私の上司は変わり者だ
記憶の無い私を部隊にいきなり組み込みグリフィンの輸送部隊を襲わせたのもそうだが積み込まれていた特殊兵装を「その特殊兵装、使っちゃってばいいじゃんルーキー」と指示したり…。
はっきり言うとひょうきん者で気まぐれ、マイペースな人だ
今、私の隣にいる【死神】と言うハイエンドモデルはかなり人見知りで余り喋らずその異様な外見と風貌は怖く余り近づき難い雰囲気を出しているが私に向かって「と、友達になってくれますか…?」と小声で言ってきたり、以外と可愛い
やっぱり外見じゃ分かんない事があんだなって思った
最近、大攻勢は失敗に終わり大量の被害があり押されているとの事、今回の私達の任務は敵の斥候部隊の排除、それとその地区の警備隊長を務める局地戦闘型の個体の
チーフ「何ぼ〜っと考えてんのルーキー?もしかして俺に惚れたか?」
ミニガン「んな訳ねぇだろ。私はレズじゃねぇ」
チーフ「ギャハッハッハッハ!そりゃそうだろうな」
あと目の前に居る私の上司こと
後、お調子者の皮肉屋な性格なせいか周りから避けられている
そりゃ当たり前だよな
私でさえたまに身の危険を感じるから当たり前か
うぉ、製鉄所の煙突と精製された液体燃料を貯蔵する大型タンクが並んで景色いいな
夜景とか凄そう
私達を乗せた輸送ヘリはヘリポートに続々と着陸し私達ハイエンド三人と鉄血の増援部隊がヘリから降り始める。
ここの警備をしているドリーマーと部隊の責任者のチーフはヘリの騒音の中、話を始めた
え?ヘリのローター音で聞こえないんじゃ?
鉄血ハイエンドだぞ?そこら辺の安価な人形とじゃ格が違う
騒音の中でも普通に会話できる
…というか騒音の中でも会話出来ないといけない
何話してんだろ
あの普通の黒色と何故か赤色が入ってるドリーマー
なんかイライラしてないか?
そらまぁ、初対面でもくイライラすんの分かるけどさ…
なんか最後辺りはドリーマーも呆れて勝手にしろ的な事を言ってヘリポートから出て行った
チーフ「ゴミ虫共の部隊が西の地下道に逃げちゃってさぁ!さっさと終わらして帰ろうかな!俺、ドリーマーは苦手だし」
ミニガン「分かったチーフ」
私は背中に背負っていたアタッシュケースを地面に下ろし【
死神はコーラップス技術で大鎌を作り出し偏差障壁とフォースシールドを一瞬だし正常に動くか確かめて戦闘準備を始めた
非常に優秀だが、一見するとお調子者の皮肉屋だが、そこには、狂喜じみた冷酷さも隠されている。
基本的にACVの主任とほぼ同じ性格だがガチレズで男には興味が無い
黒髪で黒目、そして黒いローブと黒一色の配色、そして異様な外見と雰囲気、そして能力から鉄血でも近づく者は少ない
だが、意外と寂しがり屋で友達を欲しがってたりする
ミニガンが最初の友達。
ミニガン
【傘】を打ち込まれたM134ミニガン。髪を白く色白になり目はオッドアイから金色に変わっていて記憶は消去され以前の記憶は無い。
強奪したコーラップス技術を使った特殊兵装である【
赤色のドリーマー
資源地帯の警備隊長
彼女の結末が分かっているのなら言わないであげて?
可哀想だから…