五七五風にしてイクゥ!
鉄血基地領域…上空
緊急の任務の為バルカンは
バルカン「あぁ…頭痛えぇ。
オマケに頭に耳が生えるなんて…クソ!ペルシカめ!いくら勝手に出て行ったからってこんなのにゃいだろ!」
バルカンは手鏡で顔を見ながら頭を抱えた。
鉄血基地領域の鉄血人形製造工場の襲撃の為来たバルカンはペルシカのクスリにより身体に異変が起きていた。
バルカン「なんで
金髪の頭の上にピョコンとケモミミ(ネコ)が立派に生えていた。
にしてもいつもと様子が違う鉄血基地の領域にバルカンは首を傾げた。
もう鉄血勢力の領域にいる筈なのに対空攻撃1つもない
いつとなら近くの飛行場で着陸し戦いながら進むのだがヘリはもう鉄血の人形製造工場が見える距離まできていた。
明らかにおかしい状況にバルカンは考えた。
バルカン「おい、パイロット。本当にここ鉄血の基地の領域なのか?いつもなら対空ミサイルやら機銃やら飛んでくるんじゃないか?」
パイロット「俺だってここ鉄血基地なのかって疑問に思ったさ。でもいくらマップを確認しても鉄血の基地内なんだ…明らかにおかしいから本部に報告したらこうなった感じだ。」
バルカン「嫌な予感しかしねぇなこの任務」
パイロット「まぁ、攻撃は来ないし報酬はいつもの倍だから全然いいし。
おっとそろそろ着陸地点だ。お前の幸運を祈るよ。」
バルカン「分かった。アンタも帰り道に気おつけろよ。」
ヘリはヘリポートに着陸しバルカンは降りヘリは戻っていった。
鉄血人形製造工場のヘリポートから降りたバルカンは早速人形製造工場に入る事にした。
鉄血の人形製造工場は稼働してなく、ただ真っ暗でバルカンが中に入っても警報1つも鳴らなかった。
バルカン「おい…本当に鉄血の基地なのか?!不気味なくらい静かだな…お化け出そうだぜ。」
気味が悪くバルカンはライトを点けて散策を始めた。
通路を抜けエントランスホールに着くとそこには鉄血兵の残骸が大量にあった。
しかも何体か何故か抉られていて人口血液が辺り一帯に飛び散り鉄血兵の物と思われる機械の部品が散乱し、目の前にはR18のグロい光景が広がっていた。
バルカン「うわぁぁ…エグ過ぎるだろ。幾ら鉄血兵の死体でも中の機械をほじり出すのはな…
なんかSOPMODもやるけど一・二体で飽きるからな…」
死体を弄るって酷いことするな…とバルカンは思いつつ何かないか調べたが特に何も無かった。
そんなエントランスホールを抜けエントランスホールと同じ様な死体だらけの通路を進むと大きい何やら重要そうな扉を発見した。
バルカン「おぉ…何やら重要そうな扉だな。開くかな?まぁ簡単に開かないよな。」
開かないと思いつつゲートを開けるボタンを押すとゲートはゆっくりとぎこちない音を立てながら開ていった。
バルカン「マジで?開くのかよ。こりゃたまげたなぁ…」
部屋に入るとそこには空のカプセルと又もや死体が散乱していた。
しかし、死体をよく見ると恐ろしい事に気がつく。
バルカン「人間!?てっ…みんな死んでる。しかも正規軍の兵士か?何かに食われた様な噛みつきの跡があるな…」
このカプセルの中にいたヤツが正規軍の兵士達を殺害し喰った様だ。
丁寧に内臓は食べず周りの筋肉や脂肪を中心的に…
全体的にモザイク必須の光景だった。
バルカン「おい。この前の大男見たいな生物兵器は勘弁だぞ。」
バルカンの頭の中にはカプセル、人間が喰われる、その事からまた生物兵器かぁ…と思っていた。
バルカン「それにしてもなんで鉄血の人形製造工場に正規軍の兵士がいるんだ?まぁ後で報告しとくか…
ん?資料だな…」
バルカンは大量のある資料のある一部を見た。
名称
兵装 : レールガン式ガトリングガン
大型粒子ブレード
チャフスモークグレネード
後方支援から近距離戦、乱戦も出来るアタッカーを目標にして設計。
最近戦場で暴れているM61A2と呼ばれる戦術人形を解析しイントゥルーダーの骨格を元に製造。
レールガン式ガトリングガンにより高火力かつ高射速を実現を可能にした。
性格モジュールに不備により調整が必須。調整の為のカプセルから強制的に絶対に出さないように。
バルカン「ヤベェな!こりゃよ!レールガンのガトリング!ガトリングのレールガン?!最高すぎるだろ!
