それと電子空間での【
勿論、電子空間なのでニョルニルは暴走しません
なのでご安心を…
バルカン「喧嘩だ喧嘩!これでお互いスッキリしような!」
ミニガン「お前を殺しまくって心をへし折ってやるよ…ッ!!」
バルカンが目覚めてから3日後、ミニガンの戦闘データを収集するという名目で電子空間
本当の目的は…
ペルシカ『さて… お互いの遺恨が残らない様に全力でやりなさいよ〜 この空間なら幾らでも全力出していいから』
死神『リーちゃん応援してるデースッ!』
ただ単に姉妹喧嘩する為だが…。
電子空間内が形作られていき、空高く高層ビルが立ち並ぶ街が精製される。
バルカンは雷光が身体を包み込み【
ミニガンはガンケースを自分の前に置いた後、ガンケースを開き【
バルカン「懐かしいな、一回姉妹喧嘩でこうなったの」
ミニガン「知らねぇよ、お前から行かないなら私から行くぞぉ!!」
バルカン「…! いきなり殺気全開じゃねぇか!」
ブースターで加速、そしていきなり身の丈程ある刀身のバスターモードで斬りかかる。バルカンは回避し振り返るとコンクリートの路面が砕け当たったらひとたまりもない事は容易に理解出来る。
そして更にブースターを吹かせバスターモードのままバルカンに横に斬りかかり、その大剣の隙をM134を片手で撃ち隙を無くす。
バルカンは横一閃を避け、銃撃を建物の中に入り込んで避けた。
ミニガン「死ぬェェェッッ!!」
バルカン「片手でそんだけ振り回せるのかよ大剣をッッ!流石は私の妹!」
ミニガン「ウルセェ!妹じゃねぇ!…さっさと爆ぜろッ!」
ミニガンは大剣を地面に勢いよく刺すと大剣から赤い粉塵が大量に生み出されビルの中に入り込む。
バルカン「な、なんだこりゃ?」
ペルシカ『避けなさい!死ぬわよ!』
バルカン「…!」
ペルシカの突然の通信にバルカンはブースターを全力で加速、ガラスを割り、隣のビルのガラスを突き破り飛び移った後、ブースターを使って外へとゆっくり落ち道路へ着地した。
そして振り返った時には自分が居たビルの1〜3階が盛大に爆発し崩壊、轟音を立ててビルは崩壊していいた。
バルカン「おいおい… 手加減無さ過ぎだろ! 」
ミニガン「…っ… まだくたばってなかったのかよ」
バルカン「妹が頑張ってんなら姉の私も頑張らないとなっ!!」
ミニガン「私はお前の妹じゃねぇって言ってんだろバカが!」
バルカン「煩い!お前は……!私の妹のミニガンだぁぁッッ!!」
ブースターで加速、真っ直ぐ突っ切りブン殴るバルカン、ミニガンは大剣を盾にガードするが衝撃を抑えきれずに後退する。バルカンは更に拳を握り締め連撃を決め更に攻め上がる。
そしてバレットブースターをバーストしバスターモードのレーヴァテインをブン殴る。流石に耐えきれずに吹っ飛ばされ背中から壁に衝突する。
バルカン「はぁぁッッ!!」
ミニガン「……グァッ!痛えじゃねぇか!」
バルカン「なんかすまん!後でアイスでも奢るッ!」
ミニガン「うるせぇぇ!」
喧嘩は更に加熱していく、そんな電子空間の様子を現実世界にいるペルシカと物珍しげに死神と一緒にパソコンの画面で見ていた。
死神「流石はミニちゃんデスね〜、片手で背丈程ある大剣振り回すなんて私に無理デス」
ペルシカ「予想以上ね、高層ビルを崩壊させる程だなんて…広範囲殲滅型だけあってあの時万能者と遭遇しなかったら地下組全員生き埋めになってたかも知れないわね…」
死神「実際その作戦だったデスよ。後退しながらポイントまで追い込んで大爆発ッ!って感じだったんデスけどね〜 あの粉塵レーダーに引っかからないからね」
ペルシカ「そうだったの?そんなベラベラと喋っていいの?」
死神「うーん…………デェェスッッ!!」
いきなりデェェスッッ!!と言う死神に困惑しつつペルシカは冷静に答えた。
ペルシカ「そのデスはなんなの?」
死神「・・・まぁ大丈夫デスよッ!」
ペルシカ「そ、そうなの?……
…さてと、暫く時間経ったらアレ投入してみようかしら、ふふ…」
死神「ぜ、絶対何かやらかす気デスな…」
この時のペルシカは黒い笑みを浮かべていた。姉妹喧嘩を強制的に終わらす『ある事』をする為の準備を始めた。
悪戯する気満々のペルシカさんは何かするようです…