破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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少々飛ばします…

これ以上伸ばすとグダる予感しかしません

バルカンの視点でやります
(尚、ボロボロになり過ぎてスリープモードになりますが)

時間軸
ノアとリバイバー、そしてスミスと一緒にコキュートスで脱出!そして万能者の助けが入り戦闘中にバルカンは【雷槌(ニョルニル)】の暴走の反動の影響強制的にスリープモードになりました…


そして彼女は力の代償?を払う事に…


☆ 無意識の自我… 後日談1

「おい起きろスカタン野郎、お前の耳は飾りなのか?」

 

私は突然の罵声で目を覚ました

ちょっと待て、さっき私は身体の限界が来てスリープモードになった筈だが…

 

バルカン「……なん… は?」

 

目の前には自分がいた

いや正確には鉄血化した時の見た目の自分がいた

やたらと目付きが悪いが…

 

「弱ぇなぁ… 何敵を殺す事を躊躇してんだ?衝動に身を任せて壊せばいいのに」

 

バルカン「なんなんだお前は?いきなり悪口言って?」

 

「守れないなら奪えばいいだろ、やり返せばいい。鉄血がお前の大事な仲間を奪ったんだ、なら鉄血から何もかも奪い尽くせばいい。そうだろ?」

 

バルカン「なんなんだいきなり?人に説教見たいに話しやがって。お前はなんなんだ?」

 

いきなり説教みたいに話しやがって… なんで鉄血化した時の見た目してんだか分からない

ただ何なのか分からないのが君が悪いが…

 

「ワタシ?ワタシはまぁ… いつの間にかここにいた。いつの間にか自我があった。他にもいたけど気に入らないからぶっ壊した」

 

うん、取り敢えず危険な奴って事は分かった。

 

もしかして… ペルシカの言ってた廃人になるか多重人格になるか〜…とか話してた奴か?

 

「廃人?多重人格?まぁそうだと思うぞ、考えるのメンドクセーけどよ」

 

バルカン「私の中の事だから考えは分かる感じなのか」

 

「まぁ、最初に記憶があるのは【ka……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また目が覚めた。

不思議な感覚だった。

 

目の前にはペルシカがいた。それも深刻そうな顔して…

 

ペルシカ「お、起きたのね…!この指何本に見える?」

 

バルカン「一本」

 

ペルシカ「私の名前は?」

 

バルカン「ペルシカだろ」

 

ペルシカ「貴方の名前は?」

 

バルカン「M61A2バルカンだ、それよr…「良かった!!」…って、うわぁ!くっ付くなって!」

 

いきなりハグして来た。ちょっと涙目で…。

 

ペルシカ「暴走の反動で自我が無くなって植物状態に…。とか多重人格になって過負荷で死んじゃったんじゃ…。とか思って調べてたのよ!スミスに知らせないと!飛んで来るわね絶対に!」

 

バルカン「その前に経緯を話せよ、何がどうなってこうなった?それと作戦はどうなった?」

 

いきなり過ぎて状況が上手く理解できない。私はペルシカに状況説明をお願いした。

 

ペルシカ「そ、そうね。まず作戦から言うと万能者の助けに入った事で誰一人欠ける事なく無事撤退出来たわ」

 

バルカン「そうか… 良かった…」

 

安心した… 確かに正規兵?が出て来てそれからの記憶が無いからな。多分そこ辺りで私は意識を失ったんだろう。

 

ペルシカ「あと貴方の容態に付いてよ。5日間の意識不明、原因は暴走状態による電脳及びコア、義体全身の過負荷よ。その間、DG小隊とかBB小隊、キャロル指揮官とランページゴーストの三人も来てたわ…。

 

バルカン「そうなんだな… なんかごめん」

 

ペルシカ「そりゃ無理ないわよ。あんなモノ聞かされたら激怒するのは当たり前よ。スミスの言う通りもしアレで激怒しなかったら本当に酷い女よ」

 

バルカン「聞いたのか?」

 

ペルシカ「ええ、聞いたわよ。あんな奴は胸糞悪過ぎて速攻で削除したわよ」

 

バルカン「そりゃありがたい。正直脳に焼き付いて耳から離れないんだよ…」

 

あの録音はミニガンの最後の遺言、そして記憶を消される瞬間のミニガンとチーフとのやり取り… 消してくれてありがとうペルシカ。

 

ペルシカ「あと…貴方も予想が付いていると思うけど…… ミニガンは…」

 

バルカン「知ってる… これ以上は言わなくていい、大丈夫だ。直接会いに行く」

 

ペルシカ「大丈夫?」

 

バルカン「大丈夫だ。ナイフで刺されようが私の身体じゃ碌に刺さらない」

 

ペルシカ「貴方っ…!自分を大事にしなさいよ…!」

 

バルカン「今はどうk… いや、自分の妹だ。多少反抗されようが大丈夫」

 

あの録音の話はどうやら本当らしい… 想像したく無かったけど腹をくくるか…

 

ミニガン… もう二度と記憶が戻らないにしても私の妹って事は変わりないからさ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療室、そこには元に戻ったミニガンが手足をベット拘束されジタバタと逃げようとしている。

 

ミニガン「この… 鉄屑共と人間共が…!殺すなら殺せ…!」

 

そこには鉄血化が解除されても尚、グリフィンの職員や戦術人形を罵倒するミニガンの姿があった

 

 

 

 

 

 

 

 




コラボお疲れ様です…
(なんな一方的に終わってすまん…!)

お疲れ様って言っても後日談は後一話続きます…

そこで色々と話と補足、細かい所を書いて行きます…



バルカン、波乱の予感

そしてミニガンの記憶が元に戻らない理由は?

夏の暑さには気を付けようね!
青森県でも30°超えてますからね!


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