新興宗教の教祖がまさかのS13基地のリホ指揮官に似ていた。ただ似ているとは片付けれない程に彼女は似ていた。銀髪に金色の目、肌の色は鉄血特有の陶器の様な肌では無く、普通の少し色白な肌をしている。
ネフィリム「どうした?我の顔がそんなに物珍しいか?」
ペイロード「は、はい… 友人に凄く似ていたのでついまじまじと見てしまいました… すいません」
ネフィリム「似ている?…我と同じ顔をしている者がいると言うのか… 護衛の任が終わったら詳しく聞かせてくれ。その者に興味を持った」
ペイロード「は、はぁ〜…」
古風な喋り方で少し上から目線、しかし余り傲慢と言うわけでは無く謙虚だった。
死神「(なんか変な人デスね… )」
バルカン「(変って言うなよ、どうせ神に祈れば救われる〜 だの言う輩だから仕方ないかもしれn…)」
ネフィリム「おい、我の耳に聞こえぬとでも思ったらか?」
バルカン「あはは… ごめんな〜」
死神「ごめんなのデス〜」
至近距離でしか聞き取れない程小さく小声で話していたつもりが聞かれていた。
ネフィリム「まぁ、いい。そこの金髪、名はなんて言う?」
バルカン「私の名前はM61A2バルカンだ」
ネフィリム「そうか、分かった。所でお前、
バルカン「いや、会ったのは初めてだと思うが?」
ネフィリム「そうか… 記憶にある限りで似ている金髪が朧げに記憶にあるのだがな〜…」
首を傾げて考えだすネフィリム。
そして暫くすると何がを語り出した。
ネフィリム「…我が記憶にあれのは薄暗い地下、そして走っている列車、金髪と銀髪、銀髪からレーザーが放たれ当たった。その後に違う銀髪が突然現れて何か大きい物がぶつかり、爆発、そして我の意識が途絶えた。
まぁ、そんな所だ。まぁ、まだ我が産まれて間もない頃の話だ。思い違いもあるかも知れないが、なにか分かるか?」
バルカン「?…すまん、分からん… 」
死神「全くなんなのか分からないでデスね〜」
ペイロード「なんなのか全く…」
そのネフィリムの言葉にちょっとだけ引っかかる所がある。だがそれがなんなのか分からなかった為バルカンは口に出さない方にした。
グリフィン本部訓練場、そこには深夜に一人で訓練しているマーダーの姿があった。
マーダー「(悔しいけど… 私が居ない間にあんなに強くなっちゃって…)」
狂っているがプライドが高いマーダーは努力している所を見られるのは嫌だった。
ただ、このままナイトメアやバルカン、ペイロードが強くなっていき。何処か遠くへ行ってしまう。そんな気がしたから自分も強くなろうと努力している。
グリフィンCQCの基本、からハンドガンやアサルトライフルでの戦闘、戦術まで徹底的に…。
マーダー「このまま負けたままじゃいられないわよ… ギャフンって言わせて思いっきり顔面踏ん付けてやるわよ、アハハハハ!」
ただし、性格は良くならないが…。
ネフィリムの正体ってなんだろね?
そしてマーダーの努力