電子空間内で貞子(3Dバージョン)の大群を追いかけ回されたらバルカンは部屋へ、ミニガンは監視室へと戻っていった。二人とも布団で包まって丸まりガタガタと震えて相当なトラウマとなっていた。
その事は一旦置いて置き、ペイロードはやっと幼女ボディから通常の義体へと移し替えられ10代後半の少女の姿へと戻る事が出来た。
ペイロード「…お姉さんに沢山頭をナデナデとハグされた記憶が… 今思えばなんか恥ずかしいですね…///」
ペルシカ「『お姉ちゃん大好きッ!』とか『もっとナデナデして〜♪』とか言ってたわね…」
ペイロード「それは言わないでください!!」
幼女からいきなりメンタルが元に戻った為、幼女だった時の行いが恥ずかしくなっていく。
ペルシカによりペイロードの弄りが済んだ後、ペルシカは話そうと思っていた本題へ移る
ペルシカ「今までの事を話すわね。まず……」
今までの出来事を話す、バルカンやミニガンの事、資源地帯攻略作戦の事、そして死神の事も…。
ペイロードが特に驚いたのは万能者が死神を蘇生させた事だった。
ペイロード「本当なんですか…!?正直余りいい気はしませんよ…!フレイムさんとデストロイヤーちゃんを斬り殺したのを見てしまったんですから尚更…!」
ペルシカ「すまないわね… あの時の死神とは全く違うとは言え恨んでいるのは当然よね…」
自分も死にかけ、仲間を殺した死神と一日一朝では和解は無理だと知っていたがペイロードの憎悪は予想以上に強かった。
ペルシカ「…最近ね、更に物騒になってきたのよペイロード、少数精鋭で強化装甲兵器を主な武器としたテロ組織、それと【ネフィリム】と名乗る教祖と謎の教団の存在… 正直言って面倒事が絶えないのは勘弁よ…」
ペイロード「私の居ない間に大変な事になってますね…」
ペルシカ「ええ大変よ?その不穏な二つの組織の情報集めないといけないから情報収集に部隊派遣したり集めた情報を整理したり… でもあの娘達に負担は出来る限り掛けたくないからね」
ペイロード「そうですか… 」
ペルシカ「でも安心しなさい。自分の身体は大事にするわよ。過労で倒れる気なんて更々無いからね」
流石に過労で倒れる気は無い。働き過ぎて倒れると心配する人がいるからだ。
ペイロード「大変な事になってますね… はぁ… 色々と気難しいです…」
ペルシカ「死神の件と言い、仲間の件といい本当にすまないわねペイロード…」
ペイロード「いえ… 大丈夫です… なんとか頑張りますよ…」