破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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バイオハザード編!

走れ!ペイロード!
あとパラケルスス!

唐突な展開注意!
そしてずっと前のフラグを回収!


黒い人形

 ペイロードは今、機密研究所内を走り回っていた。

 突然ヤツは現れたのだ。25mm徹甲弾をすぐさまヤツにプレゼントしてやった。対物ライフルそれも25mmをくらったら無事では済まない筈…。だった。

 弾丸は何かのシールドの様な阻まれ全く効いていない。それどころか黒い銃で攻撃して来たのだ。

 

ペイロード「はぁ… はぁ…、早くワクチンを取って持ってこないと行けないかのに…!」

 

黒い人形「パラケルススの魔剣を此方に渡しなさい。さすれば逃してあげましょう」

 

ペイロード「パラケルススは逃げたわよ!一人でね!」

 

黒い人形「この状況下で、まだこのような嘘を吐けるとは。適当に死なない程度に痛めつけましょうか…。」

 

 その事は知ってる。だがら自分が時間を稼ぎパラケルススに副武装で持ってたスコーピオンを渡し、彼女に切り札(パラケルススの魔剣)を取りに行かせたのだ。

 まぁ、自分が生きている間に間に合うか正直不安だが…。

 

ペイロード「(完全に攻撃を打ち消せている訳じゃない…!でも残弾が…!)」

 

 あの黒い人形もある程度は回避している辺り、100%威力を打ち消せている訳じゃ無さそうだが、此方の弾には限りがある。

 黒い人形が迫るなかペイロードは距離を保ちつつ退きながら足止めを繰り返しす。その意図に気付いたのか黒い人形の手を止めた。

 

黒い人形「時間稼ぎですね… もしかしてパラケルススの魔剣を使うつもりで?」

 

ペイロード「そうだとしても貴方に話す義理はありません!」

 

黒い人形「ここで殺してパラケルススを探した方が早かったですね…。」

 

 黒い人形はその場で銃を構えて自身の銃にエネルギーが充填していく。ペイロードは嫌な予感がし距離を取り近くの部屋に入った。

 

黒い人形「ブラックオベリスク…。」

(ドゴォォォォォォォンッッ!!)

 

 轟音、強烈な衝撃が伝わり部屋の壁は跡形も無く破壊され炎が辺りを覆っていた。ペイロードは幸いその中を平然と死神の如くゆっくり一歩一歩歩き黒い人形が近づいていた。

 

黒い人形「最後のチャンスです。パラケルススを渡しなさい。」

 

ペイロード「チャンスですか…ならその答えは

……こうしますッ!」

 

 ペイロードは今弾倉にある弾丸5発を早撃ち、黒い人形な平然と何かのシールドで弾を防ぎ、正確に放たれ弾丸はペイロードを襲うが横に素早く回避した。

 

ペイロード「(なんでコイツ弾切れを起こさない!もしかしてバルカンさんと同じ方法で?なら方法はあるけど… 謎のシールドで守られてるんだった!こういう時は…)」

 

 バルカンと同じ様な逆コーラップス技術を用いた弾薬精製機能があるならコーラップス液を狙えば… と破壊した後の自分はコーラップス汚染に耐えられるのか?やそもそも謎のシールドを破壊出来ない。黒い人形ねダメージをいれられない現状、八方塞がりといって良かった。

 

 仲間を呼ぼうにもマーダーはハンターyとの戦闘の途中、そしてバルカン達は今別の場所にいてくる事は出来ない…。

 

 更に地下の室内と言う事もあり逃げるにも限りがある。

 …つまり…。

 

黒い人形「鬼ごっこは終わりですよ?」

 

ペイロード「…まだ分かりませんよ?」

 

黒い人形「貴方は私にダメージを入れられない。そして弾丸にも限りがある。私に勝てる訳がない。」

 

 袋小路に迷い込み完全に追い詰められた。ペイロードは思考を張り巡らした。ここで何をしたらいいか?何をしたら助かるかを。しかし、何を考えても上手く行く気がしない。しかし最後まで時間を稼ごうと足掻くことを決意した。

 

ペイロード「秘密兵器なんて幾らでもあるんですよ… 黒い人形さん?」

 

黒い人形「もう貴方に用はありません。楽に逝きなさい。」

 

 もう時間稼ぎって事はバレていた事は明白だった。しかし、それでも数秒は稼げた。

 

 ペイロードは自身の情け無さと隊長としてこんな事しか出来なかったら事への後悔を心の中で呟いき、最後だと悟った。

 

(ギュィィィィィンッッ!!)

 

 甲高い金属音の轟音と青色の閃光、そして空気を震わせる様な激しい衝撃が辺りを覆う。壁には3〜4mの断面が赤熱化した大きな穴が空いていた。そんな威力にも関わらず黒い人形は仰向けに倒れ動かなくなっていた。

 

 その高威力のレールガンを放ったであろう張本人は赤色のバイザーを付け大きなレールガンを両手で構えていた。

 

パラケルスス「はぁ… はぁ… はぁ… ま、間に合って良かった〜… 」

 

ペイロード「遅過ぎます!って言うか当たったらどうしてたんですか!」

 

パラケルスス「壁越しでも見えるように識別反応のバイザーで確認したから大丈夫、大丈夫」

 

 黒い人形を戦闘不能に出来た二人はワクチンがあると思われる研究室へと足を進めた。

 

 




まぁ、謎の勢力はパラケルススを狙っていたようです。

そりゃ、大型E.I.L.Dとか異常なB.O.Wにダメージどころか致命傷を与える為に作られた携帯型レールガンだからね…

色々な勢力に狙われそうなヤツですな
良く考えて見れば…

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