バルカン「よっ、ミニガン 」
ミニガン「お前…あの時のッ…」
手足を拘束具で拘束された妹のミニガン。正直言えば妹のこんな姿なんて見たく無かったが腹をくくり、覚悟を決めてミニガンに会う事にした。
バルカン「お前な、お前じゃねぇよ。姉の名前も忘れたのかよ」
ミニガン「妹?何言ってんだ?頭沸いてんのかお前?お前なんて知らないしあの時が初めてだ」
バルカン「(やっぱりか… 元のコアから鉄血のハイエンド仕様のコアに変えられたせいで記憶が戻らないって… )」
ミニガンのコア、それをチーフにより壊され、鉄血製のハイエンドモデル仕様のコアに変えられた。
コアを完全に別物に変えられたせいで記憶の修復、復元のしようが無い。バックアップも16Labo謹製であり機密保持の為に作られては無い。
その為かミニガンから【傘】ウィルスは抜け切ったとしても記憶は元に戻らない。
つまり簡単にあの時の事を言うならばチーフがミニガンの身体を弄り回しコアを替えた事を聞いた瞬間バルカンは激怒、そして【
その事をフラッシュバックしたバルカンだったが気を取り直しミニガンに話しかけた。
バルカン「なら最初は友達になってくれよ。それから妹に…」
ミニガン「なんで最初は友達から、そして恋人に… 的な感じで妹に…って言ってんだよ!それと私は鉄血だ!敵と友達となんか仲良くなれるかバカが…!」
前のミニガンよりツッコミにキレがあるようが気がするが取り敢えず元気そうで良かったと安心するバルカン。
まぁ完全に敵意丸出しだが…。
バルカン「そんな事言うなよ、な?」
ミニガン「武器さえあればお前なんて両断してやんのによ」
バルカン「(こりゃ今は無理だな… まだまだ諦めるつもりはないけどな)
…また来るからな!」
ミニガン「二度と来んな!」
まだまだ敵意が丸出しで話どころでは無い。このまま話しても駄目な気がした為、諦めずに手を伸ばし続ける事にしたバルカンは日を改めてくる事した。
鉄血工造、会議室にはドリーマーに向かって故意に誤射した悪びれもしていない
チーフ「元からあんな戦略送られたら負けんのは決まってる訳じゃない?だから核の
代理人「だからと言って味方に撃つ馬鹿が何処にいますか?だいたい
チーフ「あー、それ?だってあんな面白そうな獲物がいたら仕留めたいだろ?そうだろ!?アハハハハッ!」
代理人「
チーフ「分かった、分かった。言う事聞けばいいだろ?大人しくしてやるよ」
代理人は呆れつつ会議室から出て行った。
チーフ「キャロリン、例の奴、やっておいた?」
キャロル『はい、各戦力の分析は完了いたしまたが、オモイカネを破壊する為の兵器は未だ完成していません。まだかなりの時間がかかるかと』
チーフ「そうか、分かった。キャロりん…戦術人形と人間の可能性とやらはどのぐらいなのか…分かるか?」
キャロル『自らを滅ぼすと分かっていても争う事をやめない。やめられない愚かな存在。何故その愚か存在に可能性を求めるのですか?』
チーフ「これから、そのお前の言った愚か存在の可能性を目の当たりにするかも知れない。
まぁその前に俺達が死んじゃうかも知れないけどさ!ギャハハハハッ!」
コラボお疲れ様でした!
いや〜滅茶苦茶大変でしたが楽しかったです!
さて次回は400話目!
IFルートのお話を書こうとかと思っておりますぜ!