破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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一応、護衛任務の後日のお話


ハロウィン番外編1 猫ちゃんが嫌いな人はなんて居ないでしょ?

ハロウィン前日、16Laboではバルカンがペルシカに呼び出されて研究室にいた。

 

バルカン「なんだ?ペルシカ。いきなり呼び出して」

 

ペルシカ「ちょっとしたアップデートの様な物だから大丈夫よ。

明日には… 影響は〜… ないわね多分… ない」

 

バルカン「そ、そうなの…… か?(なんか嫌な予感するけど仕方ないか〜…)」

 

ペルシカ「取り敢えずスリープモードになってね。明日には目覚める様に設定するからね…」

 

バルカン「わ、分かった。(大丈夫だよな… 少なくとも試験薬で【自主規制】なったり【自主規制】なったりはしないからな)」

 

色々な試験薬や実験に付き合わされているバルカンにとって慣れしかなかった。

例えば媚薬を飲まされたり、ムチムチになったり、猫化したり、犬化したり、狐化したり…。

まぁ、ちょっとした物なら大丈夫か。そう思ったバルカンひスリープモードとなりゆっくりと目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハロウィン当日

 

ゆっくりと目を覚まし起き上が……

 

バルカン「にゃ?(え?)」

 

目を覚ましたら目を覚ましたら背が縮んでいた。そして何故か四足歩行?になっていた。そして近くにあった鏡で恐る恐る自分の姿を確認……。

 

バルカン「ニャッッ‼︎ウニャァァァアアッッ!!(なんだよコレ!何これなんで私が猫になったんの!?)」

 

余りにも突拍子も無い出来事に動揺するバルカン(猫)

自分が猫になるなんて…。

 

因みに虎柄ぇ左が赤と右が青のオッドアイの可愛い猫にバルカンはなっていた。

そんな猫と化してアタフタしてる中、ペルシカが入って来たそして突然小さくなったバルカンの身体を抱き抱えた。

 

ペルシカ「あら、可愛い…///」

 

バルカン「シャァーーッ!…フニャァ……///(ふざけんな!噛み付くぞコノヤロウ!あっ… そこ止めてなんか気持ちいいから…///)」

 

ジタバタ暴れるがペルシカは顎や頭、尻尾の付け根を撫でたり軽くトントンしているとバルカンは力なくぐったりとし始めた。

 

バルカン「にゃ〜〜…///(そ、そこ…♡ 気持ちい…///)」

 

ペルシカ「新しい義体、気に入って頂けたかしら?バルカン」

 

バルカン「にゃぁ〜…(それは無い、元に戻せよ)」

 

ペルシカ「気に入っちゃったの?なら今日はこのまま猫のまま過ごすといいわ。うふふふ」

 

黒い笑美を浮かべていた。完全に乗せられた。昨日感じた悪い予感は見事に的中した。

 

ペルシカ「取り敢えず私は仕事あるから外で遊んでなさい。スミスにくっついて遊ぶのもいいんじゃない?この姿ならイチャイチャしても恥ずかしくないでしょ?」

 

バルカン「にゃッ!うにゃッ!(ちょっ!まて!)」

 

抱き抱えられたバルカンはそっと研究室の前に下され、研究室から追い出された。

 

バルカン「にゃ〜(どうしよう… こんな姿誰にも見られたくないぞ私)」

 

困惑する中、取り敢えず自分の部屋に篭ろうと猫となり小さくなった身体で移動し始めた。

 




バルカン(猫)
虎柄で左が赤で右が青の可愛い猫と化したバルカン

ペルシカ
元凶、猫好き、天災
猫が嫌いな人なんていないでしょ?(IDWを撫で回す)

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