突然の強襲、なんの小細工も無く真っ直ぐに大型輸送ヘリに繋がれて突っ込んでくるタンク型P.A.C.S。バルカンはその姿を遠くから見ると否や、護衛車両から飛び降り【
バルカン「ありゃァァァァァアッ!!」
バルカンは空中で3回転し姿勢を整えてブースターを吹かしながらドロップキックをP.A.C.Sの上半身に叩き込んだ。その衝撃に装甲は凹み道路へ落下した。
想定以上の衝撃が加わったらしくヘリは接続を切り上りなんとか持ち直してホバリングを続けて、タンク型P.A.C.Sはをガトリング砲を片手に装備し、もう片方にはセンサーの様な物が付いた機関砲を装備していた。
バルカン「やりあうってか…。なら手っ取り早く終わらせてやるよ!」
バルカンは、腕部ユニットのハンマーパーツを手動で動かした。そしてそして地面に思いっきり殴り付けてP.A.S.Cを覆う程の衝撃で土煙を発生させた。
バルカン「視界さえ無けりゃ当たらねぇだろ!こんなデカブツじ尚更な!」
大きい機体、更に命中精度が低いガトリングでは土煙で視界が悪い中では当たり辛い。弾幕を張っているとは言え【雷槌】のスピードが有れば、この状況化で弾幕を掻い潜る事が容易だった。
近づいて近距離に持ち込み至近距離で攻撃すれば簡単に終わる。バルカンは更にブースターを吹かし加速する。
しかし、予想だにしない事が事態が起きる。
土煙が漂う中撃ってきた。しかも正確に。
こんな正確に撃ってくるとは思わず横に回避、更に追撃に撃って来た為距離を取り攻撃を止めた。
土煙が晴れタンク型P.A.C.Sの姿が見え、片腕に取り付けられたセンサーの様な物が付いた機関砲の銃口から硝煙が上がっていた。
バルカン「チッ… 対策されてたか…!」
原理は今はどんな物か全く分からない、しかし土煙の中でも正確に射撃してくる。と言う事はセントリーガンの様な物だとは想像付いた。
バルカンは態勢を整えた後、地面を思いっきり踏み締めた。細かな瓦礫を宙に舞った瞬間に掌底をかましてアスファルトのツブテを散弾の様に飛ばす。その攻撃に構わずにガトリングを放ち弾幕を張る。
すぐ様弾幕を避けつつ、何か出来ないか考えている最中真上から大きな声が聞こえる。
死神「デェェェスッッ!!」
その声の正体は死神だった。真上から大鎌を振り下ろしながら背中のブースターで加速、苦戦を強いられる原因となっていたセントリーガンの様な機関砲を持っていた片腕を切断し、タンク部分の刃が半分突き刺さる。
死神「
普段と変わらないデスボイスの死神、その後死神は大鎌を引き抜こうとするが深く突き刺さり必死に抜こうとするが抜けない。
死神「ちょっ、ちょって待つデス!…え、あ〜…デェェス!!」
バルカン「お前… ナイスなのかどうか分からねぇ…」
本当にコイツがEA小隊を壊滅までに追い込んだ奴なのか?と頭を傾げたバルカンだった。
死神参戦!
万能者の手で復活をしているのでスペックは…