山での訓練のタイムアタック登山、人形達は2時間と言う時間制限があり険しい山道を我先に走っていた。そんな中、バルカンは足を怪我した小柄な人形を背負い険しい山道を遅いながらも山を登っていた。
バルカン「あと少しで山頂か…!以外にキツい…!」
「す、すいません… 私の怪我のせいで…」
バルカンと言えど装備の重量30キロ、更に装備と彼女の総重量70〜80キロ、合わせて100〜110キロはI.O.P社謹製とはいえバルカンの足取りは険しい山道と言う事もありバルカンの体力を激しく削っていた。
そしてゼェ…ゼェ…と息を荒げながら山頂に着いた時には最下位になり時間に間に合うかどうか怪しい状態となった。
バルカン「こんなんで倒れたらマーダーの奴に笑われるな、こりゃ…!絶対ぇに連れて帰ってやるからな…!」
「もういいです!私のせいで遅れてもう一周ってなりますよ!」
バルカン「お前は気にすんな… あと半分だからよ!この程度でへこたれてられねぇからよ!」
バルカンは山頂に着くと休み無しで背負った状況で山を下り始めた。
足に100キロ以上の負荷、そして険しい山道、そして人を背負っている事もありボロボロになって行く。バルカンの愛銃 "M61A2バルカン" の1トン以上の反動よりは軽いが銃の反動とは違う負荷は登り以上のキツさを感じる。
もうタイムアタックどころでは無い、疲労が溜まり既に徒歩になり一歩一歩歯を食いしばりながら踏み締めて前に進んでいた。
登山開始から3時間後、先にゴールした人形達はワチャワチャと楽しげに話していた。
教官のジュリコも遅すぎる為、心配になり迎えに行こうとした時、一歩一歩踏み締めて怪我をした人形を背負いゴールへと向かうバルカンの姿が見えた。
周りが気づき騒めく中、周りの事が目に入っていないバルカンは気にも止めずゆっくりとゴール、バルカンはゴールした途端両膝をつき倒れ込んだ。
バルカン「き、きちぃ… はぁ…はぁ… や、ヤベェ… 」
「キャッ!足痛ァァ!響いた!足に響いたぁァァ!」
ジュリコ「
7「教官!足を怪我したのを助けてくれたんです…!通常なら彼女は2時間以内にゴールしてます!」
バルカンが背負っていた人形、RPG-7はこの発端を話した。
その事を聞いた教官のジュリコは疲れきって仰向けのバルカンを一度見てから全体に向かって大声で話し始めた。
ジュリコ「お前ら!この黒髪で眼帯してる人形、RPG-7が怪我をして歩けないでいる所を見て素通りした奴は手を上げろ!」
その問いにほぼ全員が手を上げた。ほぼ全員が足を怪我をしたRPG-7を放置して時間内にゴールを目指していた。
ジュリコは呆れた表情をした後怒鳴りながら全体に聞こえる様に話し始めた。
ジュリコ「確かに時間内にゴールする事は大切だ、そうしなかったらもう一周だからな。だがな… 私はこの怪我の事を何も報告もされてない…
怪我した人形がいるならその事を報告する義務がある、しかも1時間も時間があったのにも関わらず何もお喋りをしていたな?
お前らは怪我した仲間を見て見ぬフリした!そんな事態は絶対に実戦ではあってはならない事態だ!手を上げた奴ら全員訓練追加だ、訓練場20周走るまで誰一人帰るな…!」
ジュリコわそう言った後、バルカンとRPG-7に優しく話しかけた。
ジュリコ「バルカンとRPG-7… お前らは休め、流石に怪我人と怪我人背負って山を走った奴をこき使うような程鬼畜ではないからな私は」
RPG-7「分かりました教官… 今すぐ修復装置に入ってきますね」
バルカン「う、うん… 足ボロボロでキツい… 」
他の人形が走らされている中、バルカンは自室に戻りベットにダイブ、相当疲れが溜まっていたのか早く寝てしまった。
そして訓練開始から一週間後、謹慎中だが緊急招集が掛かり、バルカンとEA小隊は既存のハイエンドモデルの他にも未知のハイエンドモデルが多数確認、そして不明な超大型個体、通称『
…と言う事でRioneさん作『ドールズディフェンスライン』との大規模コラボ!
一話の冒頭を見る分かると思うがこの『破壊の嵐を巻き起こせ!』が生まれるキッカケとなった作品だせ!
マシンガンを崇めよ!マシンガンを讃えよ!
ズンドコズンドコ
他にも…
NTKさん作『人形達を守るモノ』
試作強化型アサルトさん作『危険指定存在徘徊中』ともコラボします!