……
…私は…
ん?ここはどこかしら?
お菓子作りの材料屋さん?(錯乱)
あっ…ガッツリ拘束されてるわね。これは…
真っ白い部屋にイスに頑丈な鉄の金具で拘束されてるわね。
これじゃ脱出はできないし…
そんな事を思っていたらなんか白衣のダルそうな科学者っぽい女性が入ってきた。
あぁ…データにあったわね。
確か…ペルシカリア博士だったかしら。
ペルシカ「あら。起きてたの、確か…マーダーだったかしら」
マーダー「そういうアンタはペルシカリア博士?私を解析やら研究する気かしら。」
ペルシカ「あら…フルネームで言うなんてね。まぁ解析するならアンタを直してないわよ。悲鳴やらなんやらは流石に精神的にやられるから。」
マーダー「はぁ?直した?あら…確かに治ってるわやね。」
ペルシカ「最新の鉄血ハイエンドなんて早々に鹵獲できるもんじゃないもの…何人か鉄血ハイエンドを見てきたけどね。まだまだデータが足りないのよね。」
何人か鹵獲されてる?あら以外…
あと、まだまだデータが足りない?それで拘束されている?
嫌な予感しかしないわね。この状態は…
ペルシカ「マーダー…貴方には色々感謝してるわ。」
マーダー「は?意味が分からないわ?なんで感謝してんの?頭沸いてんじゃないかしら?」
ペルシカ「立場が分からないのかしら。まぁいいわ。色々と改造しまくったバルカンにリミッター解除まで使わせたんだから…
滅多にこういう機会が無いからね。
マーダー「あら〜…こんなにペラペラ喋っていいのかしら?敵なのよ?」
ペルシカ「まぁ貴方は鉄血もG&Kも関係ないんでしょ?バルカンの記憶回路見て知ったわ。敵も味方も関係なく殺したいんでしょ?」
確かに味方なんて居ないし殺戮は楽しいわ、あれが初戦闘だけど…
あとバルカン?…あの人形そういう名前だったのね…
私を倒した人形の名前は…
ペルシカ「今はまた電脳の負荷で倒れちゃったけど起きて貴方にあったら殴りかかるわね。」
マーダー「あっそう…散々煽ったからね。」
ペルシカ「貴方に試したいモノが沢山あるの。鉄血ハイエンドなんて早々に鹵獲出来ないからね。しかも最新の。」
ペルシカは白衣のポケットからサプリを出した。あっ…なんかヤバそうなピンク色してる…明らかにヤバイわね。
ペルシカ「色々と試作品渡してる所あるんだけど危険すぎる物は出せないの。いい被験者が見つかってよかったわ。」
マーダー「ちょっ!ちょっと待って!絶対ヤバイ奴よね!」
ペルシカ「そうよ(即答)文句あるかしら?」
さっきから感じていた悪い予感が的中!逃げないと流石にヤバイわよ!アレは!
マーダー「やめろ!来るなぁ!」
私は全力で抜け出そうとした。
なんなの?!この拘束具!抜け出せない!
ペルシカ「当たり前よねぇ。抜け出せる訳ないじゃない。」
初めて絶望した。これが私のカルマだとでもいうのか…(錯乱2回目)
マーダー「せめて効果だけでも教えくれ!何が起こるの!?あのピンク色してるサプリは!」
ペルシカ「あら、そうね。人形の感度(意味深)が凄く鋭くなる"おクスリ"よ。だいたい100倍くらいの。」
デデドン…!
もしこれが動画ならこういう効果音が聞こえるかも知れない。
てっ!言うかやめて!
怪しい微笑みを浮かべながら近寄らないで!
ペルシカ「じゃあ逝くわよ。」
マーダー「来るな!私の側に近寄るなああーーーーーーーーーッ!!」
このままじゃヤバイ!もう終わってるけど!
マーダー「許して下さい!なんでもしますから!」
その瞬間、場が鎮まり返った。えっ今度はなんなの?
ペルシカ「ん?…今なんでもするって言ったわよね?」
あっ…(察し)
死んだわね。(確定)
ペルシカ「なら…この"おクスリ"を飲みなさい。(無慈悲)
許して欲しいんんでしょ?大丈夫、死にはしないから…多分」
死刑確定…いくら抵抗しても無駄ね。
もっと人形や人間を殺したかったな…
この後、拘束された部屋からは女性の甘い悲鳴(意味深)が響き渡った。
誰もその理由を聞くのが気不味くペルシカに聞く事が出来なかった。
マーダー、ペルシカに遊ばれる(意味深)
バルカンを
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=213660&uid=255188
何を倒してほしいですか?ちなみに5月17日にアンケート終了です。
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鉄血
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人類人権団体
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その為(生物兵器、E.L.I.Dなど)
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地球防衛軍ごっこ(虫E.L.I.D性)