まぁ取り敢えずこの資料読みきれない量だから持ち帰るか!」
そんな細かい事考えられないバルカンは資料をバックに詰め込んだ。
時間が立ちバルカンはレーションを口にしようとしたがフッとある事を思った。
バルカン「それにしてもレーション不味いんだよな。そういや鉄血のレーションって食べた事無いな。もしかしたらあるかもしれん。食料庫行こう!」
鉄血のレーションを食べようと鉄血基地の食料庫を探しバルカンは歩き始めた。
バルカン「それにしても当たり一帯血塗れでエグいは…新手のハイエンドモデルなのか?でも流石に身内は撃たないだろうな。」
数分後バルカンは鉄血基地の食料庫の前の扉に着いた。
バルカン「扉は…ん?開かない…クソ!開け!ふんっ!」
全力で扉を引き扉は勢いよく開いた。
?「ヒャッ!」
バルカン「?…誰だ。」
突然の声の悲鳴にも聞こえた怯える様な声を聞きバルカンは周囲を見回す。
しかし、レーションの入っていると思われるダンボール箱の山しかなかった。
バルカン「?聞こえたのは確かなんだよな…気のせいか?」
注意しながらよく見ると1つだけガクブル…ガクブル…と少し揺れていた。
バルカン「あっ…いや気のせいじゃないか…」
そのダンボール箱を取り上げると…
デストロイヤー「こっ!来ないで!殺さないで!お願いだから!」
デストロイヤーが何故か涙で顔をグチャグチャにして怯えていた。
バルカン「は?!デストロイヤー!なんで…意味がわかんねぇよ。」
デストロイヤー「よく見たらI.O.P.の戦術人形?あっヤバイ…いや!この際関係ない!お願い!助けて!死にたくないよぉ!」
明らかに何かに怯えていた。
敵意どころか戦意すら無く助けを求めるという異様な状況にデストロイヤーに困惑しつつバルカンは質問した。
バルカン「おい何があったんだ?何に怯えてるんだ?」
デストロイヤー「ヤツが!ヤツが殺しに来るの!逃げ回って何とか巻いたけど…
とにかくヤツはサイコパスだからヤバイヤツなんだよ!」
バルカン「ヤツって誰だよ。」
デストロイヤー「ヤツって言うのは…」
?「何話してるのかしら?」
突然の後ろからの声にバルカンとデストロイヤーは声の聞こえた扉の方に目を向けた。
デストロイヤー「ヒィ!来ないでよぉ!殺さないで!」
怯えるデストロイヤーを無視し謎白い布一枚の女性に声をかけた。
バルカン「お前は何モンだ?てっいうかその格好…痴女かよ。」
謎の女性はレールガン式ガトリングガンを向けながら喋った。
バルカン「!?」
マーダー「仕方ないじゃない?服なんて無いし…
あっ!そっか貴方を殺せば服は手に入るわね。丁度サイズも良さそうだし!
じゃ殺ろっか!」
マーダーは笑顔で喋り引き金に手を掛けた。
バルカン「ふざけんな!」
怯えるデストロイヤーを無視しバルカンとマーダーは両者引き金を引き銃身を回転させた。
ガトリング同士の衝突により大惨事が始まろうとしていた。
高火力かつ高射速同士の戦いが始まる…
周りの被害がエグい事になるが被害なんて気にするな!
またコラボの依頼やこうしてほしいなどありましたらこちらまで↓
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何を倒してほしいですか?ちなみに5月17日にアンケート終了です。
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