないし…」
バルカン「それでも昔殺されるかけたんだが…」
元々が後方支援型と言う事もあり一般人並みの身体能力しか無いリホ指揮官にとってこの状況で移動するだけでも精一杯だった。
その後、白衣を着たゾンビが5〜6体徘徊していたがバルカンのS&W M500とWA2000がゾンビを相手をした。この頃になるとバルカンはハンドガンでの戦闘に慣れ始める。だがまだまだスミスと比べると一目瞭然の命中率だが…。
(バルカンの
バルカン「よしっ… コツは掴んだけど… まだまだって感じだな…」
AW2000「よし… 指揮官この先に列車があるんでしょ?」
リホ「そや… その先に列車がある筈や。さっさと行っていつでも動かせる様にするで」
扉を開けると地下とは思えない程広い駅に繋がっており、レールが敷かれそのレールの上に4両編成の列車が綺麗な状態でそこにあった。
早速、四人は列車に乗り込みいつでも動かせる様にしようと列車に乗り込もうとした矢先、何処からから何かが落下する音が聞こえた。
ドシンッ!!
コンクリートでも固い金属音でもないかなりの重量を持った何かが何処からか落下した。様な音だった。
何かは分からない、しかし異常な寒気を感じ、リホ指揮官を列車の中に入れ、バルカンとWA2000、デストロイヤーは音のした方向へと警戒しながら近づいていった。
リホ「(この感じ… もしかしてウチの血を喰らってあの化物が…?)」
『そうね… 貴方のせいね、龍の眷属、いえ鋼の戦士の従者』
リホ「あの時の… まだ避難は終わってへんよ… 」
『そうね、手っ取り早くそうしたいわ… でもパラドックスって知ってるかしら?』
リホ「こんな時になんや?」
『作り物の血で貴方は輸血した。
そしてもしその分の血を貴方から抜いたとするとするわ… その血は100%作り物の血と言えるかしら?』
リホ「つまり?」
『単刀直入に言ってグレーゾーン、白黒付けられない。龍の血が混ざった貴方の血がそうさせたのよ。
それと前に言ったわよね?
リホ「……………」
『責任を取って命を賭してでも殺しなさい。あんな
私は観望してるわ。鋼の戦士が身を削ってでも助ける程の価値を見てみたいからね…』
突然の脳内に直接声を掛けてきた◼️◼️◼️◼️◼️◼️の念話?は途切れ、その言葉はリホ指揮官に重くのし掛かる。
リホ「相応の責任と覚悟が必要か… はぁ…… 逃げてばっかりやったからな… 社長だった時も死んだフリして責任を精算しようってほんの少しだけ思ってたし…
命を賭してでも殺しなさいね〜…
あの化物、どんな手を使ってで倒すとしようかの…」
リホ指揮官は右手に