そして良からぬ乱入者が現れる…
追跡者のダミー、そして集合体により基地内は荒れ果ててやっと瓦礫の撤去が終わりS13基地の戦術人形達とリホ指揮官はバーベキューの準備を始めていた。流石に戦術人形でも働き詰めでは気が滅入る為だ。
大量の段ボール箱には野菜や肉がギッシリと詰まっていた。
スパス「うおぉ!凄いですね!お肉と野菜がこんなに!?」
リホ「奮発して全部天然物やからな、思う存分身体を休めてくれや」
スパス「指揮官大好きありがとう!」
このご時世、高級品の天然物の食材なんて富裕層しか手の届かない品だ。まして戦術人形なんかの口になんか出来る機会なんか無い為憧れの物だ。
そんな物が大量に段ボール箱に詰まっているとなるとバーベキューの準備が捗り一人はヨダレを垂らしながら段ボールを運んだりとしてあた。
リホ「はぁ… それにしても基地ってこんなに修復したり直したりするもんなのかな?もっと作業効率上げなあかんな…、いかんいかん。仕事の事今考えちゃいかんな」
こんなに基地壊れたり、基地の修復工事してる事なんてない。
そんな事はともかく、バーベキューの準備は始まり各々のが天然物の肉や野菜を焼き始め肉のジューシーな匂いが辺りに立ち込め楽しいバーベキューが始まる。
リホ「やっぱ天然物… 合成品とは格が違い過ぎるわ… 肉汁といい肉厚といい…丹精込めて育てとるのが目に浮かぶ〜… 美味いぃぃ」
スパス「ングングング……ングングング……」
リホ「そんなガッツクなやスパスちゃん、味わって食べへんと」
スパス「
リホ「(まぁ、たまにはこういうのもええか… 肉体労働は相当キツイからの〜…肉だけに)
あっスパス、野菜も食わんと太るんやぞ〜!」
スパス「ングングング、ゴックン… 戦術人形なので大丈夫ですよ指揮官〜」
リホ「まぁ、そやな」
日頃の疲れを労うバーベキュー、取り敢えず深い事は気にし無い方向で行こう。
リホ「ええ具合に肉げ育ったる〜 ングング… やっぱりご飯と肉は最高やな!奮発して全部天然物を買ってよかったわ〜」
「こんな事準備してんなら俺も入れてくれよ〜 リホッチ〜」
リホ「…〜!」
一瞬後ろから自分の昔の上司のハイエンドモデルの声が聞こえる。自分の事をリホッチと呼ぶのはアーちゃんか… 奴しか居ない。
そしてこの基地の警備(結構なザル)を容易に抜け、舐め腐り一々人を煽り倒すような声は奴で間違いない…
リホ「何しに来た?
チーフ「いやいや、ちょっとね?ちょっとしたお願いがあってだな〜」
やっぱりや
黒髪ロングの白衣、そして手に持つタブレット…
これで鉄血の信号誤魔化して進入した感じやな
正直、こんな楽しい場面で来るのは悪意しか感じない
リホ「さっさと帰れ、鉄血に戻るつもりはないでウチ」
チーフ「邪険にしないで話を聞くくらいいいでしょ?提案だよ提案」
リホ「今ここで叫べばお前は死ぬで?」
チーフ「その前にお前の首をへし折れるんだな〜 ハッタリかまして時間稼ぎするつもりだったでしょ?
言っておくけどずっとアルケミストの諜報部隊が監視してるからなぁ?お前の行動はほぼ筒抜けなんだよ」
リホ「…!?」
チーフ「まぁ、まぁ、手は出す気ないから安心しろよ、万能者と関わってる厄ネタに手を出す訳には行かないからな… あ、肉食うね、…… 美味ッ!これ天然物だろ!……おっも話は逸れたな…」
一旦間を置き、改めて本題を言い渡した。
チーフ「S9P基地の研究データ諸々パクれるよな?アンタの演算能力と
リホ「無理や、自分で行けや」
チーフ「あれれ… 断っちゃっていいの?この基地、この地区ごとふっとんじゃうよ?」
リホ「さっさと失せろ道化」
チーフ「そう、分かったよ。3日後にここら辺に
楽しい筈だったバーベキュー、しかし思わぬ乱入者で異様な胸騒ぎが覚えるリホ指揮官だった。