【歌】で感情リソースの一部を使い、精神を安定させ暴走を起こすリスクを限り無くし、低くする。そんなかなり滅茶苦茶な理由で今までカラオケすらやった事ないバルカンは歌わないといけない事になった。
そんな事でバルカンはグリフィン本部直轄の街の娯楽施設、そのカラオケルームを一日借り、ペルシカとバルカン、ペイロードと死神。
ペルシカ「〜〜……っという訳でカラオケルームを丸一日貸し切って貰ったわよ。存分に楽しみなさい」
バルカン「今考えたが休みたかっただけだろペルシカ」
ペイロード「そして何故私まで… それとなんで
死神「…………」
バルカンはそうでも無さそうだがペイロードは納得がいかない、最悪の気分だった。性格が変わったとはいえ仲間を目の前で斬殺した張本人が目の前にいるという事に。
そういう事もあり気不味そうに黙って端っこの隅で座っている死神。かなり気不味い雰囲気でカラオケが始まった。
ペルシカ「貴方からやりなさい。貴方の為に貸し切り状態にしたんだから。後、多忙過ぎて疲れたから休みたかったからね」
バルカン「遂に本音言いやがったよ」
ペルシカ「一応、新しい試みで実験データが欲しいからその必要費用って事で難しい言葉並べて費用掻っ払ってはぐらかすの難しいのよ?だからさっさとやりなさい。私はデータを取りながら休んでるから」
バルカン「何この天災… いつか私に効くくらい強力な媚薬かなんか作って飲まされそうで怖いんだけど」
ペルシカ「それもいいわね、今度やりましょう」
バルカン「いや、マジで止めてお願い」
本気でやりそうで怖い。思ったバルカンは色々と剣呑な雰囲気の中だが、やらなければならなく曲を選び、曲を掛かると歌い始めた。
バルカン「〜〜〜…♪〜〜〜…♪」
モジモジして恥ずかしそうに歌っているバルカン、そしてペルシカは端末を見ながらバルカンの状況を確認しつつ、注文したフライドポテトを食べていた。
ペルシカ「ん〜… 恥ずかしがらないで歌って?さっきから緊張しまくってあんまりいいデータ取れないのよ」
バルカン「こういうの初めてなんだから仕方ないだろ…///」
ペルシカ「それもそうね、死神ちゃん?」
死神「…? なんデスか?」
ペルシカ「歌とかよく歌ってるでしょ?今できる?ペイロードの事は安心しなさい。手出しなんてさせないから」
死神「わ、分かったデース…」
さっきからイライラしてる顔から真顔になり冷静を無理に装っているペイロードだった。
カラオケ端末から曲を選び死神はマイクを持ち、曲が掛かると歌い始めた。
死神「〜〜…♪〜〜…♪」
その曲はかなりテンポの速い曲、かなり早口になり難しい曲だが余裕で歌っていた。彼女の明るい声でその場のテンションは上がっていく。
だがペイロードだけは変わらずに終わって欲しそうにしスマホを弄り始めていた。
ペルシカ「かなり上手いわね… はぁ… ペイロード、貴方と一曲歌いなさい。今日は貸し切りなんだから…」
ペイロード「今の私はそんな気分になれないですよ」
ペルシカ「はぁ… 確かにあの事を根に持つのは分かる。けど今はそういう場では無いから。彼女はもう人間程の身体能力しかない元鉄血ハイエンドモデルよ。こんなか弱い彼女を倒したとしても、復讐にもなんにもなりはしないわよ」
ペイロード「………分かってますよ…!
…でもどうしろと!?私の目の前で仲間を斬殺した奴がもう無力化したから大丈夫って納得出来るわけないですか!この私の行き場の無い怒りをどうしろって言うんですか!?私は認めません、絶対に復讐してやります……!」
そのペイロードの言葉によりカラオケルームは一瞬にして静かになった。
死神に対しての思い
ペルシカ
普通に接してる
バルカン
?
ペイロード
復讐の対象、仇