物語は護衛依頼に戻ります…
一応、時間軸はハロウィン前ですぜ…
教祖ネフィリムとの面会が終わり、護衛する車両に乗り込んだバルカンとペイロードと
目的地は都市部、そこで権力者との会談を行った後に買い物を楽しみ戻る予定らしい。
その送り迎えの護衛が任務だった。
そして都市部までの道路を2台の護衛車両に挟まれながら黒い高級車は護衛されながら走っていた。
バルカン「アイツ何者なんだろな… 教祖って言うから胡散臭い奴かと思ったらそうでもねぇしよ」
ペイロード「そうですね、高圧的な態度で取ってくるかと思ったんですけどいい人ですね… まだ分からないですけど…」
まだ一回会っただけでは判断は出来ない。性根を隠していると思われる。
死神「あっ、そうデス!
この任務が終わったらミニちゃんの外出許可取をお願いして一緒に色々と遊ぶデスよ!」
バルカン「そのフラグは止めろ!死ぬぞ!」
ペイロード「この任務終わったら〜… は不味いですから死神ちゃん!」
死神「そうなんデスかぁ?それは知らなかったデス、今度から気を付けるデス!」
死亡フラグを知らずに言うが二人に止められた死神。
そして、高速道路に語録車両が入る。ゴツい護衛車両2台に挟まれながら走る黒塗りの高級車はかなり目立っていたが、その護衛車両の威圧感からか、一般の車両は道を避けたり先にスピードを出していったりとしている。
バルカン「帰ったらハロウィンかな〜… 今年はどんな仮装しようかな?あと、スミスが喜びそうな仮装はなんだろ… 、男の人が喜ぶって言うとやっぱり際どい衣装になるのかな…」
ペイロード「普通の格好の方がいいじゃない?スミスさんならバルカンさんの仮装ならなんでも喜んで貰えそうだし」
バルカン「そうかな、なら普通に獣人でケモ耳やら尻尾付けて終わりでいいな」
死神「仮装ですか〜… なら私は赤頭巾ちゃんの仮装したいデスな!オオカミはミニちゃんで!」
ペイロード「私は〜… ゾンビの格好ですかね〜 お姫様も良さそうだけど敢えてね」
この時、バルカンは夢にも思わなかった。ハロウィン当日に
そして何事も無く、送りの護衛が終わると思われていた時、護衛車両のレーダーに突然不審な反応が現れる。
ペイロード「レーダーに反応、大型の輸送ヘリです。磁場反応もあってかなり重いモノを運んでいますね…。
…って真っ直ぐ此方に向かって来ます!」
バルカン「分かった!外出て確認する!」
死神「一緒に行くデス!」
バルカンは装甲車両の天井の出入り口を開け走っている中外に出た。死神は首を出して確認。
そして二人はある光景を目の当たりにする。
大型のヘリに繋がれた下半身がタンクのP.A.C.Sが高速で此方に突っ込もうとスラスターを吹かせているのが道路の直線上から薄っすらと見えた。
バルカン「おいおい… アレがそのまま突っ込む気か?ふざけんじゃねぇよ」
死神「遠くから見た感じでデスけど大きい… ヤバいデスな」
バルカン「はぁ…、面倒だか… ペイロード、死神!私、一丁暴れてくる!」
バルカンな道路を走る護衛車両から飛び降りた瞬間に【
バルカン【雷槌】vs突貫中のタンク型P.A.C.S
どなるかな